川久保渓谷〜ポンポン山〜釈迦岳
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- GPS
- 08:36
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,374m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 8:36
天候 | 晴れ/曇り/小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高槻市営バス - 原立石〜高槻駅北 220円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■川久保バス停〜川久保渓谷〜水声の道〜ポンポン山 川久保の集落を抜け、渓谷沿いの林道を進みます。 林道分岐で左へ進み、少し先から水声の道になります。 水声の道は整備された沢沿いの道で、しばらく進んだ後に谷を離れ、踏み跡に従うとメインの登山道に合流。 少し登るとポンポン山山頂です。 ■ポンポン山〜釈迦岳 メインの登山道を杉谷方面に進み、ステンレスの手すりを過ぎた先で右側に沢を見つつ下ると、沢の合流点に出合います。 ここから左俣へ進みます。 はっきりした踏み跡があるし、途中からは沢の中を安全に進む事もできるようになります。 気を付ける箇所は小滝ぐらいと思われ、この谷ルートの難易度は低めでしょうか。 最後は目印の地点から谷を離れ、釈迦岳へ続く登山道に合流します。 ■釈迦岳〜京青の森〜大杉〜川久保渓谷〜本山寺の駐車場 釈迦岳から京青の森までは特に問題なし。 今回は途中の展望所に寄り道しています。 京青の森から少し下った所にクリンソウなどが群生している場所があります。 京青の森から大沢方面に向かい、途中で大杉方面に登り返しますが、通常のルートではなく遠回りして大杉に向かっています。 大杉から西へ緩い傾斜の道を進むと堰堤があり、その先からは林道になります。 しばらく進むと、朝にも通った林道分岐に着き、沢沿いを下ります。 標識のある橋を渡り、本山寺方面への林道へ。 しばらく歩くと東海自然歩道に合流し、すぐそこが本山寺の駐車場です。 なお、この区間でいくつか寄り道しているので、赤線はそれを反映しています。 ■本山寺駐車場〜原大橋バス停 舗装路か隣接の山道を進み、写真90の石碑の地点まで登ります。 振り返ると写真91に示されているルートが見えるので、ここを下ります。 少し先の分岐で右へ進み、もう少し下った位置に分岐があります。 左が谷ルートで、右は尾根ルートのはずです。 谷ルートは倒木が多く、やや進みにくくなっています。 前半は傾斜も緩やかで、踏み跡もまずまずはっきりしているかな。 途中からやや傾斜が増し、所々でルートファインディングをしつつの道中となり、渡渉や沢の中を進んだりするようになります。 必要な場合には高巻いて進みますが、高巻いて進んでいる薄い踏み跡はあまり信用しない方が良さそうという印象です。 あくまでも個人的な感想ですが、今回はあまり沢から離れないで進む方が安全なように感じました。 危険という程ではないけど、注意して慎重に進む箇所はあり、歩き慣れていない人の単独行は避けるのが無難でしょうか。 最後に沢は滝となって水路に合流しますが、滝の手前で右岸に移り、踏み跡を辿ると登り口に到着します。 どうやら尾根ルートの登り口でもあるように思われますが、未確認です。 芥川と並行する水路沿いの通路を下流方向へ進むと府道に出合い、そのまま進むと原大橋バス停です。 |
写真
感想
多くの方と同様、この3連休は台風に振り回されました。
当初の予定では、17日に両親と蓬莱山へ行く事になっていましたが、台風の接近が予想されたので、次週以降に延期。
3日間ともつぶれてしまうかと思ったものの、月曜日は好天になりそうとの事で、当日の朝に出かけるかどうかを最終決断する事にしました。
家でゆっくりというのにも惹かれたけど、次の週末が好天かどうか分からないし、可能な日に出かけておく事にして、こんな時でも大丈夫な山という事で、歩き慣れたポンポン山へ。
この日のテーマとしては、アケボノソウ探しがメインで、次に釈迦岳の北の谷ルートの確認という感じ。
大まかなルート予定は立てたものの、台風後だし道の状態を見つつとも思っていたので、当日の気分も反映する形になり、今回もちょっとふらふらと歩いて来ました。
以下、いつも通りに長文です。
終点の川久保バス停までの唯一の乗客となり、ここからスタートです。
川久保渓谷沿いを進むルートですが、この日は水量がこれまでに見た中でも最も多く、なかなかの迫力を感じさせます。
前日の雨によるものかなという小規模の落石があり、やはり注意が必要な感じです。
