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Yamareco

記録ID: 1222254
全員に公開
ハイキング
祖母・傾

古祖母

2017年08月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
yamafool その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:14
距離
10.3km
登り
1,026m
下り
1,031m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:54
休憩
1:12
合計
9:06
7:39
192
10:51
11:03
75
12:18
13:16
84
14:40
14:42
123
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東九州道から高千穂へ入り、岩戸方面へ右折。
我慢のくねくねを耐え忍び、やっと着きました。尾平トンネルです。
2017年08月11日 07:31撮影 by  SH-01G, SHARP
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8/11 7:31
東九州道から高千穂へ入り、岩戸方面へ右折。
我慢のくねくねを耐え忍び、やっと着きました。尾平トンネルです。
八月十一日は山の日。いきごんで着いてみれば
登山口は我々のみ…。やはりマイナーなチョイスだったか…。
2017年08月11日 07:31撮影 by  SH-01G, SHARP
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8/11 7:31
八月十一日は山の日。いきごんで着いてみれば
登山口は我々のみ…。やはりマイナーなチョイスだったか…。
しっかりと準備をして、さあ入山だ。
天気とはうらはらにテンションは上がります。
2017年08月11日 07:47撮影 by  SH-01G, SHARP
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8/11 7:47
しっかりと準備をして、さあ入山だ。
天気とはうらはらにテンションは上がります。
三十分ほど、ガスと湿度と暑さに耐えつつ、
つづら折りに斜面を上がると、ようやく稜線の光が見えてきました。
2017年08月11日 08:25撮影 by  SH-01G, SHARP
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8/11 8:25
三十分ほど、ガスと湿度と暑さに耐えつつ、
つづら折りに斜面を上がると、ようやく稜線の光が見えてきました。
尾平越に到着です。神聖なる?祖母傾縦走路を踏みます。
2017年08月11日 08:25撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 8:25
尾平越に到着です。神聖なる?祖母傾縦走路を踏みます。
ガスでまったく視界はきかず、祖母の雄大な稜線も深い谷も見えませぬ。一応、地形図とガーミンで現在地を再確認。
これより古祖母、障子岳を目指します。
2017年08月11日 08:51撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 8:51
ガスでまったく視界はきかず、祖母の雄大な稜線も深い谷も見えませぬ。一応、地形図とガーミンで現在地を再確認。
これより古祖母、障子岳を目指します。
路はこんな感じ。歩きやすい素敵な一本道です。
とはいえそうは甘くない。ヘロヘロの道中への一里塚でした。
2017年08月11日 08:51撮影 by  SH-01G, SHARP
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8/11 8:51
路はこんな感じ。歩きやすい素敵な一本道です。
とはいえそうは甘くない。ヘロヘロの道中への一里塚でした。
束の間、ガスが晴れると、木々の緑が目に優しいのです。
夏の山は高い山に限りますね。
2017年08月11日 09:31撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 9:31
束の間、ガスが晴れると、木々の緑が目に優しいのです。
夏の山は高い山に限りますね。
さあ、急登のアップダウンの始まりです。標準コースタイム以下のスローペースで、ユルーく歩きます。後続の三人パーティが追い抜いていきました。
2017年08月11日 10:26撮影 by  SH-01G, SHARP
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8/11 10:26
さあ、急登のアップダウンの始まりです。標準コースタイム以下のスローペースで、ユルーく歩きます。後続の三人パーティが追い抜いていきました。
展望所をすぎると、いよいよ険しさが増してきます。
2017年08月11日 10:34撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 10:34
展望所をすぎると、いよいよ険しさが増してきます。
立ちふさがる岩は、古祖母の山頂が近いしるしでもあるわけで。
2017年08月11日 10:35撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 10:35
立ちふさがる岩は、古祖母の山頂が近いしるしでもあるわけで。
ヘロヘロの三人組も、緊張感でモチベーションはあがるのです。
2017年08月11日 10:35撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 10:35
ヘロヘロの三人組も、緊張感でモチベーションはあがるのです。
おお、きたぞ。ハシゴ。長い。高い。
そして、怖いなあ。
2017年08月11日 10:36撮影 by  SH-01G, SHARP
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8/11 10:36
おお、きたぞ。ハシゴ。長い。高い。
そして、怖いなあ。
三点確保を合言葉に、まるで部活生のように、声をかけあう我々でした。
