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Yamareco

記録ID: 125203
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山

北海道遠征2011【大雪山】青い空とお花いっぱいの旭岳

2011年07月26日(火) [日帰り]
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GPS
04:27
距離
6.5km
登り
710m
下り
701m

コースタイム

7:00ロープウェイ乗車-7:16すがたみ駅-7:37愛の鐘-8:03六合目-9:12金庫岩-9:18山頂10:08-11:10愛の鐘-11:36すがたみ駅
天候 晴れ時々くもり ⇒ 下山後ガス
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイのりば前に有料駐車場あり。(普通車は1日500円)
11月〜5月の駐車料は無料。
その他運賃など詳細は⇒http://wakasaresort.com/asahidakeropeway/
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にありません。
登山ポストは駅にあります。(届書が本州とスタイルが違っていました。)
トイレは駅にのみあります。
スタート時に写真を撮っていただきました。
2人だけだとツーショット写真はあまり撮れないから貴重です。。。
スタート時に写真を撮っていただきました。
2人だけだとツーショット写真はあまり撮れないから貴重です。。。
目の前に「さぁ、おいで」って待ち構えてくれている旭岳。
目の前に「さぁ、おいで」って待ち構えてくれている旭岳。
姿見の池。
神々の庭といわれる理由がわかる気がします。
姿見の池。
神々の庭といわれる理由がわかる気がします。
途中にある愛の鐘。
途中にある愛の鐘。
ゴツゴツした岩がたくさんある道になってきました。
ゴツゴツした岩がたくさんある道になってきました。
朝早く少し雨がポツポツしていたのですが、お天気回復してきたようです。
朝早く少し雨がポツポツしていたのですが、お天気回復してきたようです。
六合目。一〜五合目はどこに。。。あったんだろう。
六合目。一〜五合目はどこに。。。あったんだろう。
数箇所から噴煙が上がる。
数箇所から噴煙が上がる。
よく見ると人が結構歩いている。
よく見ると人が結構歩いている。
右手のトムラウシ山や十勝岳方面は雲で隠れていてちょうど見えない。
右手のトムラウシ山や十勝岳方面は雲で隠れていてちょうど見えない。
まるで鳳凰が飛び立つような雲。
まるで鳳凰が飛び立つような雲。
八ツの硫黄岳の爆裂孔みたい。。。
って、硫黄岳のは見るのすっかり忘れていたのですが。。。
八ツの硫黄岳の爆裂孔みたい。。。
って、硫黄岳のは見るのすっかり忘れていたのですが。。。
金庫岩もはっきりと見えてきました。
金庫岩もはっきりと見えてきました。
雲がゆっくりじわじわと迫ってくる。
雲がゆっくりじわじわと迫ってくる。
右手眼下には、小さい池がたくさん見える。
右手眼下には、小さい池がたくさん見える。
山頂まであと少し。
山頂まであと少し。
山頂着。
記念写真。
目の前には熊岳、間宮岳、奥には北鎮岳、中岳、稜雲岳、ニセイカウシュッペ山が見える。
目の前には熊岳、間宮岳、奥には北鎮岳、中岳、稜雲岳、ニセイカウシュッペ山が見える。
左には、比布岳、安足間岳など。
左には、比布岳、安足間岳など。
愛の鐘から少し道を外れて散策コースへ。
愛の鐘から少し道を外れて散策コースへ。
並んだ二つの池があって、擂鉢池と鏡池とそれぞれ名前がついているのですが、
二つで夫婦池というそうです。
並んだ二つの池があって、擂鉢池と鏡池とそれぞれ名前がついているのですが、
二つで夫婦池というそうです。
チングルマとエゾノツガザクラの群生
チングルマとエゾノツガザクラの群生
この時間山頂はもうガスっていて見えなくなっていました。
この時間山頂はもうガスっていて見えなくなっていました。
チングルマ
エゾノツガザクラ
エゾノツガザクラ
チングルマ
エゾノマルバシモツケ
エゾノマルバシモツケ
イソツヅジ
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
エゾコザクラ
メアカンキンバイ
メアカンキンバイ
イワブクロ
キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ
コマクサ
ミツバオウレン
帰りに立ち寄った青い池。
帰りに立ち寄った青い池。
帰り寄った望岳台。
左からオプタテシケ山、美瑛富士、美瑛岳。
帰り寄った望岳台。
左からオプタテシケ山、美瑛富士、美瑛岳。
そしてどーんと十勝岳。
そしてどーんと十勝岳。

