ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1219616
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
鳥海山

唐獅子くんと熊くん 鳥海山・百宅コース

2017年08月05日(土) ~ 2017年08月06日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
12.5km
登り
1,527m
下り
1,531m

コースタイム

1日目
山行
3:05
休憩
1:25
合計
4:30
7:30
60
大清水園地
8:30
8:45
45
9:30
9:50
40
タッツラ坂
10:30
11:20
40
12:00
2日目
山行
6:05
休憩
2:45
合計
8:50
4:50
60
5:50
6:05
65
霧ヶ平
7:10
8:10
40
8:50
8:55
60
9:55
10:05
35
霧ヶ平
10:40
11:40
20
12:00
12:05
15
12:20
12:25
25
タッツラ坂
12:50
12:55
45
13:40
大清水園地
天候 朝夕晴れ 日中曇りorガス
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
百宅地区から登山口の大清水まで30km弱の手代林道は全程砂利道ですが、
深めの洗掘箇所が多数あります。
コース状況/
危険箇所等
屏風岩〜唐獅子平上の雪渓まで、若干草が伸びて道を覆う部分がありますが、
他は明瞭。唐獅子平上の雪渓から霧ヶ平は刈り払い済。
霧ヶ平〜外輪はややザレ気味。
林道の開けたとこから望むお山。
4
林道の開けたとこから望むお山。
広い駐車場には自分を含め5台のみ。
スタートします。
1
広い駐車場には自分を含め5台のみ。
スタートします。
大清水(おおしず)からお山。
左に大倉の滝が見える。
2
大清水(おおしず)からお山。
左に大倉の滝が見える。
ツルアリドオシ。
下の方にはたくさん咲いてた。
ツルアリドオシ。
下の方にはたくさん咲いてた。
キノコ萌え
最初はブナ林。
所々に木道。
カラマツソウ
イワオトギリ。
北東方面が開け、岩手山や秋田駒が見える。
1
北東方面が開け、岩手山や秋田駒が見える。
ノギラン?
大倉着。
時間はタップリなので、ゆっくり休憩。
大倉着。
時間はタップリなので、ゆっくり休憩。
大倉の滝。正面から見たいな〜。
大倉の滝。正面から見たいな〜。
アサギマダラを撮ったつもり。
三回会いましたが、まともに撮れず。
アサギマダラを撮ったつもり。
三回会いましたが、まともに撮れず。
法体の滝が見える。
1
法体の滝が見える。
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
タチギボウシ
開けて山方向。
山頂ガスってる。
開けて山方向。
山頂ガスってる。
ツルリンドウ
タッツラ(ダケカンバ)登場
タッツラ(ダケカンバ)登場
で、タッツラ坂到着。
ここでも休憩。
3
で、タッツラ坂到着。
ここでも休憩。
マイヅルソウ。
ホツツジ
エゾオヤマリンドウ
エゾオヤマリンドウ
タチギボウシ
じっとしてるオニヤンマ
じっとしてるオニヤンマ
クルマユリ
屏風岩到着。
また休憩。
2
屏風岩到着。
また休憩。
イワイチョウ
大好きな
ヒナザクラ
イワカガミ
屏風岩に残る雪渓で、
1
屏風岩に残る雪渓で、
水補給して先へ進む。
1
水補給して先へ進む。
ここら辺はちょっと草が伸び気味。
ここら辺はちょっと草が伸び気味。
シモツケモッサリ
シモツケモッサリ
見えました。
唐獅子岩。
2
見えました。
唐獅子岩。
本日の宿の方を見ると、
アレッ?
本日の宿の方を見ると、
アレッ?
出会ってしまった。
座ってる姿は可愛いのだが・・・。
22
出会ってしまった。
座ってる姿は可愛いのだが・・・。
暫し見つめ合った後、動き出す。
21
暫し見つめ合った後、動き出す。
お互い相手を探りながら10分後、少し離れてくれた隙に
小屋へ入る。
8
お互い相手を探りながら10分後、少し離れてくれた隙に
小屋へ入る。
ランチ後熊さんの様子を伺いながら、小屋周辺でブラブラする。
3
ランチ後熊さんの様子を伺いながら、小屋周辺でブラブラする。
