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Yamareco

記録ID: 1215295
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

御池〜燧ケ岳〜沼尻〜大江湿原〜沼山峠

2017年08月04日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.5km
登り
979m
下り
777m

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
0:40
合計
6:40
6:05
55
御池
7:00
7:05
25
7:45
7:55
70
9:05
9:25
20
9:45
90
長英新道分岐
11:15
11:20
35
11:55
15
ビジターセンター分岐
天候 くもり、時々はれ
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
[行き]
北千住駅 0:10 - 3:10 会津高原尾瀬口駅 (尾瀬夜行 3:50まで休息可)
会津高原尾瀬口BS 4:20 - 6:00 尾瀬御池BS (会津バス)
[帰り]
沼山峠BS 13:00 - 14:50 会津高原尾瀬口BS
会津高原尾瀬口駅 15:15 - 18:02 北千住駅
コース状況/
危険箇所等
雨上がりなので、泥濘、滑り、いろいろありますので、注意してください。
北千住駅。待っていると、こんなSLデザインの自動販売機を見つけました。
北千住駅。待っていると、こんなSLデザインの自動販売機を見つけました。
尾瀬夜行2355。待ちに待った尾瀬行きです。
尾瀬夜行2355。待ちに待った尾瀬行きです。
ブランケット、スリッパが用意されています。スリッパは持って帰っても良いです。ただし、席がリクラインニングできないんです。
ブランケット、スリッパが用意されています。スリッパは持って帰っても良いです。ただし、席がリクラインニングできないんです。
3:50ごろ降ろされますので、皆さんいそいそとバス乗り場に向かいます。
3:50ごろ降ろされますので、皆さんいそいそとバス乗り場に向かいます。
御池到着。ヒンヤリとして気持ちよしです。日焼け止めぬって、さぁスタートです。
御池到着。ヒンヤリとして気持ちよしです。日焼け止めぬって、さぁスタートです。
駐車場を突き抜けてと書いてありましたが、こんなに見やすい看板を用意してくださっています。
駐車場を突き抜けてと書いてありましたが、こんなに見やすい看板を用意してくださっています。
あら。行こうと思っているナデッ窪方面、なるべく行かないように、と注意書きしてあります。
あら。行こうと思っているナデッ窪方面、なるべく行かないように、と注意書きしてあります。
木道から始まり、いかにも尾瀬らしいです。
木道から始まり、いかにも尾瀬らしいです。
こんな湿原風で、いきなり気分高揚です。
こんな湿原風で、いきなり気分高揚です。
と思いましたら、基本的に岩場を淡々と登る感じでした。
と思いましたら、基本的に岩場を淡々と登る感じでした。
キンコウカ 。いつもながらに可愛らしいですね。
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キンコウカ 。いつもながらに可愛らしいですね。
広沢田代。なんだか神様がくれた別世界の湿地です。岩場を歩いてきた甲斐がありました。
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広沢田代。なんだか神様がくれた別世界の湿地です。岩場を歩いてきた甲斐がありました。
ピンボケですが、サワランあたりかな。
ピンボケですが、サワランあたりかな。
ワタスゲが群生しています。いや、何とも壮観だ。
ワタスゲが群生しています。いや、何とも壮観だ。
池に集まるように、何かピンクの植物があります。
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池に集まるように、何かピンクの植物があります。
これだ。モウセンゴケです。初めて観たかもしれません。ナガバノモウセンゴケでとても希少らしいです。
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これだ。モウセンゴケです。初めて観たかもしれません。ナガバノモウセンゴケでとても希少らしいです。
リンドウかな。
チングルマの羽毛です。なんか明き近しという印象です。
チングルマの羽毛です。なんか明き近しという印象です。
なんか、バンカーみたいな池。こう観ると、底なしのように見えますね。
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なんか、バンカーみたいな池。こう観ると、底なしのように見えますね。
こんな感じでずーと続いてくれると嬉しいのですが、そう甘くはないです。
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こんな感じでずーと続いてくれると嬉しいのですが、そう甘くはないです。
熊沢田代。ここで完全に燧ケ岳が見えてきました。御池経由での登山が人気があるのは、こういうことだったんだと改めて思いました。
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熊沢田代。ここで完全に燧ケ岳が見えてきました。御池経由での登山が人気があるのは、こういうことだったんだと改めて思いました。
指を差し出すと、必ずといってよいほど、トンボがとまります。
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指を差し出すと、必ずといってよいほど、トンボがとまります。
植生が変わり、笹を掻き分けていく感じになってきます。木が少なくなってきたということですね。
植生が変わり、笹を掻き分けていく感じになってきます。木が少なくなってきたということですね。
雪渓に出会いました。皆さんの踏み跡をトレースしていけば問題無しです
