爺ヶ岳、針木岳周回
- GPS
- 29:41
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,500m
- 下り
- 2,426m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 6:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山を登る人なら、歩いた稜線に地図上でマーカーを入れて、繋ぎたくなるものだ。今回は、空白となっていた爺ヶ岳ー針木岳間をつなぐ作業。立山、剱を見ながらの稜線歩きなので、天気さえ良ければ、楽しくないわけがない。
扇沢から反時計回りに回った。スタートの柏原新道は歩きやすい登山道。眺望が今ひとつなのが残念だが、時折現れる地名標識に励まされながら歩いていると、やがてきれいなオレンジ色の屋根の種池山荘が見えてくる。
山荘まで上がれば、眺望は抜群だが、爺ヶ岳まで上がるともっとよい。誰でも歩ける緩斜面だ。遠くに立山、剱、足元に見えるオレンジ色の屋根の山荘。スイスの風景のようだ。稜線続きで鹿島槍ヶ岳の雄姿。そのまま、歩きたくなる。
今回は爺ヶ岳を往復した後、反対側の稜線に向かった。目指すは一泊目の宿、新越山荘。あらかじめ前日に予約しておいた。予約時に入山時刻や行動予定、山荘到着時間など聞かれ、しっかりした対応に感心する。週末なので駐車場が満杯になる6時前には扇沢に着いておいたほうがよいとアドバイスを受ける。実際にはちょっと遅くついたので有料スペースになってしまった。
種池山荘から新越山荘までの稜線は起伏も少なく非常に歩きやすい。途中から、右手に立山、剱を見て歩く。景色を楽しんでいるうちに、小屋に着いてしまう。小屋はこじんまりしているが、清潔で気持ちがよい。鹿島槍ヶ岳の「登魂」Tシャツを買ってしまった。ビールは500ミリリットルが750円で、アルプスの相場より50円安い。
2日目に歩いた新越山荘から針ノ木岳までの稜線は、起伏に富んだ、岩が多い楽しい稜線。体力はいるが、1日目の平坦な稜線より、こちらの方が好みだ。稜線を歩いている間、針木岳の山頂に雲がかかっている時間が多かったが、スバリ岳に着く頃には、すっかり雲は取れていた。最後の下り、登りに力が入る。
針ノ木山頂の魅力は、黒部湖越しの立山、剱と、高瀬ダム越しの槍、穂高が見えることだろう。その景色をたっぷり楽しんだ。
下りは、雪渓のない針ノ木雪渓を降りる。足にこたえる長い下り。雪渓の上を歩いたのは十数歩程度。もう少し、気温が高かったら、きっとへばっていた。やはり、針ノ木は雪渓が残っている季節がよい。
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