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Yamareco

記録ID: 1259773
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳へ 紅葉全開!100リーチ

2017年09月15日(金) ~ 2017年09月17日(日)
 - 拍手
Akaneko その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
47:33
距離
40.0km
登り
2,589m
下り
2,576m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:55
休憩
0:42
合計
4:37
距離 14.5km 登り 987m 下り 506m
10:18
32
11:32
11:42
35
休憩
13:06
13:38
77
渡渉開始地点
14:55
2日目
山行
7:42
休憩
2:34
合計
10:16
距離 12.0km 登り 1,316m 下り 1,318m
5:11
61
6:12
6:22
29
休憩
6:51
7:05
69
8:14
8:28
45
休憩
9:13
9:45
45
幌尻岳
10:30
10:55
42
幌尻岳の肩
11:37
12:00
65
幌尻岳
13:05
13:29
31
休憩
14:00
36
14:36
14:48
39
休憩
15:27
3日目
山行
3:35
休憩
0:46
合計
4:21
距離 13.4km 登り 289m 下り 760m
5:33
72
6:45
7:15
35
渡渉終了地点
8:54
9:10
12
休憩
天候 3日間とも晴れ時々曇り、ガスの中
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●とよぬか山荘、シャトルバス、幌尻山荘の予約は下記サイトで状況確認後、電話にて申し込みです。
(2018年よりインターネット予約を開始予定とのこと)
 http://toyonuka.chu.jp/?p=58

●北海道エリアの登山届はオンラインでの届け出ができます。
 http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/chiiki/sangaku/sangaku-top.html

<駐車場>
とよぬか山荘にスペースあり。尚、車中泊は不可。

<トイレ>
 とよぬか山荘、シャトルバス終点、幌尻山荘、それぞれにあり。
 (とよぬか山荘のトイレはシャワートイレで奇麗ですが、他の2ヶ所はトイレットペーパー持参で)
コース状況/
危険箇所等
●第2ゲート〜取水口
  7.5kmの林道歩きがひたすら続きますが、登り一辺倒ではなく、緩やかながら結構アップダウンがあります。
  
●取水口〜幌尻山荘
  はじめは沢沿いの道ですが、ヘツリ個所もあり慎重に!
  滑り落ちると沢にダイブです。
  渡渉開始地点には「渡渉注意」看板があり、ここで沢靴に履き替えます。
  あとは幌尻山荘まで15〜20回ほどの渡渉が続きますが、渡渉地点を間違えると股下まで来るのでご注意を!
  最初の渡渉で腰まで来たら諦めたほうが賢明です。

●幌尻山荘〜幌尻岳
  命の水まではひたすらの登りが続き、森林限界までさらに急登が続きます。
森林限界から山頂までは楽しい稜線歩きですが、一部ヤセ尾根があります。

●幌尻岳〜幌尻岳の肩
 道は明瞭ですが、地図上より実際は長く感じます。
その他周辺情報 ・とよぬか山荘まで40分ほどのところにある「平取温泉ゆから」に前泊しました。
 こちらでは日帰り温泉も利用でき、1人 420円です。帰りも利用しました。
 http://www.biratori-onsen.com/