2017年08月11日 10:37撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 10:37
三点確保を合言葉に、まるで部活生のように、声をかけあう我々でした。
そしてやっと山頂へ。おいおいレンズに指がかかってる…。
2017年08月11日 10:52撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 10:52
そしてやっと山頂へ。おいおいレンズに指がかかってる…。
やっとの山頂も、ハエとアブの集団攻撃で
そうそうに退散。
2017年08月11日 11:03撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 11:03
やっとの山頂も、ハエとアブの集団攻撃で
そうそうに退散。
三人の状況によっては引き返すプランもありましたが、
やる気スイッチが入って、計画とおり障子岳へとむかいます。
2017年08月11日 14:39撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 14:39
三人の状況によっては引き返すプランもありましたが、
やる気スイッチが入って、計画とおり障子岳へとむかいます。
ゆるやかに下ります。一番楽チンな道がしばらく続きました。
2017年08月11日 11:13撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 11:13
ゆるやかに下ります。一番楽チンな道がしばらく続きました。
土呂久の林道へのエスケープ分岐。
障子岳方面からすれ違った三人組のパーティは、四季見原からの縦走組でした。これでこの日、この山域には合計9人。ようやく「山の日」らしくなったかな。
2017年08月11日 11:55撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 11:55
土呂久の林道へのエスケープ分岐。
障子岳方面からすれ違った三人組のパーティは、四季見原からの縦走組でした。これでこの日、この山域には合計9人。ようやく「山の日」らしくなったかな。
ふりかえると、ガスの中に古祖母がぼんやりと。
2017年08月11日 12:07撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 12:07
ふりかえると、ガスの中に古祖母がぼんやりと。
疲れをだましだまし、目の前にそびえる障子岳に、がむしゃらに突き進むと、山頂下の岩峰の下まできました。
2017年08月11日 12:09撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 12:09
疲れをだましだまし、目の前にそびえる障子岳に、がむしゃらに突き進むと、山頂下の岩峰の下まできました。
しばらくスリリングな道が続きます。
2017年08月11日 12:10撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 12:10
しばらくスリリングな道が続きます。
見上げると空しかありません。つまりは山頂は近いという事。
2017年08月11日 12:14撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 12:14
見上げると空しかありません。つまりは山頂は近いという事。
見えたよ山頂。鹿よけの鉄のネットも見えます。
数年前、ゲートの紐がほどけずにイライラした記憶がよみがえってきました。あそこが本日の我々の目的地。
2017年08月11日 12:14撮影 by  SH-01G, SHARP
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8/11 12:14
見えたよ山頂。鹿よけの鉄のネットも見えます。
数年前、ゲートの紐がほどけずにイライラした記憶がよみがえってきました。あそこが本日の我々の目的地。
そして、ジャーン。……真っ白…あーあ。何も見えねえ。
先行していた三人のグループがお昼を食べておりました。
2017年08月11日 13:05撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 13:05
そして、ジャーン。……真っ白…あーあ。何も見えねえ。
先行していた三人のグループがお昼を食べておりました。
30分ほどで下ります。しばらくすると、ガスがはれてきました。よっしゃ、見えた。祖母山だ。あわてて撮影。
2017年08月11日 13:53撮影 by  SH-01G, SHARP
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8/11 13:53
30分ほどで下ります。しばらくすると、ガスがはれてきました。よっしゃ、見えた。祖母山だ。あわてて撮影。
途中の展望所でガスが晴れるのをまちました。
快晴には遠いけれど、祖母の山頂から大障子へと続く稜線を
しっかり見る事ができました。ありがたい。
2017年08月11日 13:53撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 13:53
途中の展望所でガスが晴れるのをまちました。
快晴には遠いけれど、祖母の山頂から大障子へと続く稜線を
しっかり見る事ができました。ありがたい。
仲間の二人にも天狗を見せることができて、よろこんでもらえてよかった。
2017年08月11日 15:29撮影 by  SH-01G, SHARP
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8/11 15:29
仲間の二人にも天狗を見せることができて、よろこんでもらえてよかった。
そして無事に下山。道迷いもケガもなく、充実の山行となりました。とはいえ、疲労した足腰に、尾平越からのクネクネ単調な下りは効いたなあ。
2017年08月11日 16:43撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 16:43
そして無事に下山。道迷いもケガもなく、充実の山行となりました。とはいえ、疲労した足腰に、尾平越からのクネクネ単調な下りは効いたなあ。
また来るよ!と登山口に一礼し、
高千穂温泉へとレッツゴー。
2017年08月11日 16:45撮影 by  SH-01G, SHARP
8/11 16:45
また来るよ!と登山口に一礼し、
高千穂温泉へとレッツゴー。

