鳳凰三山トレラン(広河原in/夜叉神峠out)
- GPS
- 09:18
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,920m
- 下り
- 2,038m
コースタイム
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 10:01
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原→白鳳峠までの登りは、最初は急な山道、途中から急な岩場で、枝リボンや道案内板も少なく、特に岩場に入ってからはマーキングされた岩がほぼ見当たらず、何度か道を誤る。都度、タブレットの「山と高原地図」の現在地、向いている方向、目指すべき方向を見比べ、軌道修正し乗り切る。 白鳳峠→高峰までは、北岳・甲斐駒・八ヶ岳方面の絶景が望めたが、「藪の中」か「岩場の上」のいずれかを突き進むが、前者は案内板ゼロで、道を見失うことが複数回あった。いずれも前後左右よーく見渡すと、正規ルートに復帰可能。岩場は白鳳峠までに比べると、マーキングが増えて、何とか道誤りは回避可能。 高峰→鳳凰三山(地蔵岳、観音岳、薬師岳)は、稜線に出ることもあり、道誤りポイントはなし。 薬師岳→夜叉神峠までも、整備された一本道のため、道誤りポイントはなし。南御室小屋から辻山(苺平)を除き、基本下り基調のため、快調にトレラン可能! |
その他周辺情報 | 夜叉神峠登山口の目の前にある「夜叉神の森」にて、入浴可能(600円)。 |
写真
感想
<南アルプスDay4>
朝3:30に広河原を出発。
計画では鳳凰三山のラスト・薬師岳で折り返し、広河原へ戻るピストンコースを想定。しかし、白鳳峠までの登り岩場がエグかったので、あそこを下りたくない想いが道中強くなり、携帯電波が通じる地蔵岳で、夜叉神峠までの残りコースタイム、夜叉神峠→広河原のバスの時刻を確認すると、なんと標準コースタイム通り進めば、終バス15:17にギリギリ間に合うことを確認。ここまで標準コースタイムより短く来ており、この後は下り基調のため、夜叉神峠まで一気に下ることを決断し、地蔵岳からはトレッキングモードをトレランモードに変更!
高峰を過ぎてからはずっと稜線上を進むため、ガスってて眺望はあまりないものの、トレランコースとしてはとても快調!各山頂でちょこちょこ撮影しつつ、かなりいいペースで進んでいくと、10:30過ぎに南御室小屋まで到着!『おでん』の文字が目に入り、本日一番の小休止。カラシがきいたおでん、最高においしかった!新鮮な「南アルプスの天然水」もここで補給。オーナーに「あなたのペースなら、ここから2時間位で下れるよ」と背中を押され、この時点で15:17発(終バス)ではなく、一本前の13:17発に照準を合わせる!
その後黙々と走り続け、ランチのパンは走りながら胃袋へ・・・。夜叉神峠小屋到着時点で狙ったバスまで、残り25分。バス停まで標準コースタイムは残り40分。最後の力を振り絞って駆け下りるものの、バスのエンジン音、車掌の甲高い声が、無情にもトレイルを下っている自分の耳に入ってくる。7分差で間に合わず。
しかし、これが幸運の始まり!バス停目の前の小屋「夜叉神の森」で、なんと日帰り入力可能。東京を発って以来、4日ぶりとなる入浴(しかもバスタブ付き)で、生き返る!風呂場では、同じようなコースを1泊2日で下ってきた老紳士と山トーク。風呂後は、当然ビール。そして山菜かき揚げソバ!狙ったバスに間に合わなかったおかげで、逆にリッチな時間を過ごせました。どうせ早々と広河原に戻っても、テントで寝る位しかやることないし(笑)。
3,000m級の山々を3日間登下山してきた累積疲労を蓄えつつも、4日目となる今日が一番快調に山を走れました!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する