赤湯温泉から苗場山へ
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,795m
- 下り
- 1,786m
コースタイム
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 11:00
天候 | 八合目辺りから薄日が差しはじめ、苗場山山頂では晴れてくれました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所は有りませんが、昌次新道を下る場合は滑りやすいので降雨後は注意。 |
写真
感想
祓川ルートでは一度登っているので、今回は赤湯温泉経由ルートにトライしました。
小日橋のたもとで駐車し、空模様が怪しい中に不安を抱えながら林道を歩きました。棒沢橋からはいよいよ山道となり、木の根の中を登っていくうちに鷹ノ巣峠(手前の見晴らしで勘違いして休憩してしまった)、ここから延々と山の中腹を西に歩いて1.5時間で赤湯温泉に到着です、明るいうちに着けてほっとしました。
この日最後に着いた私は川の温泉にゆっくり入り、既に食事中の宿泊の皆さんから遅れて食堂に入りました。(東京から来られた女性ツアーの皆さん、栃木県人3人組、地元湯沢の女性登山ガイドさん、宿主の山口さんで夕食、いろいろ山の話を聞きながら赤湯温泉の楽しさを味わいました・・・流石に新潟県は美味しいナス料理のバリエイションが豊富だな〜と感心)
翌日はぽつぽつする程度の雨の中を出発(馬の毛のお守りを頂いた宮さんありがとうございました)、山口館の脇を流れる河原(清津川)をしばらく登り、橋を渡って登山開始かと思いきや、赤倉山分岐を右に下り、サゴイ沢の橋を渡り、ここからが本当のスタートでした。
樹林の中とはいえ、小雨が降り続いているので、まだ雨具は着たまま沢に沿って進みんで行きました(薄暗い林の中では青いアジサイの花には慰められました)
水場では冷たい水を補給をしながら宿で用意してもらったお握りで朝飯(ごま塩のでかいお握り2個完食+佃煮・・・美味かったです)これで腹いっぱい、元気いっぱい。
緩やかな登山道をフクベノ平からしばらく行くと北に向けて急登が続きました、ここがしんどかったですね、地図では1500mから100m程上がる地点です。尾根に出てからはシラビソの大木の中を縫うように進みました、時々日も差し始めると気分も高まってきます、歩き始めて3時間程ですので丁度体も慣れてきたのかな。シラビソ廊下を気持ち良く進み森林限界を超えた途端、目の前に最後の壁が立ちはだかりました(そんなに大げさなものでは無いのですが、疲れた体には応えます)
とうとう登り切ると苗場山頂きの端に出ました、キンコウカの香りがたちこめる中、ワタスゲ、チングルマがお出迎え、とうとう到着。
昨夜の雨で水は豊かに流れており、続く木道の先は時々ガスが切れて青空も見えて来ました、下界が雨でも山の上にはご褒美があるものです。苗場山の上は結局私一人だけ、昼食をとりながらゆったり雲が動いていくのを見ていました。
帰りは小日橋までピストンの長丁場、転ばないように気をつけて下りていきました。しかし長い、林の中の道が続くので眺望は無し、その上に天気が悪いときたものだから余計に距離が長く感じました。サゴイ沢を渡る橋の上でたまたま釣り人が大きな魚を上げているのを見ましたが、こんな山奥にも魚がいるのに驚きました。
赤湯温泉で一息いれ、お礼を言って宿をあとにしました。
昌次新道お疲れ様でした。
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