笠ヶ岳(↑笠新道↓笠新道)【夏の終わりに快晴の北アルプス】


- GPS
- 12:43
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,243m
- 下り
- 2,234m
コースタイム
- 山行
- 11:18
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 12:41
天候 | ガス→快晴→ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※夜間通行止めが続いていた新穂高温泉への道ですが、9/1より解除になっています ▽市営新穂高第3駐車場(登山者用無料駐車場) ・北アルプス登山の最前線ということもありいつも大混雑。カオスです ・本日は深夜2時到着で「残り3台分空いてますが、どこが空いてるかは分からないので探してくれ」とのこと。ちゃんと台数を数えてくれるのは嬉しいが、真っ暗の中狭い駐車場を探し回るのは神経すり減らします ・デカイキャンピングカーと枠外ハミ出し迷惑車の隣しか空いておらず、とても苦労した ・こういうのが嫌な方は、少し離れますが、鍋平登山者用駐車場(無料)、あるいは市営新穂高第2駐車場(6時間500円)が安心 http://wj03.sakura.ne.jp/okuhida/wp-content/uploads/2013/10/bba5633d5dcd35f196abe45acdcd5feb.jpg ▽鍋平登山者用駐車場 ・無料で結構広い4段の駐車場 ・新穂高の登山センターまでは30分ほどかかります ・帰りの登り返しはウンザリしますが、新穂高第1ロープウェイを使えば楽チンで戻れます http://shinhotaka-ropeway.jp ▽市営新穂高第2駐車場 ・6時間500円しますが、左俣林道に一番近い ・本日は、深夜3時過ぎで7割ほど、15時過ぎでも7割ほどの駐車率でした |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ▽新穂高登山センター⇆笠新道登山口 ・林道です ・有名な風穴がなくなっていた? ・登山口に水場あり(以降小屋まで水場はありません) ▽笠新道登山口⇆杓子平 ・いわゆる笠新道です ・急登で有名ですが実際それほどまで急な箇所はありません ・ある程度急な道が延々と続くのみです ・2000m付近に土砂崩れ跡がありますが、通行に支障はありません ▽杓子平⇆抜戸岳直下 ・個人的には笠新道よりもキツイ箇所 ・日除けがなく晴れた暑い日には熱中症に注意 ・序盤は快適、中盤以降結構な岩場の登りとなります ▽抜戸岳直下⇆笠ヶ岳 ・アップダウンが連続する稜線歩き ・小屋から山頂までは10分 ☆登山ポスト 新穂高登山センターに提出。下山届も必要です |
その他周辺情報 | ☆登山後の温泉 ♨中崎山荘 奥飛騨の湯 ・新穂高温泉に来たら必ずここにきてしまいます。新規開拓しなければいけないとは思いつつ。それほどいいお湯です ・本日は食事はしていませんが、飛騨牛朴葉味噌ステーキは絶品です http://www.okuhida.or.jp/archives/3311 |
写真
感想
去年の同日にテント泊で歩いた笠ヶ岳。
今年は笠新道ピストンで歩いてみます。
新穂高温泉は北アルプスの様々な山の登山口であり、日本有数の観光地としても名高い新穂高ロープウェイもあるため、いつも大混雑なのが難点です。
特に駐車場事情。
恐らく日本でトップスリー入るくらい停めるのに難儀する場所であります。
本日も深夜2時に登山者用無料駐車場に着いたにもかかわらず「残り3台分」!
狭いし暗いし、接触事故も多いと聞きます。
余裕を持って駐車・準備したい場合は、少し遠くても鍋平まで行くのが得策だなと改めて感じました。
それと市営新穂高第2駐車場。
ここは6時間500円しますが、広々としており、日帰り登山なら今後間違いなくここに停めると思います。
悠々とセレブのように駐車している車たちを横目に、左俣林道に取り付きます。
急登で有名な笠新道。
前回テント装備で恐る恐る挑戦した記憶がありますが、実際のところそれほど急登ではありません。
そこそこ急な登りが延々と3時間ほど続くだけであり、恐れるに足りません。
むしろ杓子平から抜戸岳直下までのルートの方が、日除けもなく、徐々に急登になっていくため厳しいルートだと思います。
抜戸岳直下の稜線に登り詰めると、笠ヶ岳までの絶景稜線が待っています。
そこそこアップダウンが連続し、これまでの疲れた脚には堪える稜線歩きではありますが、背後には黒部五郎岳・薬師岳の堂々たる山容、左には槍穂、右にはどこまでも続く雲海、そして正面にはその名の通りの見事な形をした山容が。
北アルプスの中でも登山者が少ない笠ヶ岳。
時間的にも時期的にもさらに登山者は少なく、30分近く山頂独占。
じっとしていると寒ささえ感じるほどの秋風に吹かれながら、槍ヶ岳から西穂高岳までの稜線をゆっくりと心ゆくまで眺め、夏の終わりのやっと晴れた週末に感謝しつつ、次の山行に想いを巡らすのでした。
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