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記録ID: 1217397
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無雪期ピークハント/縦走
白山

三ノ峰 〜 百花繚乱、真夏の花園ハイク

2017年08月06日(日) [日帰り]
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おーちく その他2人
GPS
--:--
距離
10.3km
登り
1,295m
下り
1,310m

コースタイム

日帰り
山行
7:05
休憩
1:55
合計
9:00
7:10
20
7:30
70
登山口
8:40
8:55
55
9:50
90
剣ヶ岩
11:20
12:20
10
三ノ峰避難小屋
12:30
12:55
10
三ノ峰
13:05
90
三ノ峰避難小屋
14:35
14:50
80
六本檜
16:10
ルートは手書き
天候 晴れ 時々 ガス
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場;上小池(30台ぐらい駐車可能)
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にない。
上小池の駐車場の着いた段階では結構強い雨…。天気予報では晴れてくるはずなので少しの間、待機。雨がほとんど上がったタイミングを見計らってスタート。
上小池の駐車場の着いた段階では結構強い雨…。天気予報では晴れてくるはずなので少しの間、待機。雨がほとんど上がったタイミングを見計らってスタート。
雨上がりで、とにかく蒸し暑いです。
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雨上がりで、とにかく蒸し暑いです。
林道を20分ほど歩き、ここから登山道。
林道を20分ほど歩き、ここから登山道。
登りはじめは階段が続きます。なかなかの急登で、骨が折れます。一気に汗がダラダラ…
登りはじめは階段が続きます。なかなかの急登で、骨が折れます。一気に汗がダラダラ…
夏の色深い森をひたすら登って行きます。
夏の色深い森をひたすら登って行きます。
登山口から1時間10分掛けて六本檜。ここで稜線に到達です。予報通りに青空になりました。少し霞み気味だけど、奥に荒島岳。
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登山口から1時間10分掛けて六本檜。ここで稜線に到達です。予報通りに青空になりました。少し霞み気味だけど、奥に荒島岳。
六本檜に着いた時にはガスっていたけど、いつの間にか目指す三ノ峰(左側の丸みを帯びたピーク)も見えていました。
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六本檜に着いた時にはガスっていたけど、いつの間にか目指す三ノ峰(左側の丸みを帯びたピーク)も見えていました。
稜線に出てもしばらくは樹林帯を進みます。
稜線に出てもしばらくは樹林帯を進みます。
展望が開けてきました。今日は暑いだろうなと思っていたけど、風がいい感じで吹いていて(台風の影響もあるかも)、救われました。
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展望が開けてきました。今日は暑いだろうなと思っていたけど、風がいい感じで吹いていて(台風の影響もあるかも)、救われました。
三ノ峰はガスが掛かったり抜けたり。正面には思っていたよりもキツそうな登りが立ちはだかります。
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三ノ峰はガスが掛かったり抜けたり。正面には思っていたよりもキツそうな登りが立ちはだかります。
今回はお花鑑賞がメインイベント? 咲いている全種類を制覇する意気込みで行きますよ。まずはノアザミ。
今回はお花鑑賞がメインイベント? 咲いている全種類を制覇する意気込みで行きますよ。まずはノアザミ。
ヨツバヒヨドリ? たくさん咲いていました。
ヨツバヒヨドリ? たくさん咲いていました。
タテヤマウツボグサ
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タテヤマウツボグサ
剣ヶ岩を巻くように登って行きます。
剣ヶ岩を巻くように登って行きます。
いい樹形のダケカンバ。
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いい樹形のダケカンバ。
ゴールはまだまだ遠いけど、見晴らしはいいので楽しみながら登ることができました。夏山らしい風景がいい。
ゴールはまだまだ遠いけど、見晴らしはいいので楽しみながら登ることができました。夏山らしい風景がいい。
高山植物が咲き乱れる登山道を進みます。
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高山植物が咲き乱れる登山道を進みます。
オオバギボウシ(蕾)
オオバギボウシ(蕾)
シモツケソウ
シシウド
オトギリソウ
マルバダケブキ
ハクサンジャシン
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ハクサンジャシン
結構登って来ました。花だけでなく笹の海も気持ちいい。
結構登って来ました。花だけでなく笹の海も気持ちいい。
まだ遠いけど、だいぶ近づいてきた山頂。右側のとがったピークは福井県最高峰の打波ノ頭。
まだ遠いけど、だいぶ近づいてきた山頂。右側のとがったピークは福井県最高峰の打波ノ頭。
市ノ瀬から別山に続くチブリ尾根。以前、土砂降りの中を下った、苦い思い出が…
市ノ瀬から別山に続くチブリ尾根。以前、土砂降りの中を下った、苦い思い出が…
白山本体の大汝峰が見えました。最高峰の御前峰はガスの中ですね。
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白山本体の大汝峰が見えました。最高峰の御前峰はガスの中ですね。
さあ最後の登りに入ります。ここからのお花たちが、今まで以上にすごかった。
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さあ最後の登りに入ります。ここからのお花たちが、今まで以上にすごかった。
