立山・内蔵助カール滑走 #66
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- GPS
- 05:05
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,163m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
天候 | 曇りときどき小雨のちときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今月に入ってから天気が思わしくなくてなかなか山スキーに行けなかったので、「さすがの変態も板納めか?」と思われていたのではと思いますが、あまり天気予報がパッとしませんが内蔵助カールを思い切って行ってきました。
立山駅周辺の駐車場は一番近いところに停めようとすると深夜着が望まれるので、寝ずに20:30に出発しました。途中眠くて2回仮眠したので到着は1:30、とりあえず5時まで車中泊します。シュラフもエアコンも使わずちょうどいい温度でした。
5時に起きるとチケット売り場に行く人の姿も見えます。準備をしていると雨が降り出しました・・・しかも結構な雨足。テンション下がりますが傘さしてチケット売り場に並びます。もうチケット販売はスタートしてて、ギリギリ始発のケーブルカーのチケットをゲットできました。改札の5:55まで待ち、スキー板は貨車に乗せます。
ケーブルカーからバスへの乗り換えはスキー板もあるので最後尾付近になり、バスは2番目でしたが臨時便のおかけで室堂には7:20くらいに着きました。
さて外は小雨が降っているような止んでいるような感じの天気。もちろんガスガスで雄山とかは見えません。
今日はスキー板は縦にして縦シートラです。だって立山ですから(笑)
スキー板装着の準備もあって時間はかかりましたが、黙々と歩きます。道幅が広いので追い抜かすのは容易ですから順番にパスさせていただきます。
大半の方が雨具を着用されてますが、どうせ汗かくので長袖一枚のまま進みます。それでちょうどいい感じでした。
一の越での休憩もなくそのまま雄山を目指します。やや風が強く寒い感じですが、登りなのでそのまま登ります。ちょっと涼しいかなという感じでした。
雄山はガラガラ、ここからはアップダウン基調なので上だけ雨具を着て、内蔵助カールを目指します。大汝山や富士ノ折立のピークには寄りませんでした。
ここまでずっとガスガスです。内蔵助カールの上部と登山道とは少し距離があるので、植生のないところを厳選して下りました。
登山靴から兼用靴に履き替え、スキー板を出して準備をしているとガスが晴れ出して内蔵助カールが一望できました。青空まで見えています。まるで誰も滑りに来なくて寂しかったところに私が来たのを迎えてくれたかのよう(笑)
さて雪質はスプーンカットの硬いものなので期待するものはありませんが、青空で迎えてくれたらそれだけで満足、テンションも上がって雪渓の末端まで進みます。
内蔵助カールは最初だけ急斜面で、あとは緩斜面と平和です。5月とかザラメの季節に行けばとても楽しいと思います。
さて登り返しは兼用靴にアイゼンで歩きます。滑ったのは1kmくらいなのでそれほど長く感じませんでした。雪が切れたところでまた登山靴に履き替え、スキーを背負って富士ノ折立、大汝山、雄山と戻ります。もしかするとガスが晴れるかな?という期待がありましたがそれは叶いませんでした。
雄山は学校登山なのかものすごい人だかりで、集合して点呼して並んでる方々、お昼にカップ麺食べてる方々などさまざまです。
その隙間をくぐり抜け(笑)、やれやれとばかりに一の越に下りますがここもまだまだ登ってくる登山者が大勢おられます。落石を起こさないようにかつ空いてるルートを選んで歩きます。
一の越から少し下ると浄土山からの雪渓がつながっています。まだお昼前なのでここもアイゼンつけて登って一本滑ることにしました。あとで「あそこも滑っておけばよかったなー」と後悔しないためです(笑)
無事に滑走して、室堂ターミナルに向かうと13:00のバスが出る20分前でした。待っている人は数人で空いてました。
バスでうとうとし、ケーブルカーではスキー板とザックを貨車にデポして乗車し、8月の山スキーを終えることができました。片付けて車に乗るとまた雨が降り出しました。
立山のように人が多いと「スキー?どこ滑るんですか?」と聞きたい人もなかなか聞けなかったのではないかと思います。それでも山スキーされる方々とはたくさんお話しできましたし、なかなか楽しい経験でした。
さて来月はどうするか?もちろんカーンと狙っているのですが、実現できるかどうか気になるところです(笑)
山スキーが好きな人はスプーンカットだろうがなんだろうが楽しめちゃうんだ。ダイナミックかつ繊細な滑りが頭に蘇ります。来月はどこに行くのかな?乗鞍あたり?そうこうしている内に雪が降りますね。五竜からモモチャンの姿が見えましたよ(てなわけはない)。
チカさんこんばんは!
実は早朝に雨が降ったり、室堂からずっとガスガスだったのでテンション低かったのですが無心で歩きました(笑)
スプーンカットはジャンプターンの練習にはいいですね〜って別にわざわざそんなところでしなくてもいいのでしょうけど
来月は平蔵谷あたりを狙っているのですが、なかなかどうして激しいスプーンカットのようですね。やっぱり立山の残雪を探してウロウロすると思います
momochannさん、こんばんは!
予告通りカーンと滑って来られたようで何よりです!
レコのコースを見た時に、浄土山付近で横道に逸れているのは何かなぁと思っていたら、そこもカーンと滑って来られたというわけですね。流石です。
末端で記念写真。なるほど〜!
山頂の棒のところでの記念写真なんてもう古いと思えてきました。
末端記念写真、今度やってみます。は、流行るかも!?。
kozakuraさんこんばんは!
実際には「カーン」と言うよりは「ガガガガー」って感じの滑りでした
雪がある限りは滑る!と決めたら雪がある限りは滑らないといけませんのでね(笑)
山頂のうまい棒写真は定番中の定番ですが、変態にとっては平凡すぎますね(笑)
お花松原の末端とか、シュールでいいかも知れませんね
立山三山とは、1浄土山、2立山(雄山・大汝山・富士の折立)、3別山、の三峰のことをいいます。これは立山信仰の中に出てくる山です。
yamaumiさんご指摘ありがとうございます!
早速修正しておきます!
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