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Yamareco

記録ID: 1217384
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

焼岳

2017年08月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
tarobon KOZ その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:04
距離
12.8km
登り
998m
下り
1,191m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
1:33
合計
9:03
距離 12.8km 登り 998m 下り 1,204m
6:44
6:45
4
7:40
70
8:50
8:52
36
9:28
9:35
0
9:35
9:39
5
9:44
9:45
6
9:51
7
9:58
56
10:54
11:47
61
12:48
12:49
2
12:51
12:58
73
14:11
14:13
14
14:27
14:37
50
15:27
15:32
1
15:33
ゴール地点
天候 晴れ時々ガス
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
あかんだな駐車場の入門は3:30~19:00限定なので注意要。
安房トンネル手前に中の湯バス停あり。
コース状況/
危険箇所等
急登、段差が高く登り・下りが大変。また、ザレ場で滑りやすい
バス車窓越しに幻想的な大正池を望む
2017年08月05日 06:14撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/5 6:14
バス車窓越しに幻想的な大正池を望む
帝国ホテル前で下車
2017年08月05日 06:21撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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帝国ホテル前で下車
いつかは泊まりたい(^^)
2017年08月05日 06:31撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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いつかは泊まりたい(^^)
綺麗な湿地帯を見ながらのんびり進みます
2017年08月05日 06:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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綺麗な湿地帯を見ながらのんびり進みます
熊注意です
2017年08月05日 06:42撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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熊注意です
田代橋から穂高連峰を見上げる
2017年08月05日 06:43撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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田代橋から穂高連峰を見上げる
「あれは何穂?」
一番左は2年前に登った奥穂、吊り尾根を越えて前穂、そこから右は明神岳を含む岩場ルートの山々が凸凹に連なって見えてるんだよ(^^)
2017年08月05日 06:45撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/5 6:45
「あれは何穂?」
一番左は2年前に登った奥穂、吊り尾根を越えて前穂、そこから右は明神岳を含む岩場ルートの山々が凸凹に連なって見えてるんだよ(^^)
登山ポストに計画書を提出します
2017年08月05日 06:46撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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登山ポストに計画書を提出します
ここから焼岳登山道です
2017年08月05日 06:59撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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ここから焼岳登山道です
苔むしたブナ林
2017年08月05日 07:03撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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苔むしたブナ林
これ、どーなってるの?
2017年08月05日 07:14撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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これ、どーなってるの?
このきのこは食べられそうやな
2017年08月05日 07:26撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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このきのこは食べられそうやな
こっちはあかんやろ
2017年08月05日 07:26撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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こっちはあかんやろ
サルノコシカケもあるよ
2017年08月05日 07:30撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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サルノコシカケもあるよ
朽ちた木の上に新たな息吹きが芽吹いています
2017年08月05日 07:39撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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朽ちた木の上に新たな息吹きが芽吹いています
時折望む青空が今日の山行を楽しいものにしてくれそうです
2017年08月05日 07:50撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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時折望む青空が今日の山行を楽しいものにしてくれそうです
目の前には焼岳山頂が姿を現しました
2017年08月05日 08:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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目の前には焼岳山頂が姿を現しました
あざみのつぼみ
2017年08月05日 08:38撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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あざみのつぼみ
長ハシゴへ向かう人々の列
2017年08月05日 08:39撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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長ハシゴへ向かう人々の列
天に突きあげる大きな岩肌
2017年08月05日 08:51撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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天に突きあげる大きな岩肌
振り返ると眼下には自分が歩いてきた梓川沿いの湿地帯と、深緑の大正池、霞沢の山々、そして綺麗な青空が見えました
2017年08月05日 08:55撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/5 8:55
振り返ると眼下には自分が歩いてきた梓川沿いの湿地帯と、深緑の大正池、霞沢の山々、そして綺麗な青空が見えました
斜度80度の長ハシゴ。油断すると後ろに倒れそうになる
2017年08月05日 08:55撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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斜度80度の長ハシゴ。油断すると後ろに倒れそうになる
青空を望みながら山頂を目指します。それにしても暑い…。ザックの外に突っ込んでる水はとてもぬるい(>_<)
2017年08月05日 09:01撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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青空を望みながら山頂を目指します。それにしても暑い…。ザックの外に突っ込んでる水はとてもぬるい(>_<)
焼岳小屋に到着。日陰で休みたいですな
2017年08月05日 09:30撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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焼岳小屋に到着。日陰で休みたいですな
おーーー!冷たい水が飲みたい
2017年08月05日 09:39撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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おーーー!冷たい水が飲みたい
あっちは西穂方面、こっちが焼岳山頂ですね
2017年08月05日 09:40撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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あっちは西穂方面、こっちが焼岳山頂ですね
今日一番の青空!
2017年08月05日 09:42撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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今日一番の青空!
山頂にガスが出てきた
2017年08月05日 09:45撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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山頂にガスが出てきた
西穂方面かな?
2017年08月05日 09:46撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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西穂方面かな?
むき出しの溶岩にコケがついて幻想的です
2017年08月05日 09:53撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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むき出しの溶岩にコケがついて幻想的です
あざみも群生していました。奥にちょんと突き上げてるのは笠ヶ岳かな?
2017年08月05日 09:58撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/5 9:58
あざみも群生していました。奥にちょんと突き上げてるのは笠ヶ岳かな?
硫黄の匂いが立ち込めてきた
2017年08月05日 10:15撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/5 10:15
硫黄の匂いが立ち込めてきた
さ、北峰を踏みに行くか
2017年08月05日 10:58撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/5 10:58
さ、北峰を踏みに行くか
火山ガスが一番出ている場所を覗き込む
2017年08月05日 11:07撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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火山ガスが一番出ている場所を覗き込む
穂高連峰方面が一瞬晴れた。梓川の左には田代橋から見た穂高連峰が見えるはずだが…
2017年08月05日 11:35撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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8/5 11:35
穂高連峰方面が一瞬晴れた。梓川の左には田代橋から見た穂高連峰が見えるはずだが…
北峰登頂です。
2017年08月05日 11:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/5 11:36
北峰登頂です。
中の湯へ下ります
2017年08月05日 11:52撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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中の湯へ下ります
モクモク上がる火山ガス。活火山ですね
2017年08月05日 11:55撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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モクモク上がる火山ガス。活火山ですね
南峰との間に大きな火口湖がありました
2017年08月05日 11:56撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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南峰との間に大きな火口湖がありました
溶岩で覆いつくされた北峰。左の薄黄色部分から大量の火山ガスが噴出してます
2017年08月05日 11:59撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/5 11:59
溶岩で覆いつくされた北峰。左の薄黄色部分から大量の火山ガスが噴出してます
上高地方面から見た山容とはまた違った景色です
2017年08月05日 12:16撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/5 12:16
上高地方面から見た山容とはまた違った景色です
中の湯登山口到着。けっこう大変な下りでしたが、ここから中の湯まで4kmのアスファルトが結構堪えた(>_<)
2017年08月05日 14:06撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/5 14:06
中の湯登山口到着。けっこう大変な下りでしたが、ここから中の湯まで4kmのアスファルトが結構堪えた(>_<)
中の湯バス停に到着。脇に流れる梓川は焼岳からの硫黄ですごい色になっていました
2017年08月05日 15:28撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
8/5 15:28
中の湯バス停に到着。脇に流れる梓川は焼岳からの硫黄ですごい色になっていました
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25 000地形図(1) 計画書(1) コンパス(1) 笛(1) 筆記具(1) 保険証(1) 雨具(1) 携帯電話(1) ストック(1) タオル(1) 着替え(1) 手袋(1) ヘルメット(1) 防寒着(1) 水(2) 水筒(1) 時計(1) 非常食(1) 無線(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) カメラ(1) コンロ(1) ガス(1) ツエルト(1)