・とよぬか山荘から20分ほどのところにある「じゃんけんぽん」は人気店で、
 「ステーキ丼 1,680円」はガーリックライスで美味しかったです。
 https://tabelog.com/hokkaido/A0108/A010804/1022575/
とよぬか山荘前からシャトルバスに乗ります。
我々は9:30のバスを利用、乗車時間は約50分です。
乗ったのは計3名、平日のためかガラガラでした。
2017年09月15日 08:57撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/15 8:57
とよぬか山荘前からシャトルバスに乗ります。
我々は9:30のバスを利用、乗車時間は約50分です。
乗ったのは計3名、平日のためかガラガラでした。
登山口の第2ゲートにある待合室。
乗り遅れた場合などにこちらに泊まることができます。
2017年09月15日 10:12撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/15 10:12
登山口の第2ゲートにある待合室。
乗り遅れた場合などにこちらに泊まることができます。
待合室横にある登山届ポスト。
我々は北海道警察にオンラインで届済み。
2017年09月15日 10:13撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/15 10:13
待合室横にある登山届ポスト。
我々は北海道警察にオンラインで届済み。
7.5kmの林道歩きスタートです。
この時期でも少し暑かったので、夏は大変でしょうね。
虫も気になるほどではありませんでした。
2017年09月15日 10:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
9/15 10:24
7.5kmの林道歩きスタートです。
この時期でも少し暑かったので、夏は大変でしょうね。
虫も気になるほどではありませんでした。
道端に咲いていた大文字草。
2017年09月15日 10:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 10:45
道端に咲いていた大文字草。
奥幌尻橋を通過。
2017年09月15日 10:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 10:50
奥幌尻橋を通過。
トリカブトは未だ元気に咲いています。
毒持つものは強い。
2017年09月15日 10:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 10:58
トリカブトは未だ元気に咲いています。
毒持つものは強い。
新しい崩壊地。
帰りには片づけられていました。
2017年09月15日 11:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 11:04
新しい崩壊地。
帰りには片づけられていました。
このあたりでも紅葉が始まりつつあります。
2017年09月15日 11:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 11:06
このあたりでも紅葉が始まりつつあります。
こんな分岐がありました。
もちろん右に真っ直ぐに進みます。
2017年09月15日 11:19撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 11:19
こんな分岐がありました。
もちろん右に真っ直ぐに進みます。
滝には癒されます。
2017年09月15日 11:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 11:50
滝には癒されます。
そろそろ林道歩きも飽きてくる・・・
2017年09月15日 12:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 12:01
そろそろ林道歩きも飽きてくる・・・
ここで林道歩きも終了。
ここから沢伝いの登山道になります。
2017年09月15日 12:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 12:18
ここで林道歩きも終了。
ここから沢伝いの登山道になります。
幌尻山荘まで4kmの標識を通過。
2017年09月15日 12:19撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 12:19
幌尻山荘まで4kmの標識を通過。
へつっています。
荷物が重いので慎重になります。
2017年09月15日 12:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/15 12:22
へつっています。
荷物が重いので慎重になります。
ここは緊張!
2017年09月15日 12:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/15 12:37
ここは緊張!
渡渉の前に緊張するヘツリ。
ルート取りを間違えたよう・・・
この頭上に足場があります。
2017年09月15日 12:37撮影 by  iPhone 5s, Apple
3
9/15 12:37
渡渉の前に緊張するヘツリ。
ルート取りを間違えたよう・・・
この頭上に足場があります。
キツリフネの黄色い花がきれいに咲いていました。
2017年09月15日 12:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 12:42
キツリフネの黄色い花がきれいに咲いていました。
ここは急登!
予期していなかった登りは疲れます。
2017年09月15日 13:02撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/15 13:02
ここは急登!
予期していなかった登りは疲れます。
ここから渡渉スタート。
ランチを摂りながら沢シューズに履き替えます。
2017年09月15日 13:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
9/15 13:06
ここから渡渉スタート。
ランチを摂りながら沢シューズに履き替えます。
何か水量が多いような、、、
2017年09月15日 13:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 13:41
何か水量が多いような、、、
渡渉スタート。
膝上は当たり前の渡渉。
2017年09月15日 13:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/15 13:42
渡渉スタート。
膝上は当たり前の渡渉。
流されないように足元を見ながら渡ります。
2017年09月15日 13:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
9/15 13:44
流されないように足元を見ながら渡ります。
ここは渡渉せずに渡ります。
ここまで2回の渡渉です。
2017年09月15日 13:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/15 13:45
ここは渡渉せずに渡ります。
ここまで2回の渡渉です。
四ノ沢にある見事な滝。
2017年09月15日 13:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 13:46
四ノ沢にある見事な滝。
ヘツリもありますが、鎖がつけられてあり安心です。
2017年09月15日 13:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/15 13:48
ヘツリもありますが、鎖がつけられてあり安心です。
それほど水も冷たく感じなくなり、沢に慣れてきました。
2017年09月15日 13:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/15 13:57