アケボノソウは全く見つからないまま林道分岐に到着、水声の道方面へ向かいます。
マツカゼソウは引き続きたくさん咲いているものの、アケボノソウはなく、期待薄のよう。
水声の道は整備された沢沿いのルートで、ここもいつもよりも水量が多い。
水場で少しのどを潤し、道なりに進んでメインの登山道に合流。
道の状態は台風の風雨の影響が少し感じられるけど、別に問題なし。
程なくして、ポンポン山山頂に到着。
先着の2人組の方にご挨拶し、この後のルートの検討をしつつ休憩です。
釈迦岳の北の谷ルートへまず向かう事にし、下山開始。
分岐をいくつかやり過ごし、東海自然歩道で杉谷方面へ。
ステンレスの手すりゾーンを過ぎて、沢を右に見つつ下って行くと、沢の合流地点に到着。
ここから沢の左俣を登って行きます。
はっきりとした踏み跡が見え、安心して取り付きます。
倒木も多くないし、斜面崩壊などの荒れも限定的で、気分良く進みます。
途中、少し傾斜が増した辺りにある小滝を通過する際に少し注意が必要かなという感じだけど、ここも特に問題なし。
沢の合流点を経て、水量が減って来ると、沢の中を進むのも全く問題がなくなり、楽しみながら沢を登って行きます。
やがて目印が目に入り、踏み跡に従って谷を離れ、一般の登山道に合流します。
少し歩くと釈迦岳山頂に到着、ここで昼食にします。
京青の森方面に向かい、いつものように展望所に寄り道。
歩き慣れた道を下り、京青の森に到着。
少し下った位置にある湿地へ向かいます。
クリンソウの群生地になっていて、アケボノソウも数少ないながら見られるのです。
なくなっていないかなと思いながら探すと、以前に見かけた時と同じぐらいの数はありそう。
まだ開花までは時間が必要なようです。
京青の森に戻り、大沢方面へ。
林道を歩いていると、アケボノソウを発見。
程良く日の当たりそうな所に生えており、どこにでも生えているようなイメージのマツカゼソウと違い、適した環境は限定的なのかなという感じ。
数は多くなく、シカに食べられずに残って欲しいなと思わせます。
この後もアケボノソウを見つけるべくルート選択したり、寄り道をしたけれど、わずかな収穫のみで、思ったよりも厳しい感じ。
大杉に到着し、ゆっくりと休憩。
川久保渓谷方面へ向かいます。
ここから林道に出合うまでのルートはゆったりとした道が続き、良い感じ。
何度か歩いている谷ルートには進まず、そのまま西へ。
アケボノソウは見られないまま林道分岐に到着。
川久保渓谷沿いを下り、途中の橋から続くルートを少しだけチェック。
引き続き渓谷沿いを下り、分岐にて橋を渡り、本山寺の駐車場方面へ向かいます。
ここも歩くのは初めてで、この日は余裕のある行程だったので、色々と確認できて良かった。
東海自然歩道に合流し、隣接する山道を進み、石碑のある地点に到着。
ここから原大橋方面へ下山します。
分岐を経て、谷ルートへ。
踏み跡はきちんとあり、傾斜も緩やかだけど、倒木が多くて、やや歩きにくい。
倒木が気にならない程度になると歩きやすくなり、快調に進みます。
やがて傾斜が増して来て、この辺りからはルートファインディングをしつつ進みます。
渡渉したり、沢の岩伝いに下ったり。
高巻く薄い踏み跡を辿ると、どこまで登るねん状態になり、引き返して進路を変更、沢に近い位置を進みます。
滑って転倒しないように、細いトラバース道から転げ落ちないように、危険ではないにしても慎重に進むべき箇所が続き、次第に疲れが溜まって来ます。
思っていたよりも難易度が高めかなという感じ。
もうそろそろ終わりかなと思うものの、なかなか辿り着かない。
そんなこんなで進み続け、沢が急降下している地点に着き、その先に水路が見えます。
ここが終着点のようで、右岸に移り、踏み跡を辿ります。
下り終えると、水路に出合います。
ここからは違う方向へも踏み跡っぽいのが見られ、尾根ルートの登り口でもあるようです。
未確認なので、そちらはまたの機会に。
水路沿いを下ると、以前に登ったルートの登り口があり、そこを通過。
その少し先で府道に合流。
原大橋バス停にバスが停まっているのが見えたけど、すぐに行ってしまいました。
次のバスまでそんなに待たなくても良さそうだけど、いつものように歩いて先へ。
原立石バス停に到着し、この日はここでゴール。
今回も無事の山行に感謝です。
前回に続き、今回もアケボノソウを探しつつの山行でしたが、期待した程には見つけられず。
まあ、開花していない時期だと見落としが多そうではあるけど。
他では、初めてのルートをいくつかチェックできたし、いつもよりも短めの山行ながら歩き応えはありましたね。
特に最後の谷ルートは精神的に疲れました。
アケボノソウが咲いている頃に再訪したいけど、どうなりますか。
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