記録ID: 1226207
全員に公開
アルパインクライミング
剱・立山
日程 | 2017年08月09日(水) ~ 2017年08月13日(日) |
---|---|
メンバー | , その他メンバー2人 |
天候 | 雨、雨、雨。最終下山日のみ、まともな天候でした。 |
アクセス |
利用交通機関
行き)
バス、
タクシー
夜行バスにて富山駅に朝5時過ぎに到着。地鉄にて上市駅へ。上市駅前にいたタクシーにて馬場島へ移動(9000円) 帰り) 室堂よりアルペンルート乗り継ぎ富山駅まで。富山から新幹線。 室堂からの移動は、チケット売り場など、大町方面の方が混雑していました。立山方面は並ばずに切符購入可能でした(電鉄富山駅までの行程をまとめて購入可能)。臨時バスが次々と出ていました。また切符購入時に、美女平で乗り継ぐケーブルカーの整理券を受領。ケーブルカー乗り場では30分程度の待ち時間があったものの、整理券のおかげで無駄に行列する必要がなく、システムとしてとても有効に機能していました。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 2日目
- 山行
- 6時間47分
- 休憩
- 3時間25分
- 合計
- 10時間12分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
4日分のログですが、実際は3日目は雨天停滞(近場で岩登りだけ)だったので、ログがありません。山行自体は5日間となります。また、最終日のログがとれていなかったので手書きです。
過去天気図(気象庁) |
2017年08月の天気図 [pdf] |
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写真
感想/記録
by hnhn
天候により、当初の計画は総崩れとなった今回の山行でした。
当初計画は、登りは
案1:池ノ谷から入り、二俣でビバーク、2日目剱尾根を登る
案2:池ノ谷を2日かけて三ノ窓まで詰め、上から剱尾根へ
案3:ブナクラ谷から入り、ブナクラ峠、池ノ谷山経由で2日かけて三ノ窓へ詰め、上から剱尾根へ
というものでした。そして剱尾根を終えたら、チンネ左稜線も継続で、というゴールデンプラン。
それが・・・。
初日からの雨で、とにかく川が増水している。行きのタクシーから見た濁流、そして、運転手さん曰く「こんなところ普段は水なんて流れてないよ」というところがそこここ沢になっている状況、それらを鑑み、池ノ谷もブナクラ谷も危険と判断。結果、早月尾根登りで、しかも小屋泊まりにもしちゃったし、かなりぐずぐずな出だしになりました。さらに天候は悪く、登攀を予定していた3日目は前夜からの雨で諦めてしまい(さくっとジャンダルム登りにいけたのはその中でも唯一の救い)、その翌日はさらにひどいどしゃ降り。さすがに停滞2日というのは辛く、下山を決定してしまったのでした。
2日間停滞すれば、好天の下、日曜日にチンネにいけたのでしたが、それは結果論。結果、最終日が最も好天というたいへん残念な行程となりました。
ちなみに、下山路についても、もともとは欅平に抜けたかったのに崩落で通行できないという事前情報により、実際に計画していたのは、ハシゴ谷乗越から内蔵助平経由で黒部ダムに抜けるはずだったのです。が、どしゃ降り&重装備による歩みの遅滞から、内蔵助平でのテント泊は厳しかろうということで真砂経由室堂になったのでした。
その意味で、登りも、登攀も、下山も、すべて計画外の行程となったのでした。ある意味、その計画崩れっぷりがおもしろすぎるほどorz。
持っていた装備は、いちおう全部使ったけど、なんだか剱エリアにボッカトレに行ったみたいで、残念なんだかあるいみ贅沢なんだか、よくわからない思いが残るのでした。
昨年の同時期に、4日間快晴で八ツ峰やれたのの反動か?山ってこういうものですよね…
当初計画は、登りは
案1:池ノ谷から入り、二俣でビバーク、2日目剱尾根を登る
案2:池ノ谷を2日かけて三ノ窓まで詰め、上から剱尾根へ
案3:ブナクラ谷から入り、ブナクラ峠、池ノ谷山経由で2日かけて三ノ窓へ詰め、上から剱尾根へ
というものでした。そして剱尾根を終えたら、チンネ左稜線も継続で、というゴールデンプラン。
それが・・・。
初日からの雨で、とにかく川が増水している。行きのタクシーから見た濁流、そして、運転手さん曰く「こんなところ普段は水なんて流れてないよ」というところがそこここ沢になっている状況、それらを鑑み、池ノ谷もブナクラ谷も危険と判断。結果、早月尾根登りで、しかも小屋泊まりにもしちゃったし、かなりぐずぐずな出だしになりました。さらに天候は悪く、登攀を予定していた3日目は前夜からの雨で諦めてしまい(さくっとジャンダルム登りにいけたのはその中でも唯一の救い)、その翌日はさらにひどいどしゃ降り。さすがに停滞2日というのは辛く、下山を決定してしまったのでした。
2日間停滞すれば、好天の下、日曜日にチンネにいけたのでしたが、それは結果論。結果、最終日が最も好天というたいへん残念な行程となりました。
ちなみに、下山路についても、もともとは欅平に抜けたかったのに崩落で通行できないという事前情報により、実際に計画していたのは、ハシゴ谷乗越から内蔵助平経由で黒部ダムに抜けるはずだったのです。が、どしゃ降り&重装備による歩みの遅滞から、内蔵助平でのテント泊は厳しかろうということで真砂経由室堂になったのでした。
その意味で、登りも、登攀も、下山も、すべて計画外の行程となったのでした。ある意味、その計画崩れっぷりがおもしろすぎるほどorz。
持っていた装備は、いちおう全部使ったけど、なんだか剱エリアにボッカトレに行ったみたいで、残念なんだかあるいみ贅沢なんだか、よくわからない思いが残るのでした。
昨年の同時期に、4日間快晴で八ツ峰やれたのの反動か?山ってこういうものですよね…
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