それほど水も冷たく感じなくなり、沢に慣れてきました。
エゾアジサイも咲いていました。
2017年09月15日 14:02撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 14:02
エゾアジサイも咲いていました。
流れの速いところもありますが、深くはありません。
2017年09月15日 14:13撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/15 14:13
流れの速いところもありますが、深くはありません。
が、まだまだ膝上の渡渉もありました。
2017年09月15日 14:15撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/15 14:15
が、まだまだ膝上の渡渉もありました。
でも沢歩きは景色も変わるので飽きませんね。
2017年09月15日 14:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
9/15 14:23
でも沢歩きは景色も変わるので飽きませんね。
ここは正面に沢を歩いていきます。
2017年09月15日 14:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/15 14:32
ここは正面に沢を歩いていきます。
幌尻山荘が見えてきました。
2017年09月15日 14:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/15 14:53
幌尻山荘が見えてきました。
本日最後の渡渉!
2017年09月15日 14:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
2
9/15 14:54
本日最後の渡渉!
翌日、幌尻岳に向け5時過ぎにスタート。
2017年09月16日 05:11撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 5:11
翌日、幌尻岳に向け5時過ぎにスタート。
樹林帯の急登が続きます。
2017年09月16日 05:35撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 5:35
樹林帯の急登が続きます。
山荘から90分ほど登ったこのあたりでヒグマの唸り声を2度聞き、緊張!
笛を鳴らしながら止まらず進みます。
2017年09月16日 06:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 6:34
山荘から90分ほど登ったこのあたりでヒグマの唸り声を2度聞き、緊張!
笛を鳴らしながら止まらず進みます。
ようやく急登も一段落。
2017年09月16日 06:45撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 6:45
ようやく急登も一段落。
命の水に到着。
「命の泉」でした。
2017年09月16日 06:51撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 6:51
命の水に到着。
「命の泉」でした。
水場に寄り道します。
2017年09月16日 06:52撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 6:52
水場に寄り道します。
この時期でも水量はかなりありました。
2017年09月16日 06:53撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 6:53
この時期でも水量はかなりありました。
六ノ沢俯瞰。
当初はこちらに降りる計画でした。
2017年09月16日 07:02撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 7:02
六ノ沢俯瞰。
当初はこちらに降りる計画でした。
1881m峰と北戸蔦別岳(左)。
2017年09月16日 07:04撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 7:04
1881m峰と北戸蔦別岳(左)。
何の実だろう?
オオカメノキかな?
2017年09月16日 07:10撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 7:10
何の実だろう?
オオカメノキかな?
命の水を過ぎると再び岩混じりの急登。
2017年09月16日 07:14撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 7:14
命の水を過ぎると再び岩混じりの急登。
この左の谷を歩いてきました。
2017年09月16日 07:15撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 7:15
この左の谷を歩いてきました。
残念ながらガスの道です。
晴れの予報だったのに、残念!
2017年09月16日 07:36撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 7:36
残念ながらガスの道です。
晴れの予報だったのに、残念!
でもナナカマドの紅が見事です。
2017年09月16日 07:49撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 7:49
でもナナカマドの紅が見事です。
陽が差してきました。
草紅葉が見事な道。
2017年09月16日 07:58撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 7:58
陽が差してきました。
草紅葉が見事な道。
登ってきた方向を振り返ると、ガスが切れてきました。
2017年09月16日 07:59撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 7:59
登ってきた方向を振り返ると、ガスが切れてきました。
ウラシマツツジが見事に色付いている。
2017年09月16日 08:07撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 8:07
ウラシマツツジが見事に色付いている。
カール側はなかなかガスが取れない。
2017年09月16日 08:07撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 8:07
カール側はなかなかガスが取れない。
2017年09月16日 08:13撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 8:13
北カールのガスが取れました。
カール底の紅葉が素晴らしい。
2017年09月16日 08:14撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 8:14
北カールのガスが取れました。
カール底の紅葉が素晴らしい。
歩いてきた稜線にも陽が当たり奇麗です。
2017年09月16日 08:16撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 8:16
歩いてきた稜線にも陽が当たり奇麗です。
北カールと戸蔦別岳。
2017年09月16日 08:17撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/16 8:17
北カールと戸蔦別岳。
目指す幌尻岳の山頂を一瞬拝めました。
2017年09月16日 08:21撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/16 8:21
目指す幌尻岳の山頂を一瞬拝めました。
今までの苦労が報われる景色です。
2017年09月16日 08:25撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 8:25
今までの苦労が報われる景色です。
斜面も見事な紅葉。
