伊吹山(レモン色のユウスゲに会いに〜夜間登山って素晴らしい!)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,181m
- 下り
- 1,181m
コースタイム
≪二日目≫ 6:50 伊吹山山頂 - 10:00 登山口
天候 | ≪一日目≫ 晴れ 山頂は風強し ≪二日目≫ 曇り 山頂はガス、風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
≪駐車場≫ 駐車料金500円の民間駐車場を利用(一泊二日の駐車で500円でした) |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪道の状況≫ 特に危険箇所は無し 1合目から頂上まではほとんど日光を遮る背の高い樹木がありません。 真夏の登山は暑さを覚悟で。 ≪道の駅≫ 道の駅伊吹の里・旬彩の森では新鮮野菜を販売 http://www.shunsainomori.com/top/index.htm 道の駅のお隣のミルクファーム伊吹はジェラートの美味しいお店 http://www.biwa.ne.jp/~mk-ibuki/ |
写真
感想
連休にはいつもより少し遠くの山へ行く予定でした。
それが、だんなさんの膝の具合が思わしくなくて、この連休は山へ行けないかもとショゲショゲモードでした。
日曜日の昼になって彼の膝は少しは回復したようで、これから一泊で行ける山行きがあれば行こうということになります。
ようし、それならば、前々からユウスゲを見に行きたいと思っていた伊吹山へレッツゴー!
我が家の山登りはいつも急に決まるのです(^^ゞ
以前からtodokitiさんがレコで何度かご紹介してくださっていてとても気になっていた
伊吹山のユウスゲ&ヒメボタルの夜間登山コースにチャレンジします。
ユウスゲのお花畑は3合目にあるという情報、、、、
夕方からしか咲かないので、暑さが和らぐ17時すぎ頃から登ることにします。
そして、3合目の手前に差しかかったとき、、、お待ちかねのユウスゲ達が見え始めます。
でも、一面に咲いているという雰囲気でもありません。
少ないなぁ、これで終わりかな?と思いながら、3合目の平原に出た時にアッと驚きました。
あたりは夕日の光に輝くレモン色のユウスゲで一杯なのです。
夕日が傾きかけて空は茜色になっていました。夏の虫のキンキンとした鳴き声と
サワサワとして少し涼しい風の音聞きながら、幸せを感じるのでした。
ユウスゲのお花畑の3合目を通り過ぎ、次は山頂に向かってまっしぐら。
日はとっぷり暮れて、草むらは夜の虫の声に変ってきました。
風も少しずつ涼しくなり始めます。
ヘッドライトをつけて、上へ上へと登ります。途中、懐中電灯を照らしながら下りてこられた2人の方とすれ違いました。
暗いというだけで、少し怖さを感じます。自分独りではきっとこの暗い道を登ることができないでしょう。
普段、独りで夜間登山をされている皆さん尊敬します。
夜の風は天然クーラーのよう。
昼間なら灼熱と戦いながら登らなければ登らなければならない登山道をこんなに心地よく登れるなんて!
これは夜間登山のメリットですね。
あたりが暗くなっていくにつれ、琵琶湖の周りの町の灯りがはっきり美しく見えてきます。
9時頃に山頂に到着。すごいすごい夜景です。
夜間登山で頂上に来た甲斐が十分にありました〜。満月もくっきり見えて素晴らしい夜です。
ところが、山の天気が変わりやすいというのは、まさに言葉のとおり。
あっという間にあたりにガスが立ち込めてきて、夜景も月も全く見えなくなりました。
風もどんどん強くなっていきます。すでに台風の影響を受けているようです。
ヒメボタルはこんな強風では飛ばないようです。
ガスの中の山頂を散策します。「ほ〜、ほ〜、ホタル来いっ」
息子にお母さんそんな歌本当にあるの?と言われました。
えぇ〜、こんな有名なホタルの歌は知らないとは!? 今の子供は学校で習わないのかな ?
ホタルが見られることのほうがめずらしい現代ですもんね。
結局、息子もだんなさんもホタル探しをあきらめました。
私はどうしても見たくて粘り強く山頂の草むらでホタル探しをしました。
時間がかかりましたが、ほのかな光を発見 !
