常念山脈(蝶ヶ岳・常念岳)
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,465m
- 下り
- 2,468m
コースタイム
天候 | 曇り・ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■三股登山口……登山届提出必要(水の所持量聞かれます) ■三股-蝶ヶ岳……整備されていて非常に歩きやすいです ■蝶ヶ岳‐常念岳……印も多く分かりやすいです(山頂下に雷鳥君います) ※常念岳……なぜか下る方向間違えて、来た道を下ってしまった ■常念岳‐前常念……ガレ場きついです ■前常念‐三股……樹林帯の急登ですが、鳥のさえずり、マイナスイオンたっぷりです |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
初めての北アルプス?
常念山脈行ってきました。穂高・槍は最後にしたいので、今回は眺め目的。
ルートは三股‐蝶ヶ岳‐常念岳‐三股です。
朝、4時に自宅を出発。諏訪IC‐豊科IC‐三股駐車場
豊科ICを降りたところで、外が明るくなってきてしまいました。
今回はコースタイムが14時間近くかかるので、ちょっと日帰りには不安です。
三股駐車場は5:00で空きは2・3台でした。土曜日の朝なのでこんなもんですかね?
三股登山口では登山届の提出が必要です。
今回のルートは水場が力水からありませんので、所持量を聞かれます。
■三股‐蝶ヶ岳
蝶での眺望を楽しみたいので、せっせと蝶ヶ岳までは登ります。
■蝶ヶ岳‐常念岳
瞑想の丘に来ましたが、周り、誰もいません、うーん、気持ち良い!!
穂高連峰は先端だけ雲がかかって、どうしても取れません。
時間も無いから、先を急ごう。
蝶の稜線で穂高連峰を眺めながら朝食を食べているとき、福岡からきているという、60後半のおじいちゃんと話をしました。45年前に新婚旅行で槍に登ったそうで、山の魅力を沢山話してくれました。
時代は大きく変わっても、山の魅力は変わらないと言ってました。
時代は変わり、物の価値が大きく変わっていく中でも、この信州の雄大な自然は変わりません。自分が今日感じた素晴らしさを、また50年後の人も感じるのでしょうね。いいもんですね、山って。自然って。
常念岳直下…雷鳥君いました。初めてみました雷鳥君。全然、近寄っても怖がりません。コケモモ?花を食べてました。バムセと記念撮影してくれてありがとう。
■常念岳山頂
やはり混みあってます。ちょっと離れたところで、昼寝しました。
でも、これが……
■ルート間違い
さて、下山と思い、前常念を目指したのですが、ガスがひどくて、登ってきた道をまた下ってしまいました。途中で山岳救助隊のパトロールのお兄さんに聞いて気付きました。やばい、時間的にいよいよ余裕がなくなってきた……
そーいえば、さっき話した家族にも今日は蝶ヶ岳ヒュッテに泊まるのかって聞かれて『?』って思ったんですよね。
でも、ここで焦ったら負け、落ち着いて、山頂直下の道をまた、登ります。
かなりハイペースで登りましたが、昼寝をしたお陰かあまり疲れなかった。
■分岐‐前常念
13:30下山開始。この時間なら18:00には戻れます。あとは足が持つかどうか。
このルートのガレ場はなかなかキツカッタです。登りに使った方が良いルートかも…
■標準点跡‐三股登山口
樹林帯の急登ですが、マイナスイオンたっぷり鳥のさえずりありで、後半でしたが、意外と今回の下山は大丈夫でした。
※下山中に肩を脱臼したという方と遭遇しました。
分岐‐前常念で登りの方を避けようとして、転倒し肩を脱臼したそうです。
付き添いの方が怪我した方のリュックを背負ってました。
かなり、痛そうだったので、消防で普通救命講習で習った、応急処置をしてあげました。三角巾が無いので自分の持っていたタオル2枚と怪我された方のタオル1枚を繋げて、肩・腕の固定をしたところ、かなり楽になったそうで良かったです。また山形から来ているそうで地元の病院を知りませんでしたので、会社の豊科出身の先輩に聞いて、豊科の日赤を教えてあげました。
消防で勉強しておいて良かった。
総評:今回は最後まで穂高連峰の雲が取れませんでした。またリベンジしたいと思います。おじさんと話した山の話・初めて雷鳥・ルート間違い・怪我をした方の救助等、良い経験ができました。登山の色々なものが見えた一日でした。
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