2017年09月16日 08:35撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 8:35
斜面も見事な紅葉。
右に見える尾根の紅葉もきれいです。
2017年09月16日 08:39撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 8:39
右に見える尾根の紅葉もきれいです。
岩場の道を越えると・・・
2017年09月16日 08:43撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 8:43
岩場の道を越えると・・・
ここで右から新冠コースが合流。
2017年09月16日 09:05撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 9:05
ここで右から新冠コースが合流。
まもなく山頂です。
2017年09月16日 09:12撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 9:12
まもなく山頂です。
百名山99座目、幌尻岳の山頂到着です。
青空だったのはこの時まで。
2017年09月16日 09:23撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/16 9:23
百名山99座目、幌尻岳の山頂到着です。
青空だったのはこの時まで。
東カールが初めて見えました。
2017年09月16日 09:14撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 9:14
東カールが初めて見えました。
東カールは黄色が見事!
2017年09月16日 09:17撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 9:17
東カールは黄色が見事!
登ってきた尾根と北カール底。
2017年09月16日 09:25撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 9:25
登ってきた尾根と北カール底。
馬蹄形に登ってきました。
2017年09月16日 09:27撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 9:27
馬蹄形に登ってきました。
東カールの黄葉。
2017年09月16日 09:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/16 9:29
東カールの黄葉。
これから向かうはずの尾根。
このピークがてっきり幌尻の肩だと勘違いしていました。
2017年09月16日 09:29撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 9:29
これから向かうはずの尾根。
このピークがてっきり幌尻の肩だと勘違いしていました。
99座目の単独証拠写真。
2017年09月16日 09:30撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 9:30
99座目の単独証拠写真。
幌尻岳の肩に向かいます。
2017年09月16日 09:47撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 9:47
幌尻岳の肩に向かいます。
この時は既に戸蔦別岳行きを諦めていました。
2017年09月16日 09:47撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 9:47
この時は既に戸蔦別岳行きを諦めていました。
まるでアルプスの稜線です。
2017年09月16日 09:49撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 9:49
まるでアルプスの稜線です。
チングルマの草紅葉の斜面
(東カール)
2017年09月16日 09:54撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 9:54
チングルマの草紅葉の斜面
(東カール)
北カールも左手に望めます。
2017年09月16日 09:57撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/16 9:57
北カールも左手に望めます。
北カールと東カールの間の稜線を歩いています。
2017年09月16日 09:57撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 9:57
北カールと東カールの間の稜線を歩いています。
北カール底にスポット当たる。
やはり日が当たると奇麗!
2017年09月16日 10:04撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:04
北カール底にスポット当たる。
やはり日が当たると奇麗!
幌尻岳を振り返る。
2017年09月16日 10:06撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:06
幌尻岳を振り返る。
東カール底の黄葉にも陽が当たる。
2017年09月16日 10:09撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/16 10:09
東カール底の黄葉にも陽が当たる。
本当の「肩」は右奥でした。
2017年09月16日 10:11撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 10:11
本当の「肩」は右奥でした。
あと15分程か?
2017年09月16日 10:15撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 10:15
あと15分程か?
陽が当たらなくても奇麗。
2017年09月16日 10:16撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/16 10:16
陽が当たらなくても奇麗。
ハイマツが生い茂る道。
2017年09月16日 10:24撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 10:24
ハイマツが生い茂る道。
草紅葉の楽しい道。
2017年09月16日 10:26撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 10:26
草紅葉の楽しい道。
見惚れる。
2017年09月16日 10:26撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/16 10:26
見惚れる。
スポット浴びてる。
2017年09月16日 10:26撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 10:26
スポット浴びてる。
チングルマの道。
2017年09月16日 10:27撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:27
チングルマの道。
誰も歩いて来ません。
本当に静かな山歩き、3連休中とは思われません。
2017年09月16日 10:28撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:28
誰も歩いて来ません。
本当に静かな山歩き、3連休中とは思われません。
幌尻岳の肩に到着。
念願の七ツ沼カールを拝めました。
2017年09月16日 10:31撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:31
幌尻岳の肩に到着。
念願の七ツ沼カールを拝めました。
こちらまで足を運んだ甲斐があり、この七ツ沼カールの紅葉が特に素晴らしかった!
2017年09月16日 10:31撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/16 10:31
