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記録ID: 1212571
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ハイキング
鳥海山

なめんなよ鳥海山

2017年07月24日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:51
距離
11.6km
登り
1,170m
下り
1,167m

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
0:18
合計
5:48
距離 11.6km 登り 1,170m 下り 1,169m
4:32
11
4:43
4:45
41
5:26
87
6:53
7
7:00
48
7:48
8:04
37
8:41
10
8:51
43
9:34
36
10:10
10
10:20
0
10:20
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝4時半スタート。朝焼けの中登山開始。
2017年07月24日 04:43撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
1
7/24 4:43
朝4時半スタート。朝焼けの中登山開始。
2017年07月24日 04:43撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
7/24 4:43
さあ来たぞ、雪渓。と思ったら、ここはこの雪渓の左側に夏道が出ていたので、ここを上る必要がなかったことが後で判明。
2017年07月24日 04:49撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
3
7/24 4:49
さあ来たぞ、雪渓。と思ったら、ここはこの雪渓の左側に夏道が出ていたので、ここを上る必要がなかったことが後で判明。
雪渓の左側から夏道を辿る。日本海側を遠望する。
2017年07月24日 05:05撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
2
7/24 5:05
雪渓の左側から夏道を辿る。日本海側を遠望する。
2017年07月24日 05:05撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
7/24 5:05
中腹からみるとたおやかにみえるが、、、
2017年07月24日 05:31撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
1
7/24 5:31
中腹からみるとたおやかにみえるが、、、
大雪渓。ほぼ腐れ雪、一部透き通って凍っている部分もある。入山者一人。よって的確なルートは自分で見つけなければならない。足跡、対岸の目印、ロープなどくまなく探す。
2017年07月24日 05:48撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
1
7/24 5:48
大雪渓。ほぼ腐れ雪、一部透き通って凍っている部分もある。入山者一人。よって的確なルートは自分で見つけなければならない。足跡、対岸の目印、ロープなどくまなく探す。
外輪山にでてからの下降点には道標が立っていた。その後靄の中、頂上直下の雪渓をトラバース。そのあとの道がはっきりしない。おそらく夏道は雪渓の中なのだろう。ロープにそって西側にトラバースした後、目印のない岩場を頂上に向かって上り詰めていく。ガスの中、奇岩が屹立し、どれが新山頂上なのか、皆目見当がつかない。目を凝らしているうちに、夏道の目印発見。だいぶ夏道より高い場所にでていた。ここは慎重に岩場をフォールダウンする必要あり。足場の良いところをみつけ、なんとか夏道にでた。ちょうど胎内潜りのから20mほど離れた場所だった。その後目印通りに胎内潜りを通り、新山へ。辺りを見回すと、新山より高い奇岩もあるような気がするのだが、、、
2017年07月24日 07:55撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/24 7:55
外輪山にでてからの下降点には道標が立っていた。その後靄の中、頂上直下の雪渓をトラバース。そのあとの道がはっきりしない。おそらく夏道は雪渓の中なのだろう。ロープにそって西側にトラバースした後、目印のない岩場を頂上に向かって上り詰めていく。ガスの中、奇岩が屹立し、どれが新山頂上なのか、皆目見当がつかない。目を凝らしているうちに、夏道の目印発見。だいぶ夏道より高い場所にでていた。ここは慎重に岩場をフォールダウンする必要あり。足場の良いところをみつけ、なんとか夏道にでた。ちょうど胎内潜りのから20mほど離れた場所だった。その後目印通りに胎内潜りを通り、新山へ。辺りを見回すと、新山より高い奇岩もあるような気がするのだが、、、
胎内潜り
2017年07月24日 07:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/24 7:58
胎内潜り
雪渓を下り、無事、河原宿小屋に到着。
2017年07月24日 09:35撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/24 9:35
雪渓を下り、無事、河原宿小屋に到着。
撮影機器:

感想

 本日は入山者一人。朝早いから、後で誰かしら入ってくるかと思っていたが、天候も悪かったためか、下山しても駐車場は僕の車の一台だけだった。滝の小屋の上の雪渓は登る必要なく、左側の夏道を行けばよかったのに、どんどん雪渓を上り詰めてしまった。途中でおかしいと気づき、左側の藪道を急登し、正規の八丁坂にでた。このあたりで日の出。大雪渓はほぼ腐れ雪で、キックステップは効く。一部凍結している箇所もあり注意必要。問題は外輪山を越えた後の頂上直下の雪渓。角度も急傾斜でありどうしようかと思っていると、雪渓の下部にロープが張ってある。これをたよりに雪渓を西側に横断。その後岩場に続いたロープを頼って標高をあげていくが、途中で道をロスト。比較的安全と思われる岩場を上り詰めていくと、ガスの中、ようやく正規のルートが確認できた。胎内潜りのすぐ近くであった。頂上周囲は似たような奇岩が屹立し、どれが本当の頂上なのかよくわからないが、目を凝らしてみると、白いマーキングあり、それに沿って新山登頂。
 下山後、駐車場でちょうど車からおりてきた一人の女性と会った。遠方から来られたようで、山の様子を聞きたかったらしい。「アイゼンは必要ですか?」「必要です」「私もってないんです」「それなら、この天候ですし、お1人での登山は危険だからやめた方がいいですよ」「ではアイゼンを買ってきます」といいながら数分ほどしたら、傘をさしながら駐車場からアイゼンなしで登山口に向かおうとしていた。
 よく雪渓のある山で下山時にこれから登ってくる人に「アイゼン必要ですか」と聞かれることがある。必要もなにもそれは本人の技術と経験によるものであって、全く雪山を歩いたことがないのなら、使用するしないにかかわらずアイゼンは携行するべきである。雪上を歩いた経験があり、キックステップとストックで対応できる技術と、それなりの緩斜面で滑落する危険がなく、岩場にトラバースする自信があれば別だが。
 今回の山旅で一番の難所がこの鳥海山であった。また、つくづく登山の危険性というものを考えさせられる山行であった。

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