感想

あかんだな駐車場に夜中の2:30到着。駐車場のゲートが3:30開門だったので、ゲート前で仮眠をとる。5:50、始発から3本目のバスで上高地を目指す。車窓から焼岳が見えると眠気が少し飛んだ。
帝国ホテル前で下車し、スタートです。最初は梓川沿いの散策ルートをのんびり歩く。田代橋からは穂高の山々が見え、テンションがあがる。西穂への登山口に立つ立派な門に登山計画書を投函し、いよいよ登山道へ。富士山の樹林帯に似た苔むした木々やキノコに火山の面影がにじむ。そこから一気に高度を上げ樹林帯を抜けると眼下には梓川の湿地帯、深緑色の大正池、その奥に霞沢の山々が見える。そして、文句なしの青空が広がる。目の前には山頂が少しガスに覆われているものの、焼岳が姿を現した。
気を抜くと後ろに倒れそうになる角度で取り付けられたアルミ梯子を登り、笹原の急登を登りきると焼岳小屋が見えた。暑い日差しに照り付けられた体は冷たい水を欲していたが、ザックの横に突っ込んだペットボトルの水はとてもぬるい(>_<)
夏の暑さを避けてアルプスまで遠出してきたのに、こんなに暑いとは想像していなかった。
進路を南へ取り山頂へ目指す。それまで時折ガスが掛かるもののその姿を見せ続けてきた焼岳山頂がガスに覆われ、硫黄の匂いと共に荒々しい溶岩がむき出しになってきました。振り返っても穂高の山々は見えません。北峰の取り付きで食事を摂る人たちを横目に溶岩ドームを乗り越えて山頂に立った。ちょうどお昼時だったので、ガスが晴れるのを待ちながらゆっくりとお昼にしよう。ここは山頂は硫黄の匂いも殆どなく快適である。ガスが晴れだすと一斉に歓声が上がり、カメラを構える人たちが騒ぎ出すも、「あーー。。」という落胆の声と共に一瞬で山容がガスの中へ消えていく。
ずっと待っている訳にもいかず、お昼を終えて下山を開始した。今は立ち入り禁止の南峰を左に見ながら中の湯へのカールを下りだした。新中の湯ルートも急峻なルート。ガレザレを慎重に下り、広場へ到着。暑さと眠さでヘトヘトだったので、ザックを枕にしばし休憩。
このあと、ぬかるんだ樹林帯の中を、木の根っこで足を滑らさないように慎重に下る。車の音が聞こえてくると登山口までもうすぐだ。
新中の湯登山口には10台ほどの車が停まっていた。あとはアスファルト歩きなのだが、これが結構きつい。安房トンネルが開通するまで使われていたくねくねの旧道を延々と下る。カーブには「10号」、「9号」と番号が振られており、カウントダウンしながら釜トンネル入り口の中の湯バス停まで約1時間掛けて下った。
バス停直前でアカンダナ駐車場行きのバスが目の前を通過(>_<)。30分後に来たバスは満車で乗車拒否され、泣きそうになっていたところへ臨時バスが到着。「乗れる?」『どーぞ』「ホントに?!」
こうして、急遽決まった焼岳登山は無事に終わった。

今回のルートを登るなら、新中の湯登山口に車を停め、朝一で旧道を下り、バスで上高地へ向かうのがいいかも(^^)

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体力レベル
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