こちらまで足を運んだ甲斐があり、この七ツ沼カールの紅葉が特に素晴らしかった!
大キレットを思わせる戸蔦別岳への痩せた稜線。
2017年09月16日 10:36撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:36
大キレットを思わせる戸蔦別岳への痩せた稜線。
底まで行ってみたいですね。
でも熊天国でしょうね。
この日、ここにテン泊するパーティーと後ですれ違いました。
2017年09月16日 10:36撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:36
底まで行ってみたいですね。
でも熊天国でしょうね。
この日、ここにテン泊するパーティーと後ですれ違いました。
ズームアップしました。
2017年09月16日 10:43撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:43
ズームアップしました。
結局戸蔦別岳は見えず。
この先も晴れそうな雰囲気なしのため、
こちらに向かうのを完全に諦めました。
2017年09月16日 10:44撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:44
結局戸蔦別岳は見えず。
この先も晴れそうな雰囲気なしのため、
こちらに向かうのを完全に諦めました。
見納めです。
2017年09月16日 10:45撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:45
見納めです。
奥に見えるのは伏美岳かな?
2017年09月16日 10:54撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:54
奥に見えるのは伏美岳かな?
幌尻岳に再び戻ります。
2017年09月16日 10:57撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 10:57
幌尻岳に再び戻ります。
夏はチングルマで奇麗でしょうね。
2017年09月16日 11:11撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 11:11
夏はチングルマで奇麗でしょうね。
結構な登り返しです。
2017年09月16日 11:18撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 11:18
結構な登り返しです。
再び山頂到着。
我々以外にも登山者がいたので、撮ってもらいました。
2017年09月16日 11:38撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 11:38
再び山頂到着。
我々以外にも登山者がいたので、撮ってもらいました。
新冠分岐を左に過ぎます。
2017年09月16日 12:08撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 12:08
新冠分岐を左に過ぎます。
草黄葉。
2017年09月16日 12:14撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 12:14
草黄葉。
草紅葉。
2017年09月16日 12:37撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 12:37
草紅葉。
ナナカマドの道ガスっています。
2017年09月16日 12:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 12:41
ナナカマドの道ガスっています。
チングルマは夏も秋も楽しませてくれます。
2017年09月16日 12:42撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 12:42
チングルマは夏も秋も楽しませてくれます。
おしゃれな登山道。
2017年09月16日 12:46撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 12:46
おしゃれな登山道。
風で回りそう。
2017年09月16日 12:49撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 12:49
風で回りそう。
紅の中に白い花1輪。
2017年09月16日 12:50撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 12:50
紅の中に白い花1輪。
紅の中に黄の花。
2017年09月16日 12:51撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 12:51
紅の中に黄の花。
ミヤマリンドウの青も映える。
2017年09月16日 12:54撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 12:54
ミヤマリンドウの青も映える。
ガス晴れないかな・・・
2017年09月16日 12:55撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 12:55
ガス晴れないかな・・・
再びナナカマドの道。
2017年09月16日 13:03撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 13:03
再びナナカマドの道。
幌尻岳斜面の紅葉。
陽が当たるまで待っていましたが、、、
2017年09月16日 13:03撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/16 13:03
幌尻岳斜面の紅葉。
陽が当たるまで待っていましたが、、、
ちょっと陽が当たってきました。
2017年09月16日 13:04撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 13:04
ちょっと陽が当たってきました。
この先で北カールの景色をゆっくり楽しむため、のんびり休憩をすることにしました。
この日も山荘で1泊ですから。
2017年09月16日 13:05撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 13:05
この先で北カールの景色をゆっくり楽しむため、のんびり休憩をすることにしました。
この日も山荘で1泊ですから。
2017年09月16日 13:05撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 13:05
幌尻のピークは見えませんが、斜面の紅葉で楽しませてくれます。
2017年09月16日 13:09撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 13:09
幌尻のピークは見えませんが、斜面の紅葉で楽しませてくれます。
幌尻岳から下りてきた道。
2017年09月16日 13:10撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 13:10
幌尻岳から下りてきた道。
カール底に陽が当たり始め、綺麗です。
2017年09月16日 13:10撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/16 13:10
カール底に陽が当たり始め、綺麗です。
飽きませんね。
2017年09月16日 13:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/16 13:11
飽きませんね。
近くまで行ってみたくなります。
2017年09月16日 13:11撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 13:11
近くまで行ってみたくなります。
アップで。
2017年09月16日 13:12撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 13:12