こ、これはまさにヒメボタルです〜、ホタルさんには申し訳ありませんが、
かなりじっくりと観察させていただきました。
結局2匹しか見つかりませんでしたが、初めてホタルを見た私にはそれだけでも十分なのでした。
幻想的に山頂に舞うヒメボタルを次のチャンスにまた見てみたいです。
この日の宿泊ですが当初はシュラフで星空を見上げながら寝ようという計画でした。
(↑考えが甘い甘い、伊吹山の山頂の風がかなり強いのは常識です)
山頂到着後、ガスはどんどん出てくるし、風は強まる傾向でビュービュー吹いています。
これはダメだ、と思って避難小屋(山頂のお堂です)の扉を恐る恐るあけてみます。
幸い誰もいませんでした。(収容人数は5〜6名ぐらい)
仏様に感謝しながら、家族3人でシュラフを広げ、お香の香りの立ちこめる建物の中で一晩眠りにつくことに。
宿泊費として、いつもよりも少し多めにお賽銭を入れさせていただきました。
、、、翌朝
山頂はガスに包まれ、周りの景色も御来光も見えません。
小屋の見える範囲で散策して、いくつかのお花の写真を撮りました(強風で写真もボケボケ)
さて、早朝の5時過ぎだというのに、頂上小屋の‘えびすや’さんには、たくさんの登山者がいるではありませんか。
丁度、女子サッカーの決勝戦の試合がテレビ観戦できるようです。
隅っこのテーブルでお花の本を読みながら、モーニングコーヒーをいただきます。
時間があるのでのんびりさせてもらいます。
サッカーの対戦チームは、日本対アメリカ。勝てば、日本が優勝で世界一。
接戦で延長戦に、さらに日本が同点ゴールを決めてPK戦に。
サッカーの試合を自宅以外で観戦するのは初めてですが、
‘えびすや’さんで、今この場所でテレビ観戦をしている皆さんとは、同じチームを応援するからか、頼もしい一体感が、、、、。
(皆でサッカー観戦するのって、家でポッツリ見るよりも面白いなぁ)
さて、このPKが決まれば日本が優勝というその瞬間、すごい緊張感で、
時間が止まったかのよう。
そして、皆の視線を浴びながら注目のゴールキック!
「、、、、、シュート!、、、、、ゴォォール、日本優勝です!」
日本おめでとう〜 \(^o^)/
‘えびすや’さんの店内は、拍手と大歓声でいっぱいになりました。
この日の朝の伊吹山はガスで御来光はありませんでしたが、
なでしこジャパンが、日の丸の旗を揚げてくれました〜。感動したよ、日本女子サッカーの皆さん。
そんなわけで、天気が悪くても、かなりルンルンな気持ちで下山です。
朝、露に濡れた草のにおいの中、ほとんど人のいない登山道を下りるのはとても気持ちが良いものでした。
何度か登ったけれど、今回の夜間登山&早朝下山の山歩きで伊吹山の良さが一番分かったような気がします。
うちのだんなさんは、伊吹山に恋しちゃったらしいですよ、、、(^_^)
惜しくも台風の影響が出始めてしまいましたね。
そうでなくても、伊吹は夜半過ぎからガスが出やすい見たいですが・・・
天候はやはり運もありますね・・・
ホタルはまた来年以降の楽しみとして残しておきましょう。
ユウスゲも最盛期のようで。
一面に広がるユウスゲはやっぱり綺麗ですね。
伊吹山頂で歴史的瞬間を見られたとは。
それはそれで良い想いでになったのではないでしょうか
おはようございます(^^)/~~~(強風と豪雨に目が覚め、ついつい眺めてしまうのはヤマレコ^^;)
正面登山道ではユウスゲが咲き誇っていたんですね〜 これまた素敵です
これは今の夜間登山しか見られない光景ですね
美しい夜景に夜景もクッキリですし、2匹だけでも出逢えたヒメボタル
天然のクーラーにお花たち。。。そして今回はなでしこジャパンの優勝シーン付と盛りだくさんでしたね
伊吹の天気の変わり様は風の通り道だけあって致し方ない点もありますが
次回の楽しみに
それにしても、あの真冬に登ってしまったslowlifeさん家だけあって
3時間半で登ってしまいましたか しかも暗い道のりを
slowlifeさんも息子さんも強者ですわ
夜間登山。。。美味しいところがイッパイですね♪お疲れさまでした〜
ご主人様のお膝、早く良くなるといいですね
夕方からしか咲かないユウスゲの花のちょっと儚い魅力と、同じく淡く儚げなホタルの光。
今まで知らなかった伊吹山の魅力を教えて頂きました☆
頂上はガスで展望がなかったのは残念ですが、
なでしこジャパンの感激を、同じ時間に山頂に
みえた方と共有できたことは、頂上展望以上に
素敵な「一期一会」になったのでしょうね☆
花たちの写真、アングルがどれもお見事〜
見本にさせて頂きます
今回は大・満・足の山行きでした〜
この山に初めて登った時は3年前の丁度今頃でした。
登山開始時間は朝の6時だったにもかかわらず、
登山道は暑くて暑くて、、しかも頂上はガスで展望無しでした。
去年までこの山は一回登れば十分かな、、と思っていました。
todokitiさんやヤマレコの他のユーザーさんのレコが無ければ、伊吹山の良いところをを発見することがないまま終わっていました。
冬も楽しかったけれど今の時期も素晴らしい山ですね。
夜間登山のおかげで涼しく登り降りできました。
家族みんなで伊吹山ファンです。
todokitiさん、ありがとう!
写真の数々がいつもいつもホントに素晴らしいです
夜間登山、是非チャレンジしたくなりました。
でも同じ山に登ってもこんな爽やかで涼しげなレコにはならないんだろなぁ・・・
ユウスゲ間に合うかな?