感想

ガス、雨、と天候にはそっぽ向かれてしまいましたが、
祖母傾山系の稜線散歩は、とっても充実でした。

山の日だ。どこいこか?
隊長とリーダーと私の三人で相談。やっぱり涼しいとこがいいよね。
だったら祖母山系がいいね。混むのもいやだから、古祖母がいいかもね。
そんな会話から、古祖母、障子岳を歩く事とあいなりました。
朝五時に集合して、高千穂方面へと北進。二時間半で尾平越のトンネルに到着。
うーん。誰もいねえ。
混むのもいやだけど、さみしいのもいやだな…。やや複雑な心境で
いざスタートです。
取り付きから稜線までは、植林の中をジグザグにあがっていきます。
ガスで真っ白。湿度もりもり。汗がダラダラ。
スローペースでゆっくりと上がります。

稜線からは景色をみながら進めるとおもいきや、
やはりガスは晴れず。テンションけっこう下がりつつも、
尾平越からは、なだらかな道を会話を楽しみつつ歩きます。
徐々に斜度があがると、会話も途切れがちになり、
荒い息にかわってきます。

後ろから女性二人と男性一人のグループが追い付いてきました。
大分からの皆さんでした。山の日だけに少しは人がいないと、ねえ。
そしてあっというまに我々ヘロヘロ三人は抜かされていくのでした。
岩峰がふえてくると、少しテンションもあがります。
ヨイショヨイショとロープをつかみ、
よしきたハシゴだ。うーん長い。
ファイトファイト、三点確保。と声をかけあい
おっかなびっくりでこえていきます。
分岐を左にとり(右はちょっとばかしスリリングでした。)
合流するともうすぐ山頂。

古祖母の頂を踏み、冷えたアイスコーヒーでしばし休憩。
うーん、甘さが沁みまする。
どうする?まだ行く?戻る?
「行こうや」のリーダーの一声で、
ハエとアブとトンボだらけの山頂を後にします。

ゆるやかに下り、しばらくは楽に歩いていけます。
鞍部を越えると、また傾斜が増えてきます。
前方から三人グループが。さきほどのみなさんとは違う人たちです。
四季見原から歩いてきたとの事。古祖母まで行くそうです。
これでこの山域には9人。やあ山の日らしくなってきた。
展望所の矢印をスルーして(帰りに寄りました)
ずんずんと進んでいくと、ガスの中から障子岳の山頂のシルエットが。
さあ、あとひとふんばり。ターボをかけますよ。

岩をこえて、ロープをつかんで慎重にすすんでいくと
見えた。鹿よけのステンレスの柵だ。
もう大丈夫。ここからは記憶もよみがえります。
黒岳、親父、障子から祖母へと歩いた数年前の記憶だ。
柵をあけられなくて、ずいぶんと苦労した記憶があります。

二つの柵をこえて山頂へ。やた。
先行の三人組がのんびりと休憩中でした。
とはいえ、景色はまったく見えない。
真っ白い世界なのです。
痛! 背中と首筋をアブにやられました。ちくしょうめ。
もうお腹ペコペコです。
餅入りチキンラーメンを掻き込んで、そうそうに退散です。
下山しましょう。安全に。

しばらく下ると、単独の若い男性が登ってきました。
荷物から見てあきらかに縦走装備。
グっと応援のガッツポーズを送り、声をかけます。
九十九越小屋からとの事でした。このペースならたぶん
十五時前には祖母9合目小屋につけるでしょう。
みるからの健脚がたのもしく、うらやましい限りです。
すれ違った後、しばし祖母傾完全縦走について、ヘロヘロ三人組の
体力と実力の検討会をしつつ歩きます。まだまだ鍛えないとだめですね。

ようやくガスが晴れはじめ、祖母の稜線が見えてきました。
天狗岩もくっきりと見えます。
展望所で大休止しつつ、しばし景色を楽しみます。
この景色が見れないままでは、祖母に来た甲斐もないというもの。
十分に体力を回復させて、スタコラサッサと下山です。
この日、水分は二リットルを消費しました。
やはりこの時期の山は、汗を沢山かいてしまうものですね。

疲労が重なり、無口になった三人は、ほうほうのていで
何度もこけながら下ります。
ようやく駐車場が見えた時は、うれしかったなあ。
頭の中は、もう温泉につかっている状態でした。
なにより無事に山を楽しめて、感謝の一言です。
山に、仲間に、ありがとう。
さあ高千穂温泉へレッツゴーだ。


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