感想

7月23〜31日まで夏休みが取れたので、
旦那さまの実家北海道へ帰省してきました。
実に5年ぶりです。

せっかくなので滞在中にいくつか山に登ろうと計画し、
そのうち大雪山旭岳には旦那さまのお姉さん夫婦と共に登ることに。
義姉ファミリーは以前からキャンプはされていたのですが、
最近登山もウチの旦那さまに影響を受けて始めたそうです。
山ブームですもんね。

私たちは他の誰かと一緒に登るということをしたことがないので
ちょっとドキドキです。
ペース配分、休憩等気をつけて計画を立てなきゃ、と。

初めは旭岳までは一緒に登って、
そのあと私たちだけで間宮岳、中岳分岐、裾合平とぐるっと一周する予定でしたが、
やはり一緒に登るからには、同じ時間で同じ景色を一緒に楽しみたいし、
下山するまでお待たせしてしまったら申し訳ないと思い、旭岳ピストンのみのルートにしました。

午前4時、車で拾ってもらい、
2時間半ほどで旭岳ロープウェイのりばに到着。
今回は運転手じゃないので、しっかりと車内で眠ってましたw
(お義兄さん運転ありがとうございまーす!)

いろいろと準備をして7時発のロープウェイに乗ります。
平日とあって(?)乗客はほとんど人がいませんでした。

ロープウェイですがたみ駅まで上がると、
目の前に「さぁ、おいで」って待ち構えてくれている旭岳が見えました。
今日はじっくりゆっくり楽しみながら歩いていくよ〜。

姿見の池はとても澄んでいて、
空の青と残雪の白と緑を映し出していていました。
神々の庭といわれる理由がわかる気がします。

さぁ、旭岳に向かって歩かないと。

愛の鐘。
霧鐘塔、遭難者の慰霊塔でもあります。
帰りに旦那さまと鳴らしておきました。

姿見の池と愛の鐘を過ぎて歩いて行くと
ゴツゴツした岩道になっていきます。

朝早く少し雨がポツポツしていたのですが、お天気回復してきたようで
日差しが暑い〜っ。
そういえば、いきなり森林限界ゾーンからの出発でした。
日焼けがこわーいw

空を見上げると雲が乱舞していました。
これは歓迎ととっていいのかな?w

よく見ると上の方は人が結構歩いている。
みんな朝一番のロープウェイに乗ったのかな。
私もいつもなら始発に乗るのだけど。

右手のトムラウシ山や十勝岳方面は雲で隠れていてちょうど見えない。
この雲はずーっと下山するまでしつこくかかっていました。

だんだんと富士山のような登山道になる。
景色もよく似ている。

かなりのゆっくりペースなので
息が上がることもなく、汗をかくこともない。
逆にこのペースではしんどくなりそうな。。。感じ。

9時近くになると、雲が徐々に迫ってきます。
山はやはり9時頃までが勝負。
お願い、登頂するまではガスらないで。

右手眼下には、小さい池がたくさん見える。

八合目過ぎたあたりで小休憩。
私がお腹空いちゃったのでwww
いつものシャリ休みです。

金庫岩あたりが九合目。
金庫岩と、もう1つニセ金庫岩とあるのだけど、
濃霧のときには見間違えて道迷いに陥ることもあるとか。。。
今日のお天気からではとても考えられないけれど、
下に霧鐘塔があるぐらいだから、ここは霧が深いのだろう。