東の山麓が見えてきた。
5
東の山麓が見えてきた。
見ようによっては熊さん。
6
見ようによっては熊さん。
雪渓からあがるガス。
4
雪渓からあがるガス。
西日に光るトンボたち。
1
西日に光るトンボたち。
ハクサンシャジン
7
ハクサンシャジン
良い月夜に期待。
この頃にはもう熊さんの気配はなくなってた。
3
良い月夜に期待。
この頃にはもう熊さんの気配はなくなってた。
唐獅子岩とお山と北斗七星
9
唐獅子岩とお山と北斗七星
月夜の雲海
日の出とともに山頂へ。
14
日の出とともに山頂へ。
染まる雲海。
滝とお山。
この日の東面唯一の雪渓渡り。
2
この日の東面唯一の雪渓渡り。
ヒナザクラ
朝霞の山々。
チョウカイアザミ
1
チョウカイアザミ
今年初のチングルマの群れ。
2
今年初のチングルマの群れ。
南に月山。吾妻連峰や朝日連峰も見える。
6
南に月山。吾妻連峰や朝日連峰も見える。
苔?にシモツケ。
苔?にシモツケ。
ミヤマリンドウ
虫穴が近くに見えてきた。
1
虫穴が近くに見えてきた。
振りむいて。
小屋の屋根が光る。
2
振りむいて。
小屋の屋根が光る。
キンバイ。
チョウカイフスマ
2
チョウカイフスマ
イワブクロも登場。
イワブクロも登場。
ケルン到着。
久しぶりの眺め。
4
久しぶりの眺め。
南方向、朝日連峰がここまで見えたのは初めてかも。
3
南方向、朝日連峰がここまで見えたのは初めてかも。
イワギキョウ
七高山到着。
朝ごはん休憩。
3
七高山到着。
朝ごはん休憩。
食べてたらすぐに混んできたので、
北峰に移動。北峰からパノラマ。
2
食べてたらすぐに混んできたので、
北峰に移動。北峰からパノラマ。
外輪越しに月山、朝日連峰、以東岳。
7
外輪越しに月山、朝日連峰、以東岳。
御浜&鳥海湖。
康新道を見下ろす。
5
康新道を見下ろす。
中島台、稲倉岳、にかほ市。
2
中島台、稲倉岳、にかほ市。
稲倉岳アップ。
来冬こそ登ったる。
7
稲倉岳アップ。
来冬こそ登ったる。
御浜と稲倉岳の間、奥に鉾立。
3
御浜と稲倉岳の間、奥に鉾立。
雲点々。
祓川コース
並んだ、イワギキョウ。
2
並んだ、イワギキョウ。
さっきも撮ったな。
2
さっきも撮ったな。
当初行く気はなかったが、時間も余力もあるので、
新山目指し、激下りへ。
当初行く気はなかったが、時間も余力もあるので、
新山目指し、激下りへ。
下り切ってスノーブリッジを見上げる。
下り切ってスノーブリッジを見上げる。
巻きで行きます。
巻きで行きます。
雪渓にステップ切ってあるが、
あえて岩を行く。
1
雪渓にステップ切ってあるが、
あえて岩を行く。
良い眺め。
山頂すいてる?
御室から直登コースの切通
御室から直登コースの切通
写真を撮ってすぐ下山。
写真を撮ってすぐ下山。
帰りは雪渓を滑り降りる。
1
帰りは雪渓を滑り降りる。
外輪の壁登りへ向かう。
1
外輪の壁登りへ向かう。
こんな感じ、鎖もあります。
こんな感じ、鎖もあります。
外輪へのって、振り向く。
また、近いうちにね。
外輪へのって、振り向く。
また、近いうちにね。
ケルンから左へ下ります。
ケルンから左へ下ります。
下はガス。
ミヤマリンドウ
振り返る。
ヨツバシオガマでお休みしてるトンボ。
2
ヨツバシオガマでお休みしてるトンボ。
色違い。
かたまって。
チョウカイアザミ。
バックはシャクナゲ。
2
チョウカイアザミ。
バックはシャクナゲ。
キレイな個体もあった。
3
キレイな個体もあった。
帰りも撮る。
アオノツガザクラ。
1
アオノツガザクラ。
霧ヶ平で一服。
マルバシモツケ
刈り払い良好。
ありがとうございます。
刈り払い良好。
ありがとうございます。
過ぎゆく夏を感じる花々。
3
過ぎゆく夏を感じる花々。
ウサギギク。
雪渓端で水補給。
雪渓端で水補給。
最後の雪渓を渡りながら。
2
最後の雪渓を渡りながら。
朝より水量が増えてる。
朝より水量が増えてる。
いい景色。
もうすぐ。
到着。
ランチ&休憩&お片付け。
到着。
ランチ&休憩&お片付け。
お世話になりました。
5
お世話になりました。
キリンとゾウ。
この先標柱ごとに一服。
この先標柱ごとに一服。
あと2.6km
大倉の滝を名残惜しんで、
大倉の滝を名残惜しんで、
ツルアリドオシ
大清水園地の水場でカブ飲み&顔を洗って到着。
2
大清水園地の水場でカブ飲み&顔を洗って到着。