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雪渓に出会いました。皆さんの踏み跡をトレースしていけば問題無しです
と思ったら、踏み抜いてしまいました。でも数センチなので大丈夫。
と思ったら、踏み抜いてしまいました。でも数センチなので大丈夫。
8合目から、
熊沢田代の湿原や
熊沢田代の湿原や
広沢田代の湿原を眼下にのぞむ事ができます。あー、これだけ登ってきたんだな、という実感です。
広沢田代の湿原を眼下にのぞむ事ができます。あー、これだけ登ってきたんだな、という実感です。
9合目、あと一息。
9合目、あと一息。
頂上に到着。全然涼しくないですね。でも、とても嬉しいです。
もう一つのピークも見えますね。
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頂上に到着。全然涼しくないですね。でも、とても嬉しいです。
もう一つのピークも見えますね。
燦燦と降り注ぐ太陽の下、ここまでの道中無事を感謝いたします。
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燦燦と降り注ぐ太陽の下、ここまでの道中無事を感謝いたします。
松の脇のテーブル上の岩で昼食とします。
松の脇のテーブル上の岩で昼食とします。
土が露頭しているミノブチ岳が見えます。尾瀬沼と重なって見事な景色です。
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土が露頭しているミノブチ岳が見えます。尾瀬沼と重なって見事な景色です。
尾瀬ケ原方面。あれは至仏山だろうか。いつかは行きたいものです。
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尾瀬ケ原方面。あれは至仏山だろうか。いつかは行きたいものです。
ミノブチ岳がもっとはっきりと見えます。あ、でも、ここには行かないのだった。
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ミノブチ岳がもっとはっきりと見えます。あ、でも、ここには行かないのだった。
マルバダケブキ。蕾が結構大降りですね。
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マルバダケブキ。蕾が結構大降りですね。
カラマツソウ。唐松には関係ないそうです。
カラマツソウ。唐松には関係ないそうです。
ナデッ窪方面に向かいます。
ナデッ窪方面に向かいます。
シダ類があり、結構鬱蒼としていますね。危険ではないのですが、ひたすら岩場下りなので、
シダ類があり、結構鬱蒼としていますね。危険ではないのですが、ひたすら岩場下りなので、
尾根沼が近づいてくるのを期待しつつ、長い単調な岩場下りとなります、
尾根沼が近づいてくるのを期待しつつ、長い単調な岩場下りとなります、
ゴゼンタチバナ。ポツンと一つだけ咲いていました。
ゴゼンタチバナ。ポツンと一つだけ咲いていました。
倒木各所有。これではペース上がりませんね。
倒木各所有。これではペース上がりませんね。
長かったー。2時間弱かけて沼近くまで降りて来ました。
長かったー。2時間弱かけて沼近くまで降りて来ました。
沼尻分岐。見事なまでに看板が壊れています。皆さん方向はわかるので、今のところ、これでも良いのでしょう。
沼尻分岐。見事なまでに看板が壊れています。皆さん方向はわかるので、今のところ、これでも良いのでしょう。
ギンリュウソウだと思います。
ギンリュウソウだと思います。
おー、なんと雄大な景色であることよ。
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おー、なんと雄大な景色であることよ。
アザミ。葉っぱがちくちくしますね。このあたりの固有種らしいです。
アザミ。葉っぱがちくちくしますね。このあたりの固有種らしいです。
コオニユリ。鬼なのに子が付くと、なんだか愛らしい感じです。
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コオニユリ。鬼なのに子が付くと、なんだか愛らしい感じです。
とうとう発見。ニッコウキスゲ。これを観に来たようなものですので、もしなければショックでした。
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とうとう発見。ニッコウキスゲ。これを観に来たようなものですので、もしなければショックでした。
バスの関係もあり、ビジターセンターには寄らずに、左の沼山峠に向かいます。
バスの関係もあり、ビジターセンターには寄らずに、左の沼山峠に向かいます。
改めて、大江湿原から尾瀬沼を見てみる。やっぱり、来てよかったと思います。
改めて、大江湿原から尾瀬沼を見てみる。やっぱり、来てよかったと思います。
ニッコウキスゲの群生。
ニッコウキスゲの群生。
ここにも、マルバダケブキ。
ここにも、マルバダケブキ。
ワレモコウもあります。
ワレモコウもあります。
小淵沢田代への分岐。まっすぐ行きます。
小淵沢田代への分岐。まっすぐ行きます。
コバナギボウシ 。ギボウシの仲間なのね。
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コバナギボウシ 。ギボウシの仲間なのね。
何気に少しづつスタミナを奪われる登りを越えて、沼山峠休憩所に到着。お疲れ様でした。
何気に少しづつスタミナを奪われる登りを越えて、沼山峠休憩所に到着。お疲れ様でした。
バスに揺られて、会津高原尾瀬口駅まできました。行きは気が付きませんでしたが、ここは正確には駅ではなく、プラザだったですね。
バスに揺られて、会津高原尾瀬口駅まできました。行きは気が付きませんでしたが、ここは正確には駅ではなく、プラザだったですね。
会津高原尾瀬口駅でリバティーに乗り、まったりとしてさせてもらいます。
会津高原尾瀬口駅でリバティーに乗り、まったりとしてさせてもらいます。
北千住駅にてSL大樹のチョロQを購入しました(1100円)。
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北千住駅にてSL大樹のチョロQを購入しました(1100円)。

