鷲羽岳、雲ノ平、三俣蓮華岳、双六岳


- GPS
- 80:00
- 距離
- 52.8km
- 登り
- 3,700m
- 下り
- 3,697m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:40
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:40
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:00
天候 | 4日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新穂高登山指導センターに登山ポストあり |
写真
感想
土日に有給休暇を2日からめて3泊4日のこの奥深い双六方面への山旅を計画した。
数日前に仕事上のわだかまりを抱えたままモヤモヤしながら歩き始めた。
この非日常感に浸れば少しは気持ちも楽になるだろうと考えていたが、最後までこのモヤモヤ感の払拭はできなかった
自分の性格上、あまり引きずるほうではないのに今回はどうかしている・・
ま、何もかもパーフェクトな状態で物事が進むわけじゃないし
長い人生の中でこんなときもあるだろうと割り切るしかないだろう
新穂高温泉から山へ入るのはこれが初めてで
弓折の分岐までは緩やかな登山道だが、何せ長かった
初日はずっとガスっており、なぜか自分の今の心境を反映しているかのようだった
「自然に同調されたくないな」
「いっそのことピーカンになってくれよ」
と心のなかでつぶやいていた
双六小屋は大変ロケーションがよく、テン場も広かった
トイレも綺麗だし、水も無料で使い放題
テント泊ではこれ以上にない環境だ
おまけに小屋の女性スタッフの笑顔がかわいくて
ついついたくさんの買い物をしてしまった
ちなみに翌日、テン場の西側斜面にクマが現れた
おとなしく草かなんかを食べているようだった
鷲羽岳は大変優美な山だ、実のところ思っていたほど大きくはなく
登山道も見た目はキツそうだがうまく九十九折になっており楽に登れた
頂上からは北アルプスの山々が見渡せ、素晴らしいロケーションだった
奥には水晶岳が見えるが今回の計画では雲ノ平へ行く予定なので、またいつか・・にした
水晶はほんとに奥にある為、登ろうと思ったらそれなりの気合いが必要だろう
雲ノ平は平坦な湿原のようなところだった
双六岳の景色を雲ノ平と勘違いしていた
雲ノ平のテン場は少々足場が悪く、ロケーションも今一つだが
水場、水洗のトイレもあり、秘境の中のキャンプ場といった感じだ
ただ、テント泊の受付を雲ノ平山荘まで往復せねばならず、往復30分はかかる
三俣蓮華岳は岐阜、長野、富山の県境が交わっているとのこと
自分が今回歩きたかったのは雲ノ平と勘違いしていた双六岳の稜線の風景だった。
山頂から南東に殺伐とした砂漠のような稜線が広がっておりその真ん中に
登山道が伸びている
「そう、そう、この景色、ここを歩きたかったんだ」
天気さえよければその登山道の先に槍の雄姿がどーんと見えるのだが
ガスってきたため、槍の穂先が出たり隠れたりであった
ここでそんな景色を見るなら午前中のほうがいいだろう
最終日は双六のテン場から新穂高温泉への下山になるため、なんだか消化試合的な気持ちだ
わさび平小屋ではトマト(200円)を買った
「ウマ!」
もう一個買った
「ウ、ウマ!」
体が生野菜を欲している
キュウリ(100円)も一本買った
「ウ、ウ〜ウマ!」
体に野菜の繊維が吸収されていくようだった
やっと新穂高温泉についたがここから鍋平無料駐車場まで
ガッツリ登り40分ほどの登山が残っていた
無料の代償といったところか・・
この駐車場はなんとかしてほしいところだ
今回の山行は初めての3泊4日オールテント泊であり
今までで一番長い山行を無事終了できた
コースの計画、食糧計画、体力面などすべてにおいてほぼ
計画通りに出来て大変、自信もついた
いつかはこの山域でこのような縦走をしてみたい
心の中のモヤモヤは未だに晴れてはいないが
いずれ時が解決してくれるだろうさ
考えたってしょうもないことってあるもんなあ・・
お疲れ様でした!
お天気に恵まれて良かったですね!
新穂高温泉の駐車場は、登山者にとってはなかなかシビアな状況みたいですね。
レコを拝見して思いついたのですが…
下山して、新穂高温泉から鍋平までタクシーって選択肢はないものでしょうか?
あそこって、いつもタクシーがあるって訳じゃないんでしょうか?
行きはまだ良いとしても、山から帰ってきて、あの道を40分も登るのは考えただけで萎えます…
maroeri様、コメありがとうございます
新穂高登山指導センターに降りてきて
「ああ、やっとここに来た〜」から
「だんな、まだ40分、登山、残ってまっせ!」は萎えますよねえ
自分もあそこにタクシーがいたらなあと思ってました
でも、タクシーはいなかったですね
呼べば来てくれると思いますが
実はあの日、登山指導センターから鍋平無料駐車場に向かって
10分ほど登ってから
登山指導センター近くに荷物をデポして、ほぼ空身で駐車場まで行き
車で指導センターまで戻って荷物を回収すればかなりラクかな?と思いました
ただ、一番いいのは深山荘近くの無料駐車場ゲットでしょうか?
あそこに入るためには朝5時オープンに合わせて待たなければいけないようです
ダンナ、あと40分残ってまっせ!
ウケました。
ホント、そうですよね(笑)
空身で駐車場まで行って…だとしても、イヤですねー
それならば、いっそロープウェイで、鍋平まで上がるか…その手があるので、と言うか、観光協会はロープウェイを使って欲しいので、あえてタクシーを待機してないのかな?なんて、今、コメントしながら思いました。
今年の夏は、天気がダメで、予定していた裏銀座縦走を中止。今月の三連休に天気次第で行くかな!って思ってますが駐車場がねー
このロープウェーに鍋平の中間駅があるとは・・?