感想

いろいろあった山行でした。

最初はスタート時一眼レフのSDカードを忘れたことに気づき、
コンデジ1台で済ますことにしたが、バッテリーの不安と荷が軽くなる喜びを味わいながらの山行に・・・、案の定復路の途中でバッテリーが切れしばらく電源を切っておくと、再び1〜2枚は取れる状態になったので、だましだまし何とかただいまショットが撮れて安堵しました。

水分を2.5リットル持ってきましたが、足りず雪渓の雪解け水で補給。
直のみしましたが、お腹は大丈夫だったので、この先も非常時には何とかなることを
覚える。

唐獅子平で熊さんが待っててくれた。
唐獅子平標柱から小屋への分岐で小屋の写真を撮ろうとして、奥の斜面の岩の上にちょこんと座ってるのに初めて気づき、距離があった(70m位)ので、しばらくニラメッコ。熊さんのいる斜面は灌木なので、突進はしてこないだろうと思い様子を見てました。数分後岩から降りて灌木の中を小屋の後方へ移動。恐る恐る大きな音を出しながら小屋へ近づくと、小屋の後ろからバキバキッと枝が折れる音がして慌てて分岐へ引き返し、音がした方を見ると枝が一箇所だけ不自然に揺れてて、あ〜あそこにいるんだ、と改めて様子見。徐々に小屋から離れていくのが分かり、一瞬姿も見えその隙に小屋に入りました。
ランチ後、小屋周りをブラブラしながら熊さんの様子を伺うと、登山道のすぐ脇の灌木帯の木が揺れて枝が折れる音も聞こえる、さらにしばらく見ていたら、下山してきたカップルが現場に近づいていくのが見え、大声で知らせました。
カップルの男性も気づいたらしく、一生懸命音や大声を出しますが、なかなか移動してくれません。10分以上してからやっと離れてくれたので、無事降りてこられました。
カップルにお礼をを言われましたが、不謹慎にも稀有な体験と初めての熊撮影に成功したことで、テンション上がってる自分にちょっと複雑な気持ちです。
夕方には気配もすっかり消え、自分も落ち着きをとりもどしました。

その他、ちょっとした忘れ物もありましたが、夕方から翌日の下山開始まで、
好天に恵まれ、月夜の雲海、星空、モルゲン、遠く朝日連峰や吾妻連峰まで望め
る眺望に大満足。

一つ心残りは、御室の美術館でやってた写真展を見そびれたこと、当初七高山だけの
つもりだったので、すっかり忘れてました。9/3までとのことですが、新山の予定は
秋までないんだよな〜。思案中です。


熊さんと会ったからかもしれないが、唐獅子岩って唐獅子より熊さんに似てるよね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1852人

