唐獅子くんと熊くん 鳥海山・百宅コース
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 4:30
天候 | 朝夕晴れ 日中曇りorガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
深めの洗掘箇所が多数あります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
屏風岩〜唐獅子平上の雪渓まで、若干草が伸びて道を覆う部分がありますが、 他は明瞭。唐獅子平上の雪渓から霧ヶ平は刈り払い済。 霧ヶ平〜外輪はややザレ気味。 |
写真
感想
いろいろあった山行でした。
最初はスタート時一眼レフのSDカードを忘れたことに気づき、
コンデジ1台で済ますことにしたが、バッテリーの不安と荷が軽くなる喜びを味わいながらの山行に・・・、案の定復路の途中でバッテリーが切れしばらく電源を切っておくと、再び1〜2枚は取れる状態になったので、だましだまし何とかただいまショットが撮れて安堵しました。
水分を2.5リットル持ってきましたが、足りず雪渓の雪解け水で補給。
直のみしましたが、お腹は大丈夫だったので、この先も非常時には何とかなることを
覚える。
唐獅子平で熊さんが待っててくれた。
唐獅子平標柱から小屋への分岐で小屋の写真を撮ろうとして、奥の斜面の岩の上にちょこんと座ってるのに初めて気づき、距離があった(70m位)ので、しばらくニラメッコ。熊さんのいる斜面は灌木なので、突進はしてこないだろうと思い様子を見てました。数分後岩から降りて灌木の中を小屋の後方へ移動。恐る恐る大きな音を出しながら小屋へ近づくと、小屋の後ろからバキバキッと枝が折れる音がして慌てて分岐へ引き返し、音がした方を見ると枝が一箇所だけ不自然に揺れてて、あ〜あそこにいるんだ、と改めて様子見。徐々に小屋から離れていくのが分かり、一瞬姿も見えその隙に小屋に入りました。
ランチ後、小屋周りをブラブラしながら熊さんの様子を伺うと、登山道のすぐ脇の灌木帯の木が揺れて枝が折れる音も聞こえる、さらにしばらく見ていたら、下山してきたカップルが現場に近づいていくのが見え、大声で知らせました。
カップルの男性も気づいたらしく、一生懸命音や大声を出しますが、なかなか移動してくれません。10分以上してからやっと離れてくれたので、無事降りてこられました。
カップルにお礼をを言われましたが、不謹慎にも稀有な体験と初めての熊撮影に成功したことで、テンション上がってる自分にちょっと複雑な気持ちです。
夕方には気配もすっかり消え、自分も落ち着きをとりもどしました。
その他、ちょっとした忘れ物もありましたが、夕方から翌日の下山開始まで、
好天に恵まれ、月夜の雲海、星空、モルゲン、遠く朝日連峰や吾妻連峰まで望め
る眺望に大満足。
一つ心残りは、御室の美術館でやってた写真展を見そびれたこと、当初七高山だけの
つもりだったので、すっかり忘れてました。9/3までとのことですが、新山の予定は
秋までないんだよな〜。思案中です。
熊さんと会ったからかもしれないが、唐獅子岩って唐獅子より熊さんに似てるよね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
なかなか動かず、しかも離れてまた戻ってくる熊の動き、これまでの熊情報とはちょっと違った生態に驚きました。冷静な観察でしたね。何事もなくよかったです。
鳥海の美しい朝夕の姿も印象的です。
cheezeさん
コメントありがとうございます。
灌木が密集してる中は動きづらいのでしょうか、結局3時間以上小屋から150m圏内いたと思われます。もともと小屋のある場所の標高は1600mでそこまで上がってくるのもあまりないとスライドした方が話してくれました。温暖化?なのかも。
todohLXさん、こんばんは(^_^)
色々トラブルがあったようですね(;^_^A
熊初めてでしたか?私も会った事がありません。出来れば一生会わずに済ませたいです、、、とりあえず距離があって良かったですね(*_*)岩に座った姿は可愛らしくも見えますが、実際その場にいたら心臓バクバクですね(;^_^A
山頂の美術館、見てみたいです!
お疲れさまでした(^_^)
nabeharuさん
コメントありがとうございます。
熊との遭遇は二度目です。一度目は太平山野田コースで、その時はほぼ出合い頭、
背後から唸り声がして振り向くと距離10m強にヤツが、「終わった」と思い、一歩もうごけませんでした。ただ向こうも多少ビビってたのか、振り向いた瞬間コースを変えにげていきました。
そんな経験もあったので、今回は意外と落ち着いて見てられました。
武井壮ではありませんが、戦う羽目になった時のシュミレーションはしています。
西鳥海にもいるのかな?熊よりオコジョに会いたいんですけどね。
todohさん
鳥海山、どこの山にも熊がいますね。
人が少ない時は特に熊には会いたくありませんね。
目の前でバッタリでなくて何よりです。
新山の風景、懐かしい。
チョウカイフスマがまた見たい、行きたい東北の山No1です。
Jimny-Hiker さん
コメントありがとうございます。
遭遇した小屋は1600m超の標高でこんな高いとこにいるイメージは全く持っていませんでした。一応熊鈴はつけてましたが、遭遇率が高い山域に持ってってる音だけのクラッカーは持って来てなくて、静観し様子を見るしかありませんでした。
鳥海山の登山ルートは、メジャーなものだけでも8本以上あるので、飽きずに楽しめます。
また来てくださいね。
おはようございます。
大清水口はだいぶ前に登ったことがありますが,林道の長さにうんざりしたので,それ以来登っていません。私も6日に鳥海山に登りましたが,大清水からの登山者が意外といることにびっくりしました。6日の朝は雲もなく山頂は気持ちよかったでしょうね。
conanさん
コメントありがとうございます。
林道がもう少し整備されてれば、距離の長さも少しは苦にならないのですが、確かに精神的に疲れますね。
一週間前は、七高山日帰りピストンも考えてましたが、5日夜から6日朝まで好天に恵まれ、泊りにして良かったです。
今月中に、もう一度西から登りたいと思ってます。
todohLX様、こんにちは、はじめまして!
日が10日ほど異なるだけでほぼ同じ地点でのクマさんの目撃とのことで、コメントさせて頂きました。
画像に撮られているクマさん、迫力があるもきれいで何かおっとりした感じが、私が至近距離で見たクマとよく似ています。
もしかしたら、同じ個体かもしれないですね。。。
距離が近いと、「終わった」 という気持ちになってしまうのも、私も実感いたしました。
百宅口ルートのヤマレコ投稿は2件連続でクマさん遭遇の話題になってしまいましたので、しばらくの間このルートは登山者にとって危険度が高いのかもしれないですね。。
オコジョですが、立山山頂付近と、笠ヶ岳の杓子平の上で二度目撃したことはありますが、動きがとても速くて、なかなか写真に写真には写ってくれないです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する