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Yamareco

記録ID: 1250862
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

後山 〜駒の尾登山口から往復〜

2017年09月09日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 兵庫県 岡山県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:24
距離
10.2km
登り
729m
下り
727m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:27
休憩
0:58
合計
5:25
距離 10.2km 登り 729m 下り 728m
9:05
48
駒の尾登山口(スタート地点)
9:53
9:57
26
10:23
10:24
49
11:13
11:14
23
11:37
12:26
22
12:48
23
13:11
13:12
32
13:44
13:46
44
14:30
駒の尾登山口(ゴール地点)
登山口から駒の尾山山頂までは上りですが、傾斜は緩やかで遊歩道が整備されているので気持ちよく登れます。駒の尾山から後山の尾根縦走も歩きやすく快適です。
天候
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道373号線バイパスの志戸坂トンネル南から東方向に折れて、ダルガ峰林道に入り、その途中、駒の尾山登山口前の駐車場に車を停めました。
コース状況/
危険箇所等
登山道(というより遊歩道)は整備されていて道幅も広く、とても歩きやすいです。危険個所も特にありません。
その他周辺情報 登山口向かいの駐車場休憩所に「あわくら温泉黄金泉」のスタンプが置いてあり、それを適当な紙に押して持って行くと、温泉料金大人\800が\500になると書いてありました。
駒の尾登山口
綺麗に整備されています。登山口というよりフィールドアスレチック入口の雰囲気です。
2017年09月09日 08:52撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 8:52
駒の尾登山口
綺麗に整備されています。登山口というよりフィールドアスレチック入口の雰囲気です。
登山口向かい側の駐車場
休憩所とトイレがあります。
2017年09月09日 08:54撮影 by  iPhone SE, Apple
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登山口向かい側の駐車場
休憩所とトイレがあります。
駒の尾山までの道は広くて、欄干(手すり)も設置されています。この場合、右側通行でしょうか?
2017年09月09日 09:14撮影 by  iPhone SE, Apple
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駒の尾山までの道は広くて、欄干(手すり)も設置されています。この場合、右側通行でしょうか?
展望所からの眺め
遠くは瀬戸内海、小豆島までかすかに見えているそうです。
2017年09月09日 09:29撮影 by  iPhone SE, Apple
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展望所からの眺め
遠くは瀬戸内海、小豆島までかすかに見えているそうです。
駒の尾山 山頂
ここまでの道程が2km、標準タイムが1時間です。
2017年09月09日 09:52撮影 by  iPhone SE, Apple
1
9/9 9:52
駒の尾山 山頂
ここまでの道程が2km、標準タイムが1時間です。
手前から鍋ヶ谷山、舟木山、後山
このルートは中国自然歩道の一部になっています。
2017年09月09日 09:58撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 9:58
手前から鍋ヶ谷山、舟木山、後山
このルートは中国自然歩道の一部になっています。
駒の尾山 山頂のすぐ近くに避難小屋があります。
2017年09月09日 10:02撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 10:02
駒の尾山 山頂のすぐ近くに避難小屋があります。
最近雨が多いのでキノコも所々で見られました。
これは食べられそうなキノコですが、どうでしょう?
2017年09月09日 10:15撮影 by  iPhone SE, Apple
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最近雨が多いのでキノコも所々で見られました。
これは食べられそうなキノコですが、どうでしょう?
鍋ヶ谷山山頂(最高点)は道の途中に標識が立っているだけです。ずんずん進みます。
2017年09月09日 10:23撮影 by  iPhone SE, Apple
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鍋ヶ谷山山頂(最高点)は道の途中に標識が立っているだけです。ずんずん進みます。
四等三角点「粟倉」
 緯度: 35:11:25.9614
 経度: 134:23:42.3578
 標高: 1235.31
2017年09月09日 10:31撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 10:31
四等三角点「粟倉」
 緯度: 35:11:25.9614
 経度: 134:23:42.3578
 標高: 1235.31