感想

燧ケ岳か至仏山かを迷いながら、尾瀬夜行で行くことができる燧ケ岳ということになりました。

[尾瀬夜行]
東武線、野岩鉄道を直通する尾瀬夜行2355。正確には、「東武伊勢崎線、日光線、鬼怒川線、野岩鉄道会津鬼怒川線」ではあるが、乗りっぱなしなので1本で行ける感じ。全席座席指定なのだが、席がリクライニングできません。これがまたつらい。結局20-30ぐらいしか寝れなかったような気がします。

スリッパ、ブランケットが付いているので、この点は◎。

[会津バス]
会津乗合自動車が正式名。4:20ごろ、真っ暗の中、4台のバスで尾瀬に向かいます。こっちのほうが良く眠れたりして。1時間ぐらいは里道を走り、残りが山道になります。6:00ごろに御池に到着。

[御池から広沢田代,/熊沢田代
麓あたりは木道かなと思っていたら、早々に岩場の登りです。前の日が雨だったせいもありますが、泥濘・滑り・水溜り、何でもありといった状況です。でも、岩場の滑り具合は余り無く、結構ぐいぐい登れる感じでよかったです。

1時間弱登って広沢田代。いきなり開けた湿原でびっくりしました。池塘が点在してこれは登山者しか味わえない景色なんです。本当にすばらしくて、感動を通り越した心持ち。来てよかったと本当に思えました。

また、1時間弱登って熊沢田代。ここはここで、また違った湿原です。気持ち的にはもうこれで満足で燧ケ岳に登らなくてもいいや、ぐらいまで高ぶりました。

[燧ケ岳]
熊沢田代までくると、目的地の燧ケ岳がはっきりと見えてきます。
ハイマツ、ササの地帯を通り、雪渓など通りながら、1時間30ぐらいで燧ケ岳に到着します。ここからは、尾瀬沼や尾瀬ヶ原が一望できて、すごいパノラマ。もちろん至仏山も観ることができます。山頂は広くありませんが、要所の岩がありますので、ここに座って昼食(といっても、まだ9時ですが)とします。

[沼尻]
ナデッ窪経由で降りることにします。岩場を一直線と言った感じです。風も無く、鬱蒼としているので汗びっしょりです。
尾瀬沼がだんだん近くなるので、それを目当てに降りましたが、登る人は目的物もなく、さぞ辛い登山でしょう。5名ぐらいの人とすれ違いました。

[尾瀬沼、大江湿原]
大江湿原でやっと出会いました。ニッコウキスゲとコオニユリです。これを観に来たようなものなので、無ければがっかりものでしたが、大江湿原には沢山群生していました。ここまでくると、沼山峠から来た軽装のハイキングの方のほうが多くなり、皆さん写真をパシャパシャ撮って居ます(自分もそうだったりして)。
ビジターセンターに寄りたかったのですが、何気に13時のバスに間に合うことに気づき、スルーして、沼山峠に向かうことにしました。

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