西穂高岳
- GPS
- 30:24
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,537m
コースタイム
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 4:18
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 10:08
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
西から東から、長野県に集まって毎年一度登山するイベント、3回目。
早朝3時過ぎに名神の起点西宮インターを出発し、途中休憩を挟んで9時過ぎ、約6時間で沢渡へ到着。
さわんど大橋近くの駐車場で、二日分の料金1,200円を支払い、パートナーを待ちます。沢渡でも1,000メートルくらいあるはずなのに、すでに暑かったです。
無事合流したタイミングで、別の二人組と相乗りしてタクシーで上高地に行くことになりました。
タクシーは一台4,200円なので、一人頭1,050円になり、バスの1,250円よりお得になります。運転手さんの案内付きで、焼岳や大正池の説明、上高地帝国ホテルの赤い造りなどいろいろ話してくれました。
バスターミナルから西穂高岳登山口までは、少し戻らなければならないのですが、せっかくなので遠回りして、河童橋から回ることにしました。
上高地、河童橋、梓川…
山をやり始めた時はどこか縁遠い場所のように思っていましたが、まさに今そこにいるというのは不思議な気分です。
河童橋を渡り流れの速い梓川に沿って歩き、ウェストンの碑を過ぎると、門のような東屋があり、そこがまさに登山口なのでした。
登山届けを出し、歩き始めます。道は、山荘直下の焼岳分岐まで一本道です。木の階段や木道など整備されています。
寝不足の体に暑さがこたえます。ある程度の高さまでは、ドコモの電波がビンビンで仕事の電話に悩まされ、虫にまとわりつかれながら、水場に着き腹ごしらえをして、山荘まで登りました。
上高地からよりは、新穂高温泉のロープウェイから登ってくる人が多いようです。子連れも、ロープウェイからなら手頃に登れます。
小屋では場所によってはドコモの通信通話が可能で、なかなか下界から解放されませんでした。平日の金曜なので、周りにも仕事の電話をしている人たちが何人かいました…。みな登山服をまとい、仕事口調で話している姿はなんとも滑稽でした(自分含め)。
翌朝、6時の朝食をとり、7時前に出発です。
いきなり急登で丸山へ出ます。いくつかのピークが見え始めますが、ガスがかかっておりなかなか全貌がわかりません。
独標の手前の急登からポールをしまって、手を使って登るシーンが増えてきます。独標から先は完全な岩場ですので、独標をゴールにする人も多いようです。
8峰のピラミッドピーク、4峰のチャンピオンピークなど、越えたり巻いたりしながらだんだんカウントダウンをして行くうちに、とうとう西穂高岳のピークに達しました。
山頂では、ずっとガスがとれず、奥穂高岳までのルートは見えず、槍ヶ岳や富士山も見えずじまいでした。唯一、雷鳥がひょっこり現れて、砂浴びをしているのを見ることができました。
40分くらい待ったのですが、ついぞ眺望は開けず、下山することにしました。
我々より少し早く着いていた方はガスが切れたようでしたが、これはタイミングですね。
北アルプスでの岩陵帯を体験することができ、景色を除けばいい山行でした。西穂高岳から奥穂高岳まで縦走できるよう、もっと体力をつけなければなりませんね。
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