焼岳
- GPS
- 09:04
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 998m
- 下り
- 1,191m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 9:03
天候 | 晴れ時々ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
安房トンネル手前に中の湯バス停あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
急登、段差が高く登り・下りが大変。また、ザレ場で滑りやすい |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図(1)
計画書(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
保険証(1)
雨具(1)
携帯電話(1)
ストック(1)
タオル(1)
着替え(1)
手袋(1)
ヘルメット(1)
防寒着(1)
水(2)
水筒(1)
時計(1)
非常食(1)
無線(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
カメラ(1)
コンロ(1)
ガス(1)
ツエルト(1)
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感想
あかんだな駐車場に夜中の2:30到着。駐車場のゲートが3:30開門だったので、ゲート前で仮眠をとる。5:50、始発から3本目のバスで上高地を目指す。車窓から焼岳が見えると眠気が少し飛んだ。
帝国ホテル前で下車し、スタートです。最初は梓川沿いの散策ルートをのんびり歩く。田代橋からは穂高の山々が見え、テンションがあがる。西穂への登山口に立つ立派な門に登山計画書を投函し、いよいよ登山道へ。富士山の樹林帯に似た苔むした木々やキノコに火山の面影がにじむ。そこから一気に高度を上げ樹林帯を抜けると眼下には梓川の湿地帯、深緑色の大正池、その奥に霞沢の山々が見える。そして、文句なしの青空が広がる。目の前には山頂が少しガスに覆われているものの、焼岳が姿を現した。
気を抜くと後ろに倒れそうになる角度で取り付けられたアルミ梯子を登り、笹原の急登を登りきると焼岳小屋が見えた。暑い日差しに照り付けられた体は冷たい水を欲していたが、ザックの横に突っ込んだペットボトルの水はとてもぬるい(>_<)
夏の暑さを避けてアルプスまで遠出してきたのに、こんなに暑いとは想像していなかった。
進路を南へ取り山頂へ目指す。それまで時折ガスが掛かるもののその姿を見せ続けてきた焼岳山頂がガスに覆われ、硫黄の匂いと共に荒々しい溶岩がむき出しになってきました。振り返っても穂高の山々は見えません。北峰の取り付きで食事を摂る人たちを横目に溶岩ドームを乗り越えて山頂に立った。ちょうどお昼時だったので、ガスが晴れるのを待ちながらゆっくりとお昼にしよう。ここは山頂は硫黄の匂いも殆どなく快適である。ガスが晴れだすと一斉に歓声が上がり、カメラを構える人たちが騒ぎ出すも、「あーー。。」という落胆の声と共に一瞬で山容がガスの中へ消えていく。
ずっと待っている訳にもいかず、お昼を終えて下山を開始した。今は立ち入り禁止の南峰を左に見ながら中の湯へのカールを下りだした。新中の湯ルートも急峻なルート。ガレザレを慎重に下り、広場へ到着。暑さと眠さでヘトヘトだったので、ザックを枕にしばし休憩。
このあと、ぬかるんだ樹林帯の中を、木の根っこで足を滑らさないように慎重に下る。車の音が聞こえてくると登山口までもうすぐだ。
新中の湯登山口には10台ほどの車が停まっていた。あとはアスファルト歩きなのだが、これが結構きつい。安房トンネルが開通するまで使われていたくねくねの旧道を延々と下る。カーブには「10号」、「9号」と番号が振られており、カウントダウンしながら釜トンネル入り口の中の湯バス停まで約1時間掛けて下った。
バス停直前でアカンダナ駐車場行きのバスが目の前を通過(>_<)。30分後に来たバスは満車で乗車拒否され、泣きそうになっていたところへ臨時バスが到着。「乗れる?」『どーぞ』「ホントに?!」
こうして、急遽決まった焼岳登山は無事に終わった。
今回のルートを登るなら、新中の湯登山口に車を停め、朝一で旧道を下り、バスで上高地へ向かうのがいいかも(^^)
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