舟木山 山頂
少し手前に展望所とベンチがありますが、ここには石があるだけで得に休憩所の雰囲気はありません。通過点ですね。
2017年09月09日 11:00撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 11:00
舟木山 山頂
少し手前に展望所とベンチがありますが、ここには石があるだけで得に休憩所の雰囲気はありません。通過点ですね。
この窪地はきっとイノシシが泥遊びした跡なのでしょう。
2017年09月09日 11:16撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 11:16
この窪地はきっとイノシシが泥遊びした跡なのでしょう。
もうすぐ後山、快適なトレッキングです。
2017年09月09日 11:24撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 11:24
もうすぐ後山、快適なトレッキングです。
三等三角点「後山」
 緯度: 35:11:12.5543
 経度: 134:24:40.4747
 標高: 1344.56
標石がこんなにむき出しになってますが、いいのでしょうか。
2017年09月09日 11:36撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 11:36
三等三角点「後山」
 緯度: 35:11:12.5543
 経度: 134:24:40.4747
 標高: 1344.56
標石がこんなにむき出しになってますが、いいのでしょうか。
後山山頂
祠(ほこら)が設置されています。
ここまで無事に来られたことを感謝し、下山の安全をお祈りしました。
2017年09月09日 11:37撮影 by  iPhone SE, Apple
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9/9 11:37
後山山頂
祠(ほこら)が設置されています。
ここまで無事に来られたことを感謝し、下山の安全をお祈りしました。
お昼は、エクストリームラーメンクッキングしました。
お昼時なのですが、訪れた人は皆、山頂でそれほどゆっくりすることなく下りて行きました。
2017年09月09日 12:10撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 12:10
お昼は、エクストリームラーメンクッキングしました。
お昼時なのですが、訪れた人は皆、山頂でそれほどゆっくりすることなく下りて行きました。
帰途で、駒の尾山山頂にも三角点があることに気付きました。
二等三角点「大茅」
 緯度: 35:11:38.8632
 経度: 134:22:53.1710
 標高: 1280.71
2017年09月09日 13:35撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 13:35
帰途で、駒の尾山山頂にも三角点があることに気付きました。
二等三角点「大茅」
 緯度: 35:11:38.8632
 経度: 134:22:53.1710
 標高: 1280.71
下山して、林道を下り美作方面へ走ると、図らずも後山神社の前を通りかかりました。記念に写真だけ撮らせてもらいました。
2017年09月09日 15:09撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 15:09
下山して、林道を下り美作方面へ走ると、図らずも後山神社の前を通りかかりました。記念に写真だけ撮らせてもらいました。
下山後、後山の雄姿を撮るために、後山山頂付近でよく見えていた日名倉山へ立ち寄りました。そこから撮った後山、一番右の一番高い山です。
2017年09月09日 15:49撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 15:49
下山後、後山の雄姿を撮るために、後山山頂付近でよく見えていた日名倉山へ立ち寄りました。そこから撮った後山、一番右の一番高い山です。
後山トレッキング中に、日名倉山中腹のこの巨大な建造物が見えていて気になっていました。ベルピール自然公園の「リュバンベールの鐘」、日本一大きなベルです。
2017年09月09日 15:50撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 15:50
後山トレッキング中に、日名倉山中腹のこの巨大な建造物が見えていて気になっていました。ベルピール自然公園の「リュバンベールの鐘」、日本一大きなベルです。
このベルピール自然公園から日名倉山へ登れるようです。45分程度の行程でお手軽に登れそうです。日名倉山の三角点は一等三角点らしいので、またそのうち登ってみたいと思います。
2017年09月09日 15:53撮影 by  iPhone SE, Apple
9/9 15:53
このベルピール自然公園から日名倉山へ登れるようです。45分程度の行程でお手軽に登れそうです。日名倉山の三角点は一等三角点らしいので、またそのうち登ってみたいと思います。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン サポーティングタイツ 靴下 手袋 ジャンパー 日よけ帽子 サブザック(15L) 昼食(インスタントラーメン) コッヘル+バーナーセット 割り箸 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(お茶600mL+水900mL) 地図(コース図) iPhone(GPS+カメラ) iPad mini 携帯電話 腕時計 手拭い
備考 今回トレッキングポールを忘れていったが、このコースなら必要なかったです。