それにしても、なでしこ優勝を山頂で見られるとは何という贅沢
kayo-piさんの連休中の伊吹山のレコ、読ませていただきました〜
なるほど、山頂駐車場で車中泊で御来光登山という手がありましたか〜。
次男くんもがんばって早起きしてくれたんですね
ヒメボタル、ちょっとだけでも見れて感激ですよね。
シモツケソウが見頃な頃に、いつかもう一度、山頂のお花をたっぷりと見てみたいです〜
だんなさんの膝は不思議なことに伊吹登山後にすっかりと良くなりましたのでご安心を!
きっと伊吹山 の御利益なのでしょう。
時期、時間帯、天気で、毎回、同じにならない山歩き
伊吹山にはいろんな顔があるんだなぁと思いました
ヤマレコユーザーさんのレコのおかげで、普通のガイドブックには載っていない、
山歩きの楽しみがどんどん増えていきます。
ヒメボタルは、また来年も見に来ようと思っています
「一期一会」本当に良い言葉ですね〜
夜間登山は満足感たっぷりです〜。
山頂でなでしこ優勝を祝えるなんて、うれしかったですね〜。
かなり贅沢だったかも
ユウスゲのお花畑は、どちらかというとこれから咲く蕾の数よりも咲き終わった花のほうが多かったような気がします。
一面のユウスゲの花は来週末までは難しいかもしれませんが、
utaotoファミリーが夜間登山したらきっととっても楽しいと思いますよ〜
えびすやさんで、みんなで一体となってサッカーを応援する〜 なんて、
ものすごくイイ思い出になりますね。
もちろん、ユウスゲもヒメボタルも感動ですが、
えびすや さんでのその状況は、
おそらく・多分・二度とないような気がしますね。
いやぁ〜、私が大好きな、一期一会ですか〜?
おそらく息子さんも、一生の思い出となるでしょうね。
昨日の台風で伊吹山ドライブウェイが崩落してしまって通行止めとなってしまったので、
えびすやさんはどうなるのでしょうね?心配です。
今日から夏休みですね。
ママ頑張って下さい。
台風で、伊吹山のドライブウェイが崩落しちゃったんですね、、、、、
えびすやさん大丈夫かな?
早くドライブウェイ が修復されますように。
息子の夏休みの宿題 を10日で終わらせるべく只今監修中!
7月末からだんなさんと息子の二人は、だんなさんの実家で夏休みを過ごすことになっているのです。
その間、私はちょっとばかし、羽を伸ばすことができそうです
それまでの、ここ一週間が勝負どころなのですよ。
読書感想文がいつも最後まで残って大変なことに
slowlifeさんはじめまして!
一日違いで伊吹山へ登っていたようです。
伊吹の夜間登山がこんなに楽しいなんて!私も同感です。
私は22時半頃の出発だったので、夕暮れ時のユウスゲの美しさには出会えませんでした。
(朝は花が閉じちゃってるんですね)
こんなに綺麗だったのですね
一日前なら、少〜し窪んだところにシュラフでゴロんとなれば、風をよけて快適な星空野宿できましたよ。
天候によっては、ぜひぜひ!オススメです。
padmaさんと Omaeさんの素敵なレコ、拝見させていただきました〜
山頂からの景色と御来光素晴らしいですね〜
なんと、一日違いで、山頂の様子は全く違うんですね。
padmaさんと Omaeさんのような星空野宿に憧れていたんです〜。
また来年チャンスがあればトライしたいと思います。
夜の山登りって本当に楽しいですね
いつも楽しく山行記録、読ませてもらってます。
slowlifeさんの文章って、味があっておもしろいんです。
今週末、ひょっとしたら伊吹の夜間登山に挑戦するつもりです。
蛍が見られたらアップしますね。
コメントありがとうございます!
雪山以来の伊吹山でした〜。今はすっかり夏の山 ですよ。
そうなんです、ユウスゲ、ホタル、そして、おまけでサッカーまで見れて大満足登山でした 。
週末の伊吹、天気がなかなか良さそうで期待大 ですね。
きれいな夜景や、ホタルが見られると良いですね
すいません。
突然コメントいれちゃいまして。
伊吹山の夜間登山。
話には聞いたことがありましたが、状況がようやく分かりました。
デラ楽しそうですね。
一つだけ教えてください。
今回の山行では避難小屋を利用されたとありましたが、元々の計画では降雨の可能性がないからマットとシュラフのみで寝る予定だったのですか?
それともツェルトとかを張って寝る予定だったのですか?
おしえていただけると幸いです。
コメントありがとうございました!
我が家の当初の計画はこんな感じです
第一希望、マットとシュラフのみで野宿
第二希望 ツェルトを張る(持参していきました)
実はトライしてみたのですが、強風に負け退散
遠くにカミナリの光も見えてました
第三希望 避難小屋(お堂)利用
第四希望 山頂で営業されている山小屋にお願いして宿泊させていただく
第五希望 あきらめて下山
幸い避難小屋泊まりできました。
人で一杯かと思ったのですが、すでに台風の影響をうけていたので、
登りに来る方が他の日よりも少なかったのかな、、、。
伊吹山の夜間登山、デラ楽しいですよ。
wakabonさんもお試しあれ〜
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