南アルプス初入山『 鳳凰三山 』〜 青木鉱泉発

2024年05月18日(土) [日帰り]

• GPS: 12:37
• 距離: 19.4km
• 登り: 2,327m
• 下り: 2,340m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:50
• 休憩: 2:48
• 合計: 12:38

距離 19.4km 登り 2,338m 下り 2,340m

3:32 スタート地点
5:23 5:28 南精進ヶ滝
6:36 6:43 白糸の滝
7:11 7:12 五色の滝
8:06 8:24 鳳凰小屋
8:45 9:01 休憩（居眠り）
9:35 10:21 地蔵ヶ岳
10:34 10:36 アカヌケ沢の頭
11:17 鳳凰小屋分岐
11:51 12:08 鳳凰山
12:28 13:17 薬師岳
13:48 13:49 御座石
14:58 15:04 林道出合
15:32 中道ルート登山口
15:58 御所山登山口
16:10 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場
　・青木鉱泉の駐車場利用 ／ 800円 ⇒ 後払いでOK，紙挟まっている
　　　※道路脇の駐車スペースはAM3時過ぎ着でほぼ満車 → 手前左奥Pは不明

コース状況／危険箇所等

◆登り ／　ドンドコ沢ルート
　・鉱泉 〜 南精進ヶ滝 ： 夜明け前の通行は若干不明瞭だが難しくは無い，渡渉（写真あり）のところは日の出後の方が無難
　・鳳凰小屋まで ： 崩壊しているところがある程度で特に問題無く，滝や富士山頭・山頂オベリスクが見えるなど変化があって良し
　・地蔵岳まで ： 森の中は残雪があるが問題なし，「砂地獄」は砂が崩れるので厄介
◆下り ／　中道ルート
　・御在石まで ： 残雪がかなり残るものの，チェーンスパイク等無しでもクリアできた。滑り止めを付けた方がより安全であり，登りでは使用すべきだろう
　・林道出会 〜 登山口まで ： 特に問題ないが，単調なルートで我慢強さが必要
　・林道 〜 鉱泉 ： 全く問題なし，走っている人もいた

その他周辺情報

◆青木鉱泉までの林道状況 ／ 中央高速韮崎ＩＣ下車 → 桐沢橋・原山神社経由
　⓵清哲林道 ： 未舗装部分が多いが距離が短い
　��御庵沢小武川林道 ： 舗装道でカーブミラーも多く設置，陥没やへこみ，落石・木片があり，パンク等を防ぐため回避して通行
　��小武川林道 ： 鉱泉手前の橋を過ぎると未舗装，カーブミラー設置がほぼ無い，へこみ・落石等があるため通行注意