のんびり景色を楽しみながら登っても2時間ほどで山頂着。
汗ひとつかいてない。
ピストンだとハイキングレベルかな。

目の前には熊岳、間宮岳、奥には北鎮岳、中岳、稜雲岳、ニセイカウシュッペ山が見えます。
左には、比布岳、安足間岳など。

4人で景色を眺めながらおにぎりや、いただいた茹で卵を食べ、
山頂でゆっくりと過ごしました。

10時過ぎるともう雲が遠慮なくどんどん上がってくる。
なので50分ほど山頂で過ごして、下山開始。
それでも私たちにしたら長い滞在時間でした。

下りはスイスイ。
こういう道は得意です。

1時間で愛の鐘まで戻り、少し遠回りしてお花が咲いている辺りを散策することにしました。

並んだ二つの池があって、擂鉢池と鏡池とそれぞれ名前がついているのですが、
二つで夫婦池というそうです。

お花は特にチングルマとエゾノツガザクラがいっぱいでした。
本州のお山とはまた違ったお花が咲いているんだなぁと実感。

旭岳を見ると、もうガスでほとんど見えなくなっていました。
私たちはナイスタイミングで登って下りてきたようです。

今回は初めてお花の写真と名前をネットで調べて持参していたので
お花を見ながらその名前を確認することができました。


たくさんのお花を堪能して、ロープウェイのりばに帰還。

ロープウェイを利用して誰でも気軽に登れる山でした。
花の時期もいいけど、紅葉の時期ももっともっとキレイなんだろうなぁ。

体力度  ★☆☆☆☆
危険度  ★☆☆☆☆ 
整備度  ★★★☆☆
眺望度  ★★★☆☆  (少しガス気味のため)
山スカ度 ★★★★☆  (山スカでいっちゃってください)
虫集り度 ☆☆☆☆☆ 

※上は、2011年7月26日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します。

花の多さは、前回の北岳の方が圧倒的にすごいと思いました。
エゾノツガザクラの蕾がまだたくさんあったので、これから花も増えるのかな?
杭やロープで保護されているので、たくさん咲いている場所もあるのですが、
立ち入ってまでの撮影はできません。
空の青さも本州とは違うような気がしました。

おまけで、旭岳の帰りに美瑛町の白金温泉付近にある
青い池を見に立ち寄りました。

綺麗ですねぇ。
この青さは、草津白根山にある湯釜の色にとても似ています。
詳しい場所は「美瑛 青い池」で検索してください。
無料駐車場あり。
池を見に行くまでがとても暑かったです。。。

そしてさらに車を走らせて、十勝岳を見に望岳台に立ち寄りました。

かっこいい〜♪萌え萌えです。
実は明日も山に登る予定で
その候補に十勝岳もあがっているのです。

ちょっと登山道入口まで歩いてみました。
昔はロープウェイがあったのですが、今はその痕跡はまったく見られません。
案内図を見ていると、真黒に日焼けした幼稚園児たちが山から大勢下りてきています。
「え、あの子たち十勝岳に登ったの???」
それほど難しい山ではないのは知っていましたが、
こんなに大勢の幼稚園児が登山???
地元とはいえ、たくましすぎる???

気になって仕方ないので歩いている子たちに訊いてみると、
途中の川まで歩いてそこで遊んだということでした。
帰って調べると確かに登山道途中の避難小屋あたりに川があるので
そこまでは登ったのでしょう。
それにしても樹木が全くない登山道なので日差しが直接にあたり、
天気が良すぎると逆につらいかなとも思いました。
日が昇る前からの出発がおススメです。
北海道でも思ったよりずっと暑いので。。。

帰りの車内でも寝てしまっていた私と旦那。。。
お義姉さん、お義兄さんありがとうございました。

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