クガイソウ
マルバダケブキとノアザミ
マルバダケブキとノアザミ
写真ではちょっとわかりづらいけど、この斜面の花の密度はすごいです。
写真ではちょっとわかりづらいけど、この斜面の花の密度はすごいです。
マルバダケブキ、シモツケソウ、クガイソウなど、色々といます。
マルバダケブキ、シモツケソウ、クガイソウなど、色々といます。
下の方までずっと続くお花畑。
下の方までずっと続くお花畑。
タカネナデシコ
タカネマツムシソウ
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タカネマツムシソウ
シナノキンバイかな? 黄色系は自信なし。
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シナノキンバイかな? 黄色系は自信なし。
ハクハンフウロ
ウスユキソウ
アザミの群生
ここがこのルートで一番のお花畑。まさに百花繚乱!
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ここがこのルートで一番のお花畑。まさに百花繚乱!
打波ノ頭をトラバース気味に巻いて、三ノ峰避難小屋に到着。山頂はガスの中なので、お昼を食べてタイミングを待ちました。
打波ノ頭をトラバース気味に巻いて、三ノ峰避難小屋に到着。山頂はガスの中なので、お昼を食べてタイミングを待ちました。
ハクサンフウロの三兄弟
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ハクサンフウロの三兄弟
ミヤマキンポウゲ?
ミヤマキンポウゲ?
小屋からピークは目と鼻の先。ガスが抜けないけど、仕方なく登ります。
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小屋からピークは目と鼻の先。ガスが抜けないけど、仕方なく登ります。
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
マルバダケブキが花火みたい。
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マルバダケブキが花火みたい。
山頂へのお花畑プロムナード。
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山頂へのお花畑プロムナード。
小屋から10分で三ノ峰・山頂に到着。広くないピークには地味目の山頂柱がありました。
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小屋から10分で三ノ峰・山頂に到着。広くないピークには地味目の山頂柱がありました。
ここでの楽しみは別山の眺望ですが、ガスガスです…
ここでの楽しみは別山の眺望ですが、ガスガスです…
ただ、ガスの流れが早いのでしばらく待ってみることに。そしたら、徐々の別山への稜線が姿を現しはじめました。
ただ、ガスの流れが早いのでしばらく待ってみることに。そしたら、徐々の別山への稜線が姿を現しはじめました。
ついには、ほとんど完全な姿に。切り立った斜面に聳える別山。なかなかの迫力です。
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ついには、ほとんど完全な姿に。切り立った斜面に聳える別山。なかなかの迫力です。
移ろいゆく雲の流れを見ているだけでも飽きず、結局20分ぐらい粘って、これがこの日、一番のショット。
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移ろいゆく雲の流れを見ているだけでも飽きず、結局20分ぐらい粘って、これがこの日、一番のショット。
風景を楽しみすぎてしまったので、いい時間になってしまいました。そろそろ下りないと。避難小屋のロケーションも最高。この次は石徹白から1泊掛けて、別山までに登ってみたいです。
風景を楽しみすぎてしまったので、いい時間になってしまいました。そろそろ下りないと。避難小屋のロケーションも最高。この次は石徹白から1泊掛けて、別山までに登ってみたいです。
さて、13時に下山開始です。
さて、13時に下山開始です。
帰りも花を愛でながら。
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帰りも花を愛でながら。
花も展望も最高の稜線でした。
花も展望も最高の稜線でした。
下って行くと、白山の中心部が遠望でしました。
下って行くと、白山の中心部が遠望でしました。
今度は御前峰もしっかり見えました。
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今度は御前峰もしっかり見えました。
振り返って三ノ峰。想像以上にいい山でした。
振り返って三ノ峰。想像以上にいい山でした。
1時間半で六本檜まで戻って来ることができました。
1時間半で六本檜まで戻って来ることができました。
あとはいつも通りに修行の時間。蒸し暑くて、クラクラしながら樹林帯をひたすら下ります。最後に階段をこなして、林道に帰還。
あとはいつも通りに修行の時間。蒸し暑くて、クラクラしながら樹林帯をひたすら下ります。最後に階段をこなして、林道に帰還。
駐車場には無人のジュース販売があって、もちろん購入。
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駐車場には無人のジュース販売があって、もちろん購入。

感想

この週末は北アルプス(常念あたり)に小屋泊で縦走を計画していたけど、台風の影響で天候が安定しなさそうだったのでキャンセル。北陸方面は比較的、天気が良さそうだったので、代わりに日帰りで三ノ峰に行くことに。

三ノ峰はとにかく花がすごい山でした。色んな種類の花が咲き乱れ、至る所にお花畑ができていました。やはり白山は花の山ですね。

山頂からは別山の眺望が最高、着いた時はガスガスでしたが、雲の流れが速いので粘ってみると、ほぼ完全な姿を見ることができました。別山まで往復した人たちもいたようだけど、僕たちにはできないな。三ノ峰までで、疲労的にも時間的にも精一杯。別山は機会があったら、ニッコウキスゲの季節に石徹白から避難小屋1泊で登ってみたいと思っています。

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