感想

 この夏はスッキリした晴れの日が少なかった。どうせなら気持ちよく山を歩きたい。週末の降水確率が0%ということがわかって、日帰りできる全行程10km程度の登山道を物色して探し当てたのが「後山(うしろやま)」だった。ここは「氷ノ山後山那岐山国定公園」にその名を連ねているが、氷ノ山、那岐山と異なり、鳥取県との県境から離れて完全に岡山県なものだから鳥取県民にはなじみが薄い。けれども国定公園なのだからきっと良いところなのだろうと選んだのだ。登山コースを調べてみると色々なコースがあるのだが、鳥取から生き易くて往復10km程度のコースということで、駒の尾登山口からの往復コースを歩くことにした。
 志戸坂峠のトンネルを抜けてすぐに左に折れ、林道をしばらくうねうねと走っていると突然赤い屋根の小屋(というか、ホール)と、大きな「林道ダルガ峰線案内図」が現れた。車が10台余り停められる駐車場も整備されている。9時頃に到着したときには3台の車が駐まっていた。登山口には「駒の尾登山口」と記した立派な石碑と、木製階段とそこから続く遊歩道、ここがただの登山の起点ではなく自然公園の入り口であることを主張している。歩き始めてみると、やはり登山道というより遊歩道だ。道幅も広く歩きやすく整備されている。少し傾斜のあるところには木段と手擦り(欄干)が設置されていて、子供からお年寄りまで無理なく歩けるようになっている。駒の尾山山頂までに休憩所が2か所ある。第1休憩所はログハウスで、南側の山々が遠く瀬戸内海まで見える。第2休憩所は櫓(やぐら)だが、残念ながら今回は「立ち入り禁止」のロープが張られていた。また、それ以外に木製ベンチが数か所設置されている。登山口から駒の尾山頂までは歩行距離約2,000mで、標高差も300m程度であるため、1時間足らずで気軽に登ることができる。
 駒の尾山の山頂まで登れば後は尾根伝いに鍋ヶ谷山、舟木山を経て後山へ行くことができる。この間はアップダウンのきつい場所はほぼ無く、登山道も広い。岩場もほとんどないため軽快に歩いていくことができる。時々展望の良いところでは麓の村や、中腹に白い巨大な鐘楼を抱える日名倉山越しに多くの山々の重なる姿を見ることができる。また、足元に気を付けてみると、いろいろなキノコを見つけることもできる。ただ、私はキノコについてはあまり知識がないので、眺めたり写真に収めるだけに止めておいた。
 ほぼ予定通り11時半頃には後山山頂へ到着した。途中の鍋ヶ谷山や舟木山の山頂には標識が立てられている程度であまり山頂という感じではなかったが、岡山県最高峰の後山山頂には小さな祠(ほこら)が置かれていた。ただ、ベンチも小屋も展望台もなく、広場の中心の角礫の集まる中に角の欠けた三角点標石が本来の設置基準よりずいぶんと高くせり出している。あまり長居をする雰囲気の場所ではない。私はここでお湯を沸かしてインスタントラーメンをつくり昼食としたが、後から来た登山者たちは数分間身体を休めたら、そそくさと立ち去って行った。下山後に立ち寄った麓の茶屋のリーフレットで知ったのだが、後山は女人禁制の修験道の山らしい。確かにこの山で出会ったのは男性ばかりだったが、登山道の途中にはそんな表記は無かった。山頂付近は女性でも問題ないのかな。ただ、そんな神聖な山の頂で呑気にラーメンなどを調理して食べるなんてのは罰(バチ)当たりだったのか。でも、山頂の祠の賽銭箱に100円入れて登山の安全のお礼とお祈りをしてきたのでカンニンな。
 下山は上りの全く逆コースを歩いた。今回は時間と交通アクセスの関係で往復ルートとしたが、今回歩いたルートの一部を含む中国自然歩道が南北に延びている。また、後山のすぐ隣の日名倉山には一等三角点がある。まだまだいろいろと楽しめそうな山域なので、コースマップをよく眺め、適当な距離のコースを探してまたこの近くを歩いてみたい。

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