アップで。
今年は紅葉の当たり年でしょうか?
2017年09月16日 13:22撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 13:22
今年は紅葉の当たり年でしょうか?
見惚れて、まったりしてます。
2017年09月16日 13:23撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 13:23
見惚れて、まったりしてます。
これが本当の見納めです。
2017年09月16日 13:23撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 13:23
これが本当の見納めです。
ハイマツのヤセ尾根を戻ります。
2017年09月16日 13:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 13:34
ハイマツのヤセ尾根を戻ります。
左斜面にも紅葉の奇麗なところがありました。
2017年09月16日 13:35撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 13:35
左斜面にも紅葉の奇麗なところがありました。
こちらも。
2017年09月16日 13:38撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 13:38
こちらも。
六ノ沢のアップ。
2017年09月16日 13:39撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 13:39
六ノ沢のアップ。
この先から急降下。
2017年09月16日 13:39撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 13:39
この先から急降下。
このすぐ下が「命の泉」です。
2017年09月16日 13:59撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 13:59
このすぐ下が「命の泉」です。
本当はこの斜面を降りるはずだった・・・
でもクマさんもいそう・・・
2017年09月16日 14:01撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 14:01
本当はこの斜面を降りるはずだった・・・
でもクマさんもいそう・・・
いい雰囲気の道ですが、ここもクマの生息地です。
2017年09月16日 14:05撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 14:05
いい雰囲気の道ですが、ここもクマの生息地です。
ダケカンバ。
2017年09月16日 14:07撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 14:07
ダケカンバ。
かなり下ってきました。
2017年09月16日 14:49撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 14:49
かなり下ってきました。
やっと山荘到着です。
早くビールを飲みたい!
2017年09月16日 15:26撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 15:26
やっと山荘到着です。
早くビールを飲みたい!
山荘前にある水場。
皆沸騰させて使っていました。
山荘内でも管理人さんがやかんのお湯を分けてくれます。
2017年09月16日 16:10撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 16:10
山荘前にある水場。
皆沸騰させて使っていました。
山荘内でも管理人さんがやかんのお湯を分けてくれます。
小屋前でビール手に夕食準備。
2017年09月16日 16:11撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 16:11
小屋前でビール手に夕食準備。
最終日、沢支度完了後に山荘前で撮ってもらいました。
2017年09月17日 05:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/17 5:31
最終日、沢支度完了後に山荘前で撮ってもらいました。
我々の前に歩かれていたご夫婦。
何か安心します。
2017年09月17日 06:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/17 6:12
我々の前に歩かれていたご夫婦。
何か安心します。
登りに比べ水量は少し減った感じです。
2017年09月17日 06:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/17 6:42
登りに比べ水量は少し減った感じです。
ここで渡渉も完了です。
再び登山靴に履き替えます。
2017年09月17日 06:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/17 6:45
ここで渡渉も完了です。
再び登山靴に履き替えます。
帰路のヘツリは往きより楽でした。
2017年09月17日 07:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/17 7:45
帰路のヘツリは往きより楽でした。
取水施設が見えてきました。
2017年09月17日 07:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
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取水施設が見えてきました。
再び長い林道歩きです。
2017年09月17日 08:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
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再び長い林道歩きです。
途中で残っていた非常食用のパンを消化するため、休憩しました。
2017年09月17日 08:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/17 8:54
途中で残っていた非常食用のパンを消化するため、休憩しました。
ここを右に下ればバス送迎地点です。
2017年09月17日 09:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/17 9:53
ここを右に下ればバス送迎地点です。
ようやく完了。
2017年09月17日 09:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/17 9:54
ようやく完了。
バス内では冷たい飲み物を販売しています。
2017年09月17日 10:59撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/17 10:59
バス内では冷たい飲み物を販売しています。
とよぬか山荘に戻ってきました。
帰りのこのバスには8名乗車していました。
2017年09月17日 11:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
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9/17 11:40
とよぬか山荘に戻ってきました。
帰りのこのバスには8名乗車していました。
とよぬか山荘から20分程のところにある『じゃんけんぽん』で久々のまともな食事。
ここのステーキ丼は絶品です。
2017年09月17日 12:41撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/17 12:41
とよぬか山荘から20分程のところにある『じゃんけんぽん』で久々のまともな食事。
ここのステーキ丼は絶品です。

