後山 〜駒の尾登山口から往復〜
- GPS
- 05:24
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 729m
- 下り
- 727m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 5:25
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道(というより遊歩道)は整備されていて道幅も広く、とても歩きやすいです。危険個所も特にありません。 |
その他周辺情報 | 登山口向かいの駐車場休憩所に「あわくら温泉黄金泉」のスタンプが置いてあり、それを適当な紙に押して持って行くと、温泉料金大人\800が\500になると書いてありました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
サポーティングタイツ
靴下
手袋
ジャンパー
日よけ帽子
靴
サブザック(15L)
昼食(インスタントラーメン)
コッヘル+バーナーセット
割り箸
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(お茶600mL+水900mL)
地図(コース図)
iPhone(GPS+カメラ)
iPad mini
携帯電話
腕時計
手拭い
|
---|---|
備考 | 今回トレッキングポールを忘れていったが、このコースなら必要なかったです。 |
感想
この夏はスッキリした晴れの日が少なかった。どうせなら気持ちよく山を歩きたい。週末の降水確率が0%ということがわかって、日帰りできる全行程10km程度の登山道を物色して探し当てたのが「後山(うしろやま)」だった。ここは「氷ノ山後山那岐山国定公園」にその名を連ねているが、氷ノ山、那岐山と異なり、鳥取県との県境から離れて完全に岡山県なものだから鳥取県民にはなじみが薄い。けれども国定公園なのだからきっと良いところなのだろうと選んだのだ。登山コースを調べてみると色々なコースがあるのだが、鳥取から生き易くて往復10km程度のコースということで、駒の尾登山口からの往復コースを歩くことにした。
志戸坂峠のトンネルを抜けてすぐに左に折れ、林道をしばらくうねうねと走っていると突然赤い屋根の小屋(というか、ホール)と、大きな「林道ダルガ峰線案内図」が現れた。車が10台余り停められる駐車場も整備されている。9時頃に到着したときには3台の車が駐まっていた。登山口には「駒の尾登山口」と記した立派な石碑と、木製階段とそこから続く遊歩道、ここがただの登山の起点ではなく自然公園の入り口であることを主張している。歩き始めてみると、やはり登山道というより遊歩道だ。道幅も広く歩きやすく整備されている。少し傾斜のあるところには木段と手擦り(欄干)が設置されていて、子供からお年寄りまで無理なく歩けるようになっている。駒の尾山山頂までに休憩所が2か所ある。第1休憩所はログハウスで、南側の山々が遠く瀬戸内海まで見える。第2休憩所は櫓(やぐら)だが、残念ながら今回は「立ち入り禁止」のロープが張られていた。また、それ以外に木製ベンチが数か所設置されている。登山口から駒の尾山頂までは歩行距離約2,000mで、標高差も300m程度であるため、1時間足らずで気軽に登ることができる。
駒の尾山の山頂まで登れば後は尾根伝いに鍋ヶ谷山、舟木山を経て後山へ行くことができる。この間はアップダウンのきつい場所はほぼ無く、登山道も広い。岩場もほとんどないため軽快に歩いていくことができる。時々展望の良いところでは麓の村や、中腹に白い巨大な鐘楼を抱える日名倉山越しに多くの山々の重なる姿を見ることができる。また、足元に気を付けてみると、いろいろなキノコを見つけることもできる。ただ、私はキノコについてはあまり知識がないので、眺めたり写真に収めるだけに止めておいた。
ほぼ予定通り11時半頃には後山山頂へ到着した。途中の鍋ヶ谷山や舟木山の山頂には標識が立てられている程度であまり山頂という感じではなかったが、岡山県最高峰の後山山頂には小さな祠(ほこら)が置かれていた。ただ、ベンチも小屋も展望台もなく、広場の中心の角礫の集まる中に角の欠けた三角点標石が本来の設置基準よりずいぶんと高くせり出している。あまり長居をする雰囲気の場所ではない。私はここでお湯を沸かしてインスタントラーメンをつくり昼食としたが、後から来た登山者たちは数分間身体を休めたら、そそくさと立ち去って行った。下山後に立ち寄った麓の茶屋のリーフレットで知ったのだが、後山は女人禁制の修験道の山らしい。確かにこの山で出会ったのは男性ばかりだったが、登山道の途中にはそんな表記は無かった。山頂付近は女性でも問題ないのかな。ただ、そんな神聖な山の頂で呑気にラーメンなどを調理して食べるなんてのは罰(バチ)当たりだったのか。でも、山頂の祠の賽銭箱に100円入れて登山の安全のお礼とお祈りをしてきたのでカンニンな。
下山は上りの全く逆コースを歩いた。今回は時間と交通アクセスの関係で往復ルートとしたが、今回歩いたルートの一部を含む中国自然歩道が南北に延びている。また、後山のすぐ隣の日名倉山には一等三角点がある。まだまだいろいろと楽しめそうな山域なので、コースマップをよく眺め、適当な距離のコースを探してまたこの近くを歩いてみたい。
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