知らなかったなあ〜
ロープウェーに中間駅とは・・
新穂高ロープウェーHP見て、気が付きました
新穂高ルート、自分は初心者ですねぇ・・トホホ・・・
今月の3連休は、お察しの通り8月の天候不順のしわ寄せがくるでしょうね
自分も、北岳を予定してますが・・
えらいことになりそうな気がしますねえ
鍋平中間駅の存在を知らなかったんですか〜?!…でも、行ったことがなければムリもないか(T_T)
観光客でも、下のロープウェイ駐車場が満車になると、鍋平駐車場に誘導されて、展望台へはそこからロープウェイに乗るんですよー(^^)
三連休は北岳ですか!
晴れれば恐ろしい事になるでしょう…
栗沢山には登った事ありますか?
私自身この山をつい最近知ったんですが、宇多田ヒカルが天然水CMで登った山で凄くいい景色が望めるんですよね!
北岳に行かれたとしたら、ついでに登っては?車から乗り換えてバスでわざわざ入るのですから、ちょっと足を延ばして…
北沢峠から2時間程度です!
もうね、新穂高からは初めてだったんで、こんなもんです
9月の3連休は北ア、最深部方面ですか?天気が良いといいですが、その分、人と車が増えますもんね、
ジレンマですね
自分も北岳については、駐車場やバスがネックでどうなるかわかりません
栗沢山は行ったことありませんが
2年前に甲斐駒に登った時に仙水峠で
「あ、反対側にも登山道があるな・・」と思ってましたが
まさしくあれが栗沢山へ向かう道だったんですね
あの宇多田ヒカルのCM曲「道」のロケ場所なんですね
今回は北岳山荘でのテント泊、1泊2日で北岳と間ノ岳を予定してまして
2日目は夕方までには家に着く予定なので栗沢山まではちょっと行けないですねね
あの宇多田ヒカルのCMはとても好きです
junbaderさん こんにちは
鷲羽岳は登りませんでしたが、
昨年私も黒部川源流を通って雲ノ平まで行きました
初めて踏み入った北ア最深部に大変感動したのを思い出します
テン泊しながら
ゆっくりと味わう山行はいいですね〜
私はしがないOnedayハイクばかりですが、
頑張って今年も行ってみたくなりました
鍋平駐車場への登山は萎えますね〜
気持ちが切れたところで何気に距離ありますし
心のモヤモヤ晴れずに残念でしたね
あの景観でもってしても太刀打ちできないわだかまりとは...
次の北岳で一掃できると良いですね
ggさんの雲ノ平編にコメ残しましたのでよろしくです
去年の恵那山編でggさんの地顔が拝見できました
やっぱ「エエ男」やないですか
お見かけしたらお声かけますんで!
ま、自分の仕事上のモヤモヤ感は仕方がないですね
北岳、登ってもたぶん、変わらないと思うけど
やっぱ、山って集中することで気分転換にはなりますからね〜
ちなみに僕もビール大好きです
ビールなしの山は寂しいよね
山行お疲れさまでした!
念願の裏銀座は晴れていたみたいで良かったですね
仕事のモヤモヤは晴れなかったみたいですが、山で酒で飲んで読書!!
いいじゃん!星空撮影、よく撮れてるじゃん!!
何事もパーフェクトに、出来すぎたらつまんないですよ。
だから人生は勉強だらけで楽しいのです。
毎年、自分が歩いていたコースをjunbaderさんも歩いたとのことで、
また次回お会いした時に会話がはずみますね〜。
双六を拠点にすると、結構あちこちに行けますので、いつか計画したいな〜。
No61黒部五郎かな。No62あこがれの笠ヶ岳かと思われます(間違っていたらすいません)
登ってるな〜とは思ってましたので、レコ楽しみにしていたよぉ〜。
また、コメントするね〜。
北ア最深部行ってきました
3泊4日ができるならここしかないと・・
いやあ、日本には見たことのない素晴らしいところがまだ一杯あるんだと実感しました
星空の写真は初めてながら、まあ、なんとか撮れたって思ってます
次回はピンボケしないよう撮りたいわ
No62の写真は左から槍、穂高、黒部五郎じゃなくてこれは三俣蓮華やね、、その右奥は笠やね
間違えてました
撮影場所は祖父ヶ岳北西の分岐から南へ下ったところの第一だか第二だかわかりませんが雪田だったと思います
次回お会いしたときに山談義を酒の肴にしましょう
心のモヤモヤが晴れなかったですか...
でも楽しそうな写真がたくさんで、見ているこちらも楽しくなりましたよ〜!
15番の写真好きです
燕岳で着ていたシャツもとっても素敵でした。
あのシャツは女性ウケしますよね〜笑
私はとてもじゃないけど一生かかっても無理な山行ですので、拝見して登った気になりました!
色々な山小屋に、お酒!最高ですね
わさび平小屋での野菜は本当においしかったでしょうね〜
体に染み渡りますよね。
今度お会いした時にまた色々と聞かせてください!
お疲れ様でした
燕ではありがとうございました
この夏、いちばんの思い出となったなあ・・
15番の写真、お褒め頂きありがとうございます
たんなる酔っぱらいのオッサンの写真ですけどね
あのシャツについて今まで、女性4人、男性1人に
声をかけて頂き、(褒められてるのかどうかわかりませんが)
なぜか声をかけられるのでいい気になって着まくってます
今後も、声をかけられるか実験してみる予定
今までのは偶然だったかも?
モヤモヤはまだ少しありますが、まあ、自分の人生において
ちっちゃいことです
山見てると「うわ!自分ってちっちゃいわ!」って思いますねえ!
この愕然としたスケール感を感じさせてくれるのが山の魅力だなあって思います
また、飲み会よろしく!
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