槍の穂先へ 芦別岳（旧道〜新道）

2017年07月30日(日) [日帰り]

• GPS: 08:56
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,703m
• 下り: 1,704m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:37
• 休憩: 0:19
• 合計: 8:56

距離 16.2km 登り 1,703m 下り 1,704m

4:46 太陽の里ふれあいの家
10:54 11:09 芦別岳
11:38 雲峰山
11:57 11:58 熊の沼
12:04 半面山
13:29 13:32 新道登山口
13:42 ゴール地点

3週続けてびしょ濡れですよ。朝の藪漕ぎはしばらく遠慮します。

天候

ガス〜晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

太陽の里ふれあいの家の駐車場に止めました。最終コンビニは国道から富良野スキー場に入って太陽の里方面に左折する手前にあります。ふれあいの家のトイレは朝は閉まっているので注意。

コース状況／危険箇所等

旧道は高巻きの道はけっこう傷んでいます。足元が崩れるところも。ユウフレ小屋分岐からは朝は下だけカッパ履いた方が良いです。北尾根は笹刈りしているところもありますが、していないところは背丈ほどの藪漕ぎもあります。キレット部分は一部ザレているところもありますので注意です。

その他周辺情報

富良野近辺の温泉は混んでいたので帰り道に他の地域で入りました。

写真

7/30 4:10

到着時の芦別岳。富良野からのガスが上がってます

7/30 4:10

右が夫婦岩かな？

7/30 4:45

旧道は羆様が怖い。明るくなってから出発です

7/30 4:49

鹿避けのゲート。この先にも駐車場はあります

7/30 5:17

先は長そう。先行者は1時間前に3名。少し安心しました

7/30 5:37

これが例の丸太かな？と勘違いして渡ったら道はなし。上流にビンテが見えたのでそっちで左岸に戻ろうと進みましたが

7/30 5:51

結局渡れず戻る羽目に。早めに先行者の近くまで行きたかったのですが痛いロスです

7/30 6:33

この後もちょっと間違えましたがなんとか高巻きも終了。ますますヒグマ様の出そうな雰囲気。時折笛を吹いて進みます

7/30 7:19

エゾアジサイばかりでしたがたまに高山植物もあります

7/30 7:32

女性二人組の先行者に追いつきます。話し声が賑やかなので心強いです(笑)これは槙柏山かな？御茶々岳かな？

7/30 7:58

夫婦岩。まだまだ富良野側からのガスが抜け切れません

7/30 8:06

北尾根に出ました。中天狗岳がカッコいいです

7/30 8:10

笹刈りはしてる場所もありましたがしてない場所はこの通り

7/30 8:11

小さな池がありました

7/30 8:12

夫婦岩もはっきり見えてきました

7/30 8:16

あの岩肌剥き出しのギザギザが崕山らしいです

7/30 8:22

トンボと一緒に休憩。稜線から山頂まではトンボが多かったです

7/30 8:36

朝露がたっぷり

7/30 8:50

エゾウサギギク。最近良く見ます

7/30 9:00

ポントナシベツ岳。これも大槍があるね。芦別岳周辺の山は尖がってるのが多いですね

7/30 9:01

芦別岳はこっち方向のはず

7/30 9:03

ん？あれか？こんにちは

7/30 9:04

あらら。この照れ屋さんめ

7/30 9:11

北尾根でもう一人の先行者に追いつきます。藪こぎでずぶ濡れでした。今度は私が露払いの番です

7/30 9:35

クルマユリは初めましてです

7/30 9:48

おぉ！キタキター！これを見に来たんだよ！まさに槍ですな

7/30 9:52

ぼちぼちキレットに向かいます。急なアップダウンを繰り返します

7/30 10:06

来た道を振り返る

7/30 10:09

ウラシマツツジは2ヶ月後には紅く染まるんでしょうね

7/30 10:12

ちょと緊張した痩せ尾根。5mくらいですが中腰で片手付いて歩きました

7/30 10:18

チシマギキョウ

7/30 10:24

ミヤマオグルマ

7/30 10:24

クルマユリ。もしかしたらコオニユリかも

7/30 10:24

チシマフウロ

7/30 10:28

もう少しです

7/30 10:30

最後の上りの前にお花畑で癒しの一時

7/30 10:35

歩いてきた稜線

7/30 10:48

最後の急登は岩を掴みながらよじ登る感じ

7/30 10:53

登頂。新道からはけっこう登山者がいました

7/30 11:16

下山する新道の道が見えてます。ご飯も食べゆっくり休んだので下山します

7/30 11:30

急登を下りて雲峰山とのコルから振り返る

7/30 11:40

夫婦岩。この角度だと北峰が寄り添ってるように見える

7/30 11:51

クマモニガナかハナニガナ

7/30 12:53

シロバナニガナかハナニガナの白バージョン。違いが分かりません

7/30 12:53

シロヨメナかゴマナ

7/30 13:37

下山。キャンプ場から芦別岳を振り返る

7/30 13:37

夫婦岩

撮影機器：

NEX-5T SONY

SO-01F Sony

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ポール

感想

kaminarijima

ニセイカウの林道の鍵番号を聞くのを忘れたので急遽芦別岳へ。旧道からの山容が素晴らしいとのことなので、旧道から新道の周回コースを選択しました。
旧道は思ってたより整備されていて、目印も小まめに付いていました。それでも2回道を間違えていますけどね（笑）高巻きの道は思ってたより高低差がきつい登山道です。足元も悪いのでペースも上げるに上げられません。
三段滝で間違えて滝の方に進んでしまいました。1分くらいで引き返し登山道に戻ったら後続の方が慌てて下りてきました。羆？かと思ったらどうやら私が滝の方に進んで行くのが見えて呼びに来てくれたそうです。大変ご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫び申し上げます。 ユウフレ分岐まで引っ張って頂き有難うございました。

高巻きを終えて北尾根までの上りが一番キツかったです。大きいフキの朝露が下半身を濡らします。
北尾根の途中からの強烈な藪漕ぎは、草だけではなく木の枝もあり顔面ヒットで悶絶しました。先行者の方もかなり参ってました。

旧道から見る芦別岳は槍ヶ岳のようで凄くカッコよかったです。これを見るために旧道コースを歩いたのだから見られなかったら泣きますよ。キレットからの頂上までは高度感があり楽しい登山道でした。不思議と苦しさはなかったです。ただ下山道では使おうとは思いませんが…

新道の下りは登山道がはっきりしていて危険箇所もないので順調に下りることが出来ました。ポールを使わなかったので少し膝にきましたけど。
次回登るならやっぱり旧道からのコースを選ぶと思います。稜線からの景色は素晴らしい。