感想

長年の課題であった幌尻岳へ!
今年やっと実現することになりました。
当初は天候に左右されない新冠ルートで計画していたのですが、
往復37kmの林道歩きを重装備で歩ける精神的持久力に不安を感じ、
渡渉ができない場合に新冠ルートを歩くことにしました。

いざ北海道に向かうときに台風18号の動きが気になりましたが、
幌尻登山の3日間は何とか天気が持ちそうだったため、予定通り平取より入山。
シャトルバスから降りると、まずは林道歩きからスタート。
長い林道歩きが取水口で終了し登山道に変わるといよいよ渡渉開始です。
このためにわざわざ沢シューズを購入したので、使用できホッとしました。

渡渉始めは少し緊張しましたが、慣れてくるとそれほど冷たさも感じず、
幌尻山荘までは長く感じませんでした。

山荘に到着するとまずはビールを冷やし、乾杯。
管理人さんに聞くと、この日の宿泊者数は16人、翌日は21人とのこと。
また戸蔦別岳周回コースについて尋ねると、ここ最近は歩いた人の情報がないよう。
人が入っていないとクマが出没するのではないか、とちょっと不安になります。

翌2日目は宿泊者で幌尻に向かう人は我々を含めて4名。
連休の中日なのに少ない。他の方々は皆下山でした。
山荘から続く急登を90分ほど登ると、樹林帯から「グルグル・・・」と唸り声が!
ヤツが近くに潜んでいるようです。
以前NHKの「にっぽん百名山・幌尻岳」で放映したクマの唸り声を聞いた地点と近いです。
たぶんこのあたりが棲み処となっているのでしょう。
もう一度唸り声を聞き、一気に緊張した我々は笛を鳴らしながら命の水まで前進しました。

水場の先の岩場の急登をしのぎ森林限界を超えると見通しも良くなり、一安心です。
ここから山頂まで北カールの素晴らしい紅葉を左に見ながら草紅葉の稜線歩きで、
今回の山行で最も楽しい時間です。
途中で先行の山頂より戻ってきた2名とすれ違い、念願の99座目の山頂に到着。
着いたときは誰もおらず、我々で山頂を独占。
今まで見えなかった東カールの見事な黄葉を眼下に見ながら満足感に浸りました。

