記録ID: 1263572
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
爺ヶ岳、針ノ木岳
2017年09月20日(水) ~
2017年09月21日(木)
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 21:03
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 3,101m
- 下り
- 3,097m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:14
距離 13.6km
登り 1,842m
下り 778m
天候 | 20日:晴れのち曇り、夕方から雨 21日:早朝は濃いガス、のちに晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースとしては全般に整備された道で、それほど危険な所はありません。 稜線上で注意した方が良い場所は赤沢岳の下りとスバリ岳までの痩せ尾根。 足場が悪くて緊張するというほどではありませんが、岩場や崩壊した横を通るような所もあるので足元に注意です。 雪の無い針ノ木雪渓(この沢は何というのか、針ノ木谷は黒部側だし・・・)の夏道は、”のど”の所に少し長い鎖場があります。あと大沢小屋へ下る手前、ビョウブ尾根からの小沢を渡ったあとにも鎖やロープのある岩場があり、靴底が濡れていると滑るような所もあります。 雪の無い時期の針ノ木雪渓は長くて辛いコースのような気がします。 種池小屋 幕営料:700円 トイレ:100円/1回 水有料(購入しなかったので値段は判りません) 水は天水ではなく、沢からポンプで汲み上げているそうです。 |
その他周辺情報 | 上原の湯 入浴料:400円 開館時間:9時〜21時 休館日:第2、4火曜日 扇沢から県道45号線を下って来て、大町温泉郷の手前で高瀬ダム、七倉ダム、大町ダムの案内板のある道を入り暫く行くと左側にあります。右側は劇団四季の資料館です。 安曇野(豊科)インターに向かう場合、県道45号線まで戻らずに、そのまま道なにり進み大町運動公園の横を通れば、大町の市街地を通らずに県道306/国道147に行けます。 |
写真
撮影機器:
感想
いつもアルペンルートに行くたびに見る針ノ木岳は、気になるけど、どうしても行きたいと思う程ではない、そんな山でした。
爺ヶ岳も40年前の5月に山頂までは登らずに冷乗越から下りて以来、心残りではあるものの、何となく足の向かない山でした。
去年、栂海新道を歩いたあとで南にも赤線を伸ばすべく今回の計画を思い立ったのですが、天気が悪かったので今年に延期。今年も体調やら天気、その他諸々で、また来年かと思ったけど、台風通過後の好天が見込まれるので急遽決行しました。
行ってみれば、なぜ今まで行かなかったのかと後悔するような所で、特に赤沢岳から針ノ木までの稜線が気に入りました。
黒部川を挟んで大きく見える立山や別山、内蔵助谷、少し離れて長次郎や三ノ窓の雪渓、八ッ峰など、かつて遊んだ場所がはっきりわかる剣の姿、それらを見ながら歩く岩の道は楽しいものでした。
しかし、赤沢岳から針ノ木岳の間は辛い区間でした。バテバテで息がきれ、足はあがらず、腰は痛いと散々な状態。すれ違う登山者には見栄を張って笑顔で対応して道を譲るふりをして休み、見えなくなれば立ち止まりながら長い時間をかけて登ったという感じです。
ここ3か月ほど全くと言っていいほど山を歩いておらず体が鈍り切っているから、鍛え直さなければいけません。
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guchiさん、こんにちは!
やっぱりテン泊装備を担いでの山歩きはキツイですよね。
でも、種池山荘のテン場はすごくいいですね。
ところで、何で冷乗越まで行ったのかなって思ったら、軌跡を繋ぐためだったんですね。guchiさんらしくて納得。
針ノ木岳って行ってみたいような、わざわざいいか、みたいな微妙な山なんですが、なんか、よさげですね。
でも、行くなら、雪渓のある時の方が面白そうですね。
f15eagleさん、こんにちは。
テン泊装備はキツイけど、あまり小屋を頼りたくない、というのがあるのです。
シーズンオフで小屋が開いていない場合もあるし、できるだけ自己完結で歩きたいのですね。
もっとも、今回は買いませんでしたが、水場の無いルートでは小屋を頼りにする事もあるから、単に吝嗇だという話もありますけど。
あと、混んだ小屋は不愉快な事が多いのも、小屋を避けている理由ではあります。
針ノ木岳は微妙ですよね。アルペンルートから見るとピラミダルで格好いいのだけど、何故か食手が動かない。どうしてなんでしょうね
それでも、今回、行ってみれば良かったし、針ノ木谷をおりて黒部湖へ下るルートなんかも行ってみたいような気がしています。
ぐちさんも行かれましたね!
しかもテン泊で!!
それも爺ヶ岳に冷乗越まで!!!
あのしんどさと良さを(直近で)分かってくださる方がいて嬉すぃでーす(´・∀・`)ノ
針ノ木小屋から大沢小屋の夏道はヘビィ・・・だと思ったのが私だけでなくてホッとしましたよ(笑)
お疲れ様でした!
今年は色々あって来年に先送りしようかと思ってたけど、タエさんのレコに触発されて行ってきました。
私にとっては日帰り周回は厳しいし、冷乗越まで行きたかったので泊まりにしたけど、夏装備のテント泊は寒かったです。
赤沢岳から針ノ木岳までの稜線はイイですよね。岩々した所もあって人も少ないですから。
ただ、最低鞍部の辺りの小さなアップダウンはシンドかったです。
大沢小屋への夏道は、”のど”の所を過ぎれば一安心と思っていたのに、ビョウブ尾根の末端のあたりで小さな登り返しやらロープのある岩場が出てきて参りました。
それと、大沢小屋からトロリーバスの道路までも長くて嫌になりますよね。
まあ、終わってしまえば全て良し、ですけど。
あと、もう一つのタエさんレコの蝶ヶ岳の方は来年以降に行きたいと思っています。
guchi さん、こんにちは & お疲れ様。
ここ、30 年ぐらいまえに、白馬から2泊3日で行きましたが、静かで良かった印象があります。船窪ほどではありませんが、地味なところが魅力かもしれません。
3ヶ月もあけたら、年齢的に一気に落ち込みます。一度落ちると、そう簡単には戻らないです。常に下降中状態なので、普段から辛いぐらいの負荷を掛けて、やっと維持できるぐらいだと思います。山に登るためには、マグロのように動き続けるしかないですね 。
鍛えるには、山に登るより自転車のヒルクライムの方が良いかもしれません。
misuzuさん
針ノ木周辺はなんで、あまり人気がないのでしょうね。
200名山にも入っているし交通アクセスも悪くない、小屋も多いからもっと歩かれても良いような気がします。
扇沢まで行くと、立山や剣というビッグネームの方へ引かれてしまうのでしょうか。
仰るとおり、3ヶ月あけると退化の度合いは著しいです。
2日目なんて、とにかく足が上がらない状態で参りました。
それに、まだ残っている背筋の痛みをカバーする態勢で歩くから、腰痛まで出る始末。
本当に参ります。
まあ、これが老いと言うもので、それを遅らせる努力を怠ってはならないのだけど、天気やら日々の雑事を言い訳に、ついついサボりがちになのが現状です。
昔のように、どこそこを登るのだ!という明確な目標が無いからなのでしょうね。
その点、misuzuさんは凄いですね。経験の浅い人を引っ張って行ける体力と技術的な余裕をもち、かつ自分の目標もある程度はこなしておられる。本当に脱帽です。
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