今週も八ヶ岳!阿弥陀岳へ登る
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- GPS
- 10:14
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,456m
- 下り
- 1,453m
コースタイム
[10:12 中岳のコル(約10分休憩&準備)]-[11:13 阿弥陀岳山頂(約20分休憩)]-
[12:14 中岳のコル(約20分休憩)]-[13:23 行者小屋(約30分休憩)]-[15:51 美濃戸山荘]
天候 | 晴れのち曇り 気温は涼しめでした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場(一日1,000円)があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【美濃戸山荘〜行者小屋(南沢)】 ロープやテープ、標識などで 道に迷わないようにしてあります。 最近道迷いが多いのでしょうか? 標識で警告がしてありました。 確認しながら歩けば大丈夫だと思います。 沢に近い場所を歩くので、 石が多めで少し歩きづらい場所もあります。 また何度か沢を渡りますが、 橋がかかっている場所が少ないです。 一箇所沢の幅が少し広く渡りづらい場所がありました。 【行者小屋〜中岳のコル】 少し急な坂がありますが、 トレースもしっかりしており 問題なく歩けると思います。 中盤以降、登山道が崩落しており 高巻きする場所が二箇所あります。 最初の場所は、最近崩落したみたいで 高巻きの道が斜面を無理矢理登るような感じで 少し大変です。 次の場所は高巻きの道が急坂ですが ロープなどもあり、比較的最初の所よりは 登りやすいのではないかと思います。 【中岳のコル〜阿弥陀岳山頂】 クサリ場や階段ありで岩場を登る場所が多いです。 岩肌は掴める場所が多めですが、 岩が剥がれ落ちやすい場所もあったので 確認しながら登るのが良いと思います。 所々ガレている場所もあったので足元注意です。 |
写真
感想
先週に引き続き八ヶ岳です。
前回の雪辱(?)を果たすため今回も早朝に美濃戸口へGO!
さすがに連休ではないので、すんなりと駐車が出来ました。
ただ、駐車する時にやまのこ村のスタッフの方に
『予約はしてますか?』と聞かれました。
どうやら駐車場の予約制度というのもあるみたいですが…。
とりあえず駐車出来たので結果オーライですね。
そそくさと準備をして出発。
以前赤岳の登った時は北沢を歩いて
赤岳鉱泉に至るコースを歩いたので、
今回は南沢を歩いてみることにしました。
南沢のコースは北沢ほど程整備はされていない印象ですが、
それでも難しい場所はなく順調に登っていきます。
高度を上げて沢から離れ、暫く歩くと
沢の方が高度を上げて追いついてくる、
それの繰り返しで上へ上へと登っていきます。
後半になってくると
開けた水の流れていない沢を歩きます。
砂地が多くちょっとした河原のような場所で、気分良く歩けました。
そして行く先には、横岳が少しづつ見えてきました。
いよいよこれからだー!と少しテンションが上がる
シチュエーションでなかなか良い雰囲気でした。
しかし寝不足のせいでなんとも調子上がらない…。
とりあえず行者小屋に到着し少し睡眠をとることにしました。
行者小屋の外にあるテーブルで30分近くは寝たでしょうか?
涼しい風に少し寒さをおぼえ目が覚めました。
起きて見回すと大勢の登山客と、赤岳・阿弥陀岳が視界に入ります。
『あぁ…八ヶ岳だ』とぼんやり思いつつ、支度を始めました。
睡眠をとったおかげで調子が少し上がってきました。
しかし予定していた阿弥陀岳→出来れば赤岳のルートは
時間的に無理そうだったので、本日は阿弥陀岳のみに予定変更です。
目の前にそびえ立つ赤岳に未練を感じつつも、
阿弥陀岳へ歩を進めました。
登りは少し急でしたが、順調に高度を上げていきます。
途中登山道が崩落した場所があり、
殆ど斜面みたいな場所を高巻きするのが
少し大変でしたが、それも一瞬。
しばらくすると中岳のコルに出ました。
中岳のコルからは権現岳その奥に富士山と
良い景色でしたが、南アルプス方面は雲が多く見えず。
ただ富士山を見ることが出来たのでなんとなく満足してしまいます。
それにしても、高い場所に登ると富士山を
探してしまうのはなぜでしょうね?
富士山はいろいろな場所から見たことはありますが、
何度見ても見えた事に少し感動を覚えます。
阿弥陀岳に登る方は大体中岳のコルで
ザックを置いて身軽になり出発するので、
自分達もそれに倣いザックを置き
必要最低限の荷物で阿弥陀岳を登り始めます。
最初はちょっとしたクサリ場から始まり、
鉄ハシゴ、本格的な岩場と順々に登っていきます。
それなりに手応えのある岩場で、
楽しみつつ気を付けながら登っていきました。
途中花が咲いていましたが、撮る余裕はあまりなし。
訪れる人も多めなので、譲ったり譲られたりしつつ登ります。
そして阿弥陀岳山頂へ。
やはり南方面は雲で何も見えませんでしたが、
赤岳はとても良く見えます。
しかし雲が多くなり、硫黄岳や横岳方面は見えず。
薄い雲の先にある摩利支天を眺め
登ってきた道を下ることにしました。
中岳のコルに下りてくると、多くの人が休憩していました。
阿弥陀岳も結構人気があるみたいですね。
自分達もそこで昼食をとり、ゆっくりします。
帰りは中岳に登り文三郎尾根から下るルートを考えましたが、
少し天候が怪しい感じがしたので、素直に行者小屋へ下りました。
行者小屋に到着すると赤岳などは雲の中。
ごくたまに顔を出すくらいの天気になってました。
やはり夏場は午後になると雲が多くなりますね。
テントが沢山張ってあり、ここをベースにして
翌日もまた登りそうな方が大勢いました。
こういう時テント泊はいいな…と憧れますが
それはまた次の機会といたしましょう。
下りも南沢コースを行きます。
ここで登ってくるツアー客の団体に何度か遭遇しました。
かなり大勢の方がいましたが、、
今夜の宿はどこなのだろうか?
時間的にそこまで上へ行けない気がするのだけど…と少し疑問でした。
赤岳天望荘も満室だという話だったし、
行者小屋や赤岳鉱泉もツアーの方などで
かなり混雑していたのでしょうか?
八ヶ岳も大人気ですね。
そのまま無事に下山し、
やまのこ村へ到着すると…
ここで有名な虻アタックを受けました。
ハッカ油の効果はっ!とここぞとばかりに
使ってみましたが…多分効いていたんだと思います。
早朝は虻が全然居なかったので、
日が出てくると共に虻も出てくるのでしょうね。
阿弥陀岳は岩場も楽しめ、なかなか面白い山でしたが、
ひょっとしたら美濃戸口から御小屋尾根を登ってくると
もっと楽しくて、充実した山歩きが出来るのかもしれません。
特に今回行かなかった摩利支天あたりが
楽しそうな雰囲気がします。
次回があったら御小屋尾根→阿弥陀岳→赤岳の
コースを行ってみたいなと思います。
…体力があればの話かもしれませんが(笑)。
2011.7.28 コピペし損ねた分の感想を追加
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