上河内岳、茶臼岳、仁田岳 南アルプス、静岡百山
- GPS
- 20:48
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,781m
- 下り
- 2,981m
コースタイム
1日目 聖沢登山口→聖沢小屋
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
聖岳登山口 06:09 1:06 0:00
聖沢吊橋 08:05 1:48 0:00
2,011m点 09:53 1:39 0:33
2,303m峰尾根 12:05 0:49 0:11
聖平小屋 13:05
移動時間合計:5時間32分 休憩時間合計:0時間44分
2日目 聖沢小屋→茶臼小屋
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
聖平小屋 04:58 1:31 0:00
南岳 06:29 0:43 0:00
上河内岳 07:12 1:33 0:08
茶臼岳 08:53 0:59 0:52
仁田岳 10:44 2:18 0:00 寄り道1時間15分
茶臼岳 13:02 0:27 0:00
茶臼小屋 13:29
移動時間合計:7時間31分 休憩時間合計:1時間00分
3日目 茶臼小屋→沼平
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
茶臼小屋 05:29 1:23 0:00
横窪沢小屋 06:52 1:20 0:00
ウソッコ沢小屋 08:12 1:40 0:00
畑薙大吊橋 09:52 0:40 0:00
沼平 10:32
移動時間合計:5時間03分 休憩時間合計:0時間00分
天候 | 19日 晴 20日 晴 21日 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所在地 静岡県静岡市葵区、長野県飯田市 危険箇所 特に無し 平地移動速度 3.46/H 2.54/H 2.92/H 累積標高差+ 1,455m 1,207m 386m 累積標高差- 336m 336m 1,852m 沿面距離 7.7辧 12.3辧 9.0 |
写真
感想
1日目 椹島ロッジ→聖平小屋
椹島ロッジ6時30分発の下山バスに乗り聖岳登山口で下車、聖平小屋までは6時間40分程の行程なのでゆっくりと登山道に取り付く。檜林の斜面から尾根に乗り快調に高度を上げていく、標高1400m付近で山腹の南側を延々とトラバースするようになる、広葉樹林の中なので気持ちよく歩けるが殆ど展望は無い。トラバースが終わる所が聖沢吊り橋、この先は又登り道になるので一休みするのに丁度良い。
打って変わった岩混じりの道を700m程急登すると水の流れている沢を徒渉する、水が流れているが岩伝いに簡単に渡れる。展望が開けるので時間的には少し早いが昼食にする、皆此所で休憩するのだろうか虫が少々五月蠅いのが難点だ。少し歩くと滝見台だったが全く記憶にない滝見台が有る事すら忘れていた、此所から聖平小屋までは緩やかな道が続きお花畑が点在する。ゆっくり花を見ながら登るが何故か鳥兜が多い気がする、ことによるとこれは鹿による食害なのだろうか。
登山道から広いスペースに出た、聖平小屋のテント場で一番高い所に聖平小屋が立っていた。時刻は1時ちょっと過ぎ一寸早く着き過ぎか。尚、普通の登山者は椹島ロッジに宿泊する事はなく朝一のバスで来るか、沼平から歩いてくる強者もいる、私のやり方は一番軟弱者が取る方法だ。
2日目 聖平小屋→上河内岳、茶臼岳、仁田岳→茶臼小屋
5時一寸前小屋泊まりの人が殆ど居なくなった頃小屋を出発する、取り敢えず仁田岳までは行くがその先易老岳まではその時の気分次第とする。同方向に向かう人たちの大半は光岳まで行くらしい、私も行きたい気持ちは山々だが車の回収に難儀をするので諦めざるを得ない。
又聖岳を登ってから茶臼小屋へ行く人が多いようだがそうすると仁田岳が無理っぽいので当初の予定通り上河内岳に向かう。 手前にある南岳への登りは一寸きつい、山頂少し手前から見る聖岳の姿は立派だ。南岳から一登りすれば北上河内岳で上河内岳は稜線から往復15分、皆分岐点の標柱の根本にザックを放り出していくので見苦しく標柱の撮影はパス、かく言う私も邪魔にならないように隅の方にザックを置き上河内岳へ。
山頂は360度の展望が得られるので全方向に渡って写真を撮影、唯富士山方向に高い雲があり頂上部が明瞭でないのが惜しい。
茶臼岳に向かって下っていくと稜線は段々緩やかになっていき所謂稜線漫歩になる、この辺りは2重稜線の間の窪地で這松に岳樺が混じる所や茅の原は寝転がって昼寝でもしたい雰囲気だ。窪地を抜けると稜線の西側を巻く道となり稜線の鞍部を過ぎると道は三叉する、左へ行けば茶臼小屋を経て畑薙大吊り橋、直進すれば茶臼山を経て光岳方面に。今日の目標は取り敢えずは仁田岳で時間的余裕が有れば易老岳なので茶臼岳に向かう、少し登れば茶臼岳山頂に出る此所からの展望もなかなかの物であったが上河内岳には負けるかも。
茶臼岳を下ると仁田池の脇に出る標高が2500m近くある割には樹木が多く池の水は濁っている、池の近くに水場が有ったのだが現在は使用できないようだ。この辺も貴重な高山植物が有るのか登山道には木道が設置されている、全体的には緩く下っていき最後に一登りで喜望峰に着くシラビソ林の中に仁田岳への道が分岐している。標柱を左に折れ緩く下って登り返せば仁田岳山頂、北の喜望峰方向を除くほぼ全方向を見渡せる第1級の展望台。稜線から外れているせいか静かな山頂で昼食とする、山頂には50分位滞在したがこの間に来たのは二人だけ私の後を光岳に向かっていた人が7人居たが誰も寄らない。
静岡百山は人気が無いと痛感する。光岳から来た人に易老岳の様子を聞くと林の中の面白みのない山とのことで行く気が無くなる、小屋に直行するには早すぎるので喜望峰で昼寝か、易老岳寄りにあるお花畑かの二者択一しばし考えた後お花畑に決定。のんびりと易老岳に向けて30分歩く、お花畑は有ったが花は無し時期が悪かったらしく残念。お花畑でUターンし来た道を茶臼小屋分岐点まで戻り茶臼小屋へ下る、1時半頃小屋着。
3日目 茶臼小屋→沼平
今日は下山するのみ、茶臼小屋を5時半出発樹林帯の中を淡々と下る、特に何もなく横窪沢小屋は予定よりかなり早く通過。ウソッコ沢小屋手前で最初の吊り橋を渡る、この後暫くは沢沿いの道が続く思いの外歩きにくい道でペースが落ちるが急ぐ必要は全くないので道任せで行く。吊り橋を三つ渡ると道は沢を離れ尾根の東側を巻いてヤレヤレ峠に出る、更に道は巻き続け送電線の下辺りから標高を下げ畑薙大吊り橋西詰に出る。橋を渡り林道を右に行けば沼平の駐車場に出る。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する