写真

5/18 3:34

ヘッドランプをつけてスタート

5/18 3:50

時折，空も見えて，歩き難いコースではない

5/18 4:50

明るくなって一安心

5/18 4:54

◆コース状況に記載した渡渉箇所

5/18 4:55

◆日の出後の方が渡渉は安全

5/18 5:13

東洋大学ワンダーフォーゲル部の道標

5/18 5:17

若い命を惜しむ石碑あり

5/18 5:23

「南精進ヶ滝」は，大きく立派な滝だ

5/18 5:45

「鳳凰滝」は時間を惜しんでパスした

5/18 6:00

CMでは無いけれど「南アルプスの天然水」って感じ！

5/18 6:36

「白糸の滝」もなかなか

5/18 6:36

休んでいる方に「富士山の頭が見えている」と教えてもらった

5/18 7:11

「五色ノ滝」も大きな滝だ
　※滝壺まで降りている方もいた

5/18 7:43

地蔵岳オベリスクが初めて見えたポイント

5/18 8:25

「鳳凰小屋」到着
　※建て替え工事のために休業中

5/18 8:45

登山道の残雪の状況

5/18 9:09

遂に「砂地獄」へ突入

5/18 9:16

足元が崩れ難いところを選びながら登るが，気力・体力が削られ，山頂前の最大の試練

5/18 9:26

振り返ると「観音岳」が見えたが苦しさは変わらない

5/18 9:26

オベリスクが随分大きくなった

5/18 9:38

登りきって振り返った時に，「観音岳」の左に「富士山」が見え，あまりの美しさに「天〜国」のよう

5/18 9:41

さあ，オベリスクは登れるところまで行ってみよう！！

5/18 9:57

巨石の左下まで登り，南アルプスの南部の「悪沢岳 〜 北岳」

5/18 9:55

南アの北部の「北岳 〜 甲斐駒ケ岳」までで，圧巻の光景だ！！

5/18 9:51

「北岳」と「間ノ岳」をこんなに近くから見たのは初めて

5/18 9:52

「仙丈ケ岳」と「甲斐駒ヶ岳」
昨年，テント泊登山が仕事で行けなかったので，今年は必ず

5/18 9:53

「甲斐駒ヶ岳」は独立峰の雰囲気があり，カッコいい山だ

5/18 9:53

右肩に「穂高連峰と槍ヶ岳」が見える！！！

5/18 9:54

ほぼ登った「八ヶ岳連峰」

5/18 10:12

オベリスクの左下まで登ったが・・・

5/18 10:01

結構な高度だった！！

5/18 10:26

有名な「賽ノ河原」で沢山の石地蔵が安置されていた

5/18 10:33

「赤抜沢ノ頭」から望む最初に登頂した最も西にある「 地蔵岳（2,764m）」
　※三山の中で最も好きな山で，この写真が今日一

5/18 10:44

命名「アシカ岩」なんちゃって

5/18 11:10

「 稜線上の盆栽」
　※ 風が強いのでハイマツの枝は一方向を向いており，花崗岩の白砂の上に根を張っているので「まるで盆栽」

5/18 11:59

鳳凰三山の最高峰「 観音岳（2,840m）」

5/18 11:54

「観音岳」から「地蔵岳」方面の景色が素晴らしい

5/18 11:28

地蔵岳をアップすると「砂地獄」の高低差がよく分かる

5/18 11:55

一方，「 薬師岳」方面を見ると，ハイマツや岩の間のルートを富士山を見ながら歩くのは「極上縦走」だ

5/18 11:56

形の良い「富士山（3,776m）」⇒ 静岡県側（宝永山あり）からに比べて裾のまで綺麗
　※ 手前は薬師岳山頂，その先には甲府盆地

5/18 12:20

三山の最後の「薬師岳」へ

5/18 12:34

「 薬師岳（2,780m）」到着

5/18 12:31

平坦で開けた山頂を持つ「 薬師岳」

5/18 12:31

「観音岳」からの縦走路を振り返ると，花崗岩の砕けた白い砂が目立つのは，南アでは「甲斐駒ヶ岳」とここだけ

5/18 13:07

三山縦走が終わり，最後の絶景を巨石の上から眺める（薬師岳より）⇒ 正面は 仙丈ヶ岳（3,033m）

5/18 13:10

雪が残る南アの主稜線（南部）はそれぞれの山がデカイ

5/18 12:35

左の「農鳥岳」から右の「仙丈ヶ岳」まで 三千mの山が続く圧巻の稜線

5/18 12:35

北岳（3,193m：標高2位／右）と間ノ岳（3,190m：標高2位／左）未踏峰
　⇒ その左の農鳥岳（3,026m）を含め “ 白峰三山 ” と呼ばれ，” 鳳凰三山 ” は絶好の展望地

5/18 13:08

「富士山」も見納め

5/18 13:26

中道ルートに入ると「御座石」までは残雪がある

5/18 15:32

「中道ルート登山口」

5/18 16:39

【 参考 】「御庵沢小武川林道」の様子

5/18 16:39

標高があり景色は良い

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

おがっち

　初めての “ 南ア ” の『 鳳凰三山縦走 』は “ ため息 ” の連続となった。18日の南アルプス北部は，終日晴天の予報となり，急遽，青木鉱泉から「 地蔵岳 → 観音岳 → 薬師岳（鳳凰三山）」の周回縦走にチャレンジした。「富士山」を正面に，「北岳・間ノ岳（標高2位・3位）」を右に見ながらの縦走は，これまでに経験したことのない超絶景であり，ため息ばかりの至福の山行となった。

コメント

まっちゃん

超が付くほどのロングかつ標高差、
内容も難ルート続きで日頃の鍛錬がものをいう山行でしたね。
見ることが出来た景色も最高で、まさに言う事無しだったのではないでしょうか。
これからも益々ステップアップされることを楽しみにしています。

同じ世代として羨ましくはありますが、逆立ちしても追いつきそうにないです😅

おがっち

まっちゃんさん，いつもコメントありがとうございます。

鳳凰三山，地蔵岳から観音岳，薬師岳への縦走は，大変お薦めです。出来れば，小屋泊して堪能すべきだと思います。
晴天予報で，思いつき日帰り縦走は愚の骨頂でした。しかも，寝不足で，二度ほど居眠りしたり，砂地獄ではグダグダになり，下りは苦行となりました。この年で，何という山行だったと反省したのが本当のところです。今後は，沢山楽しみながら，年相応の山歩きをしたいと思いますので，今後もよろしくお願いします。