コメント

貴重な記録
なかなか動かず、しかも離れてまた戻ってくる熊の動き、これまでの熊情報とはちょっと違った生態に驚きました。冷静な観察でしたね。何事もなくよかったです。
鳥海の美しい朝夕の姿も印象的です。
2017/8/10 21:48
Re: 貴重な記録
cheezeさん
コメントありがとうございます。

灌木が密集してる中は動きづらいのでしょうか、結局3時間以上小屋から150m圏内いたと思われます。もともと小屋のある場所の標高は1600mでそこまで上がってくるのもあまりないとスライドした方が話してくれました。温暖化?なのかも。
2017/8/10 22:35
熊!!!
todohLXさん、こんばんは(^_^)

色々トラブルがあったようですね(;^_^A

熊初めてでしたか?私も会った事がありません。出来れば一生会わずに済ませたいです、、、とりあえず距離があって良かったですね(*_*)岩に座った姿は可愛らしくも見えますが、実際その場にいたら心臓バクバクですね(;^_^A

山頂の美術館、見てみたいです!

お疲れさまでした(^_^)
2017/8/10 21:59
Re: 熊!!!
nabeharuさん
コメントありがとうございます。

熊との遭遇は二度目です。一度目は太平山野田コースで、その時はほぼ出合い頭、
背後から唸り声がして振り向くと距離10m強にヤツが、「終わった」と思い、一歩もうごけませんでした。ただ向こうも多少ビビってたのか、振り向いた瞬間コースを変えにげていきました。
そんな経験もあったので、今回は意外と落ち着いて見てられました。
武井壮ではありませんが、戦う羽目になった時のシュミレーションはしています。

西鳥海にもいるのかな?熊よりオコジョに会いたいんですけどね。
2017/8/10 22:46
ゲスト
熊遭遇
todohさん

鳥海山、どこの山にも熊がいますね。
人が少ない時は特に熊には会いたくありませんね。
目の前でバッタリでなくて何よりです。
新山の風景、懐かしい。
チョウカイフスマがまた見たい、行きたい東北の山No1です。
2017/8/10 23:52
Re: 熊遭遇
Jimny-Hiker さん
コメントありがとうございます。

遭遇した小屋は1600m超の標高でこんな高いとこにいるイメージは全く持っていませんでした。一応熊鈴はつけてましたが、遭遇率が高い山域に持ってってる音だけのクラッカーは持って来てなくて、静観し様子を見るしかありませんでした。

鳥海山の登山ルートは、メジャーなものだけでも8本以上あるので、飽きずに楽しめます。
また来てくださいね。
2017/8/11 17:13
大清水
おはようございます。
大清水口はだいぶ前に登ったことがありますが,林道の長さにうんざりしたので,それ以来登っていません。私も6日に鳥海山に登りましたが,大清水からの登山者が意外といることにびっくりしました。6日の朝は雲もなく山頂は気持ちよかったでしょうね。
2017/8/11 6:15
Re: 大清水
conanさん
コメントありがとうございます。

林道がもう少し整備されてれば、距離の長さも少しは苦にならないのですが、確かに精神的に疲れますね。
一週間前は、七高山日帰りピストンも考えてましたが、5日夜から6日朝まで好天に恵まれ、泊りにして良かったです。
今月中に、もう一度西から登りたいと思ってます。
2017/8/11 17:21
同個体?
todohLX様、こんにちは、はじめまして!

日が10日ほど異なるだけでほぼ同じ地点でのクマさんの目撃とのことで、コメントさせて頂きました。

画像に撮られているクマさん、迫力があるもきれいで何かおっとりした感じが、私が至近距離で見たクマとよく似ています。
もしかしたら、同じ個体かもしれないですね。。。

距離が近いと、「終わった」 という気持ちになってしまうのも、私も実感いたしました。

百宅口ルートのヤマレコ投稿は2件連続でクマさん遭遇の話題になってしまいましたので、しばらくの間このルートは登山者にとって危険度が高いのかもしれないですね。。


オコジョですが、立山山頂付近と、笠ヶ岳の杓子平の上で二度目撃したことはありますが、動きがとても速くて、なかなか写真に写真には写ってくれないです。
2017/8/16 11:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら