空木岳-南駒ヶ岳-越百山 伊那から木曽へ中央ア横断2日間
- GPS
- 32:35
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,716m
- 下り
- 2,473m
コースタイム
4:30菅の台バスT-6:00上の駐車場-7:15池山小屋水場-10:55空木平小屋11:20-12:30空木岳12:45-15:00摺鉢窪小屋
18日
5:05摺鉢窪小屋-6:05南駒ヶ岳6:25-7:30仙涯嶺-8:55越百山9:10-9:45越百小屋10:00-12:20林道登山口-13:10伊奈川ダム
天候 | 晴れ 午後時々ガス 翌日 高曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
空木平の沢も水は豊富でした。 摺鉢窪避難小屋協力金1000円。トイレもそこそこきれい。 (夜中に稜線から吹き下ろす風が「入れてよぉ」とドアをたたく・・独りで泊まると・・ ) 仙涯嶺の崖っぷちを歩くのはほんの一瞬。ずっと歩いている様なら直ぐに戻りましょう。 越百小屋水場はかなり下ります。あきらめて引き返しました。 |
写真
感想
毎年この連休は大混雑ですが今年も天気に恵まれそうなので、以前より暖めていた中央アルプス横断に決定です。休みが2日間しかとれないので菅の台までの夜行バスを予約し、摺鉢窪避難小屋に宿泊、最後は4時間の林道歩きの計画としました。
M新聞社の夜行バスはまたも女性2人組の前の席となり、消灯までお話が続き寝させてもらえません。さらに冷房調整が壊れているらしく、ものすごい寒さで眠れず、皆ジャケットを被っていました。
3時半ころ菅の台に到着したので時間待ちをしていた様ですが、辺りが騒がしいので見てみると、もうロープーウェイへ行く人は長蛇の列です。結局4時にバスを降り、4時半に池山方面に歩き始めました。宝剣岳がホテルの明かりとともに見えていました。
菅の台登山口からはやや分かりにくく、怪しい場合は遊歩道を通ったほうが無難です。池山尾根は多くの方は上の駐車場まで上がっていく様で、途中にたくさん駐まっていました。一番上の駐車場手前に「何となく」バリケードがありましたが、別に進入しても問題はないようです。
ここまでで既に暑くて大汗をかき、池山小屋で水を4L担ぎ、ヒイヒイ尾根を登ります。さすが連休、どんどん人に抜かれますし、前からも降りてきます。もう勘弁、というころ空木平への分岐に到着、避難小屋へ向かうとお花畑が出てきます。小屋の前で昼食、最後の頑張りで空木岳を目指し登ります。
山頂ではちょうど木曽駒方面にガスがかかってしまいましたが、これから行く南駒ヶ岳への稜線が見えます。しばし休憩、大勢の人であふれた山頂をあとに、南へ向かいます。ここからは人が少なくなり、静かな稜線歩きとなりました。アップダウンを繰り返し赤梛岳を通り過ぎ、摺鉢窪の下降点に到着です。
さて下降点の入口で、這松をかき分けた瞬間の感動 ! 一面のお花畑が眼前に広がります。ここから小屋まで、花天国・虫地獄でした。お花畑はすばらしくたくさんの花で溢れかえり、一方虫は鼻の穴や耳の穴にまで飛び込んできます(夜中に耳の穴から1匹落ちました・・)。
避難小屋は13人くらいで、余裕でした。後で聞くと駒峰ヒュッテや他の小屋は大変な状態だったそうです。
翌日は高曇りですが、暑くもなく遠くも良く見えて山歩き日和です。朝早くは虫も少なくお花畑をゆっくり楽しみ稜線に上がります。南へ向かう縦走路からは、浅間山、八ヶ岳から南アルプス、恵那山、白山、御嶽山、北アルプスなど、次から次から景色が現われ、歩が進みません。南駒ヶ岳からはこれから歩く越百山への稜線が見えます。(あぁあそこまで歩いたら縦走も終わりだなー)
仙涯嶺あたりは視界が利けば全く問題ありませんが、天気が悪いと道を見落とすかもしれません。越百山で主稜線に別れを告げ、一路下山します。伊奈川ダムからは小屋でご一緒だったご夫婦に駅まで送って頂き、4時間の短縮になりました。数年前は中小川に降りるルートを計画していましたが、もう私の手に負える道ではなくなったようです。
須原駅では電車が約2時間待ちになりましたが、町はちょうどお祭りで酒屋の前で岩魚の塩焼きをやっていたので、ビールと一緒に3本平らげてしまいました。(うまかったー)
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