このあとは戸蔦別岳へ向かうかなのですが、先ほどの「唸り声」と
戸蔦別岳方面の雲が全く取れないため、意気消沈。
誰か他に向かう人もいないので、幌尻の肩まで向かい、来た道を戻ることにしました。

幌尻岳の肩ははじめ目の前に見えるピークだと勘違いし、楽勝と思いましたが、
実際はさらに下った先にありました。
でも足を延ばした甲斐あり、七ツ沼カールの見事な紅葉を目の当たりにし、
戸蔦別岳は結局見えなかったことは残念でしたが、素晴らしい紅葉を楽しめ、
大満足です。

あとは来た道を戻り、再び幌尻の山頂に立ちましたが、先着が3名。
1人は新冠コースから単独で登ってこられ、この日ポロシリ山荘に泊まっていたのは
3名だったとのこと。
もう1人はとよぬか山荘から日帰りで登ってこられたソロの方。
なんとシャトルバスを使わず、帰りもとよぬか山荘まで自らの足で戻り、
そのまま利尻まで自らの足で向かうとのこと。
あの陽希さんを手本にしているようです。すごい!
後の1人はチャリで北海道を回っている方。
この後は十勝岳に向かうのだそうです。

帰路は途中の北カール展望地点で紅葉を満喫休憩し、
唸り声を聞いた地点では再び笛を鳴らし、
無事山荘に戻ることができました。

最終日は再び渡渉からスタートし、帰りは長く感じる林道歩きも無事終了すると、
我々の10分ほど後に到着したパーティーから、
「林道歩きの途中で目の前を1頭のヒグマが横断した。」と・・・
林道歩きは油断していましたが、この山域はどこでも当たり前のように出没するのですね。
だからか、登山口によくある「熊出没注意!」の看板がこちらにはありませんでした。

<追記>
この翌日に大雪山系に入山のため層雲峡に移動しましたが、
台風18号の影響で断念。
今年の紅葉は当たり年との情報があったのに残念。
次回の楽しみとしました。

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コメント

幌尻岳♪
Akanekoさま♪奥さま♪

幌尻岳100リーチがんばつて下さい。奥まったお山しかし見事な紅葉
美しい別世界、苦労の甲斐ありましたね。熊の気配や 雰囲気は
怖いですね。気を付けて登ってね。
ほんとお疲れ様でした。
2017/9/21 19:37
Re: 幌尻岳♪
minnieさん、こんばんは。
コメありがとうございます。

幌尻岳は様々な意味で百名山難関ベスト3に入る山なので、
ラストにしたくありませんでした。
関東からだと移動が飛行機になり早々予約しなければならないので、
天候は時の運でしたね
台風が来る前に登れたのはラッキーでした。
沢も増水すると通行止めになるので、帰りも不安でしたが、
何とか渡ることができ、良かったです。
何より紅葉がドンピシャなのが最高でした。

熊の気配というか出てきそう感は常にありましたね。
特に小屋の情報でも「命の水」周辺は棲み処になっているようです
2017/9/22 0:54
ネクスト ファイナル飯豊

99座目登頂おめでとうございます。 お天気にも恵まれる強運で何よりです。
様々なハードルを越えての踏破とご察しします。100座目はパートナー様
ともども無事貫徹されることを祈念いたします。熊 に遭遇しないことを
願い、ファイナル飯豊を堪能してきてくださいませ。
2017/9/23 16:48
Re: ネクスト ファイナル飯豊
baianさん、最も高いハードルだった幌尻岳を登ってきました。
天候も運がありますが、渡渉もでき良かったです
(我々が下りた翌日から数日シャトルバスもストップし、
入山できなかったようです。)

ラストの飯豊山も気力・体力が必要ですが、
できるなら往復でなく、縦走したいですね
熊ももちろんですが、それ以上に厄介なのはアブ・ブヨ類なので、
それらを避ける時期になりそうです。
2017/9/24 8:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 日高山脈 [日帰り]
幌尻岳(額平川)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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