剱岳 ~池ノ平小屋、北方稜線~※バリエーション
- GPS
- 30:41
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 3,341m
- 下り
- 2,441m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 5:39
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 9:40
天候 | 10/12☀️ 10/13☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
旧1,000円札と小銭しか使えないので注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【池の平小屋~池の平山】 山頂までの登りはごく普通の登山道 南峰から北方稜線へ直進する道は山頂すぐ下にピンクテープあり。 序盤からハイマツの海を藪泳ぎ。 今年は通行者少なく踏み跡薄いとのこと。 しっかり先を確認すればピンクテープ付けてくれてるので大きくは外れない。 最後の各心部、岩の下りでフリーだとなかなか緊張する場面があった。 この辺りはメインの部分を外れたのかピンクテープは見当たらなかった。 【小窓~池ノ谷乗越】 うっかり進んでしまうような所多々あります。 池ノ谷ガリーはガレガレのザレザレ。 他登山者と距離を保たないと怖いです。 残雪時期用なのか岩場の高い位置にピンクテープがあり、それにホイホイ誘われてコース外の絶壁を直登してしまいました。 岩も脆く崩れるし剥がれるしで緊張が続きました。 池ノ谷乗越から先の立ち上がるような岩を登り終え池ノ谷頭で休憩。 その先は巻道があり普通の剱岳コース級になり簡単なります。 個人的には鋸岳と穂高西尾根を合わせてもっと難易度上げたような印象です。 ここでは自分より経験の少ない人を連れ安全に導ける自信はありませんでした。 剱岳山頂以降は割愛。 |
その他周辺情報 | 室堂に向かう途中、雷鳥荘で日帰り温泉利用。1,000円 時間帯なのか割と空いていて、硫黄臭の良い湯でした。 ロッカーは無いので貴重品はフロント預りになります。 |
予約できる山小屋 |
剣山荘
|
写真
感想
先月、北方稜線を目指して悪天候により池ノ平で撤退した。
あの時もし強行していたら今ここに居ないかもしれないし、この絶好の山日和で登れることは無かっただろう。
今回は北方稜線を攻略する事だけに絞り、テント泊から小屋泊に切り替えた。
荷物が軽いというだけで黒部ダムから小屋までのタイムが前回と比べ2時間短縮できた。
そして池ノ平小屋に泊まるのも楽しみだった。
ここの小屋はみんな良い人たちで訪れる宿泊者の雰囲気も良い。
奧劔の峰々を眺めながら五右衛門風呂にも入れて、他にも色々と楽しませてくれる。
遭難防止するため北方稜線へ向かうみんなを集めて最新状況を教えてくれたり、こんな秘境でWi-Fiを解放してくれてたりと本当に感謝しきれません。
小窓氷河のクレバスの中から採ってきた氷で作ったウイスキー『氷河ロック』は逸品です。
この小屋を目当てにやってくる人も多く、どこから来ても大変な場所なので熟練の登山者、クライマーの方も多く、みなさんの死にかけたエピソードなど一般人からしたらぶっ飛んだ話を酒飲みながら楽しみました。
やはり山やる人は変態ばかりです。笑
メインの北方稜線は、小屋のボランティアの伊豆田さんがインスタやYouTubeで情報を発信してくれていたお陰で大きな迷いもなく進むことができました。
ただ、イメージではかなり長丁場だと想定していたところ気がついたら池ノ谷ガリーが終わっていました。笑
しかし、ルーファイがやはり未熟で俯瞰して見られてなかったこともあり、余計な絶壁を攀じ登ったりして難易度勝手に上げていました。
(ガリー後半でたぶんチンネへの印にホイホイ登ってしまった)
剱岳の魅力はやはり凄いですね。
登れるようになればなるほど更に新たなルートが気になってくる。
そしてこの山の前では自分はもうヒヨッコ、いや虫ケラ、ミジンコです。
これからも定期的に色んな角度から張り付いて行きたいですね。
また来年もよろしくお願いします。
(余談ですがこの連休、混雑酷過ぎて室堂から扇沢まで4時間くらいかかりました。
薮でも何でも漕いで下山すれば良かったと思いました。笑)
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