尾瀬 〜尾瀬沼・尾瀬ヶ原・至仏山〜
- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 1,496m
- 下り
- 1,099m
コースタイム
5:00大清水→6:00一ノ瀬→7:25/7:40尾瀬沼→8:00/8:10長蔵小屋→9:20/9:40沼尻→11:00/12:10尾瀬小屋→13:50山の鼻小屋
(2日目)
6:45山の鼻小屋→9:55至仏山頂→10:45小至仏山→13:00鳩待峠
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・木道はほとんどの個所で復旧しているようです ・尾瀬沼の南岸は土砂崩れのため通行止め ・山の鼻〜至仏山頂〜小至仏の蛇紋岩は滑る ・至仏山から鳩待峠までは雨のため深くえぐれている個所あり |
写真
感想
行ってきました、尾瀬。
仕事を早めに切り上げ金曜の23時池袋発。
4時過ぎに大清水登山口に到着し、尾瀬沼〜尾瀬ヶ原と巡り、その日は山の鼻小屋に宿泊。
2日目は至仏山に登り鳩待峠よりバスで帰路へ。
そう、今回は夜行バスで行く尾瀬1泊2日(+車中1泊)山行なのです。
しかも超Cuteな山ガール2人と。
以前武甲山にも一緒に登った(↓)会社の登山部仲間です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-106579.html
でも今回は泊まりなんで、ホントにいいのかなーなんて負い目を感じつつも、
「自分に課せられた使命は2人を怪我無く無事下山させる事&荷物持ちである」と言い聞かせる。
けど風呂上がりの姿とか見たらそんな使命忘れちゃった。
(1日目)
4時に大清水着。さすが尾瀬ですね、この時間でかなりの人。
大清水より林道を登っていき、1時間ほどで一ノ瀬に到着。
ここから山道っぽくなり1時間超で尾瀬沼を臨める休憩所に。
そこから少し下ると尾瀬のシンボル、尾瀬沼に到着です。
沼の対岸に聳える燧ヶ岳がカッコいい。
ソロだったら絶対に登っていただろうけど、グループでゆっくりと景色を眺めつつ歩くのも良いものだ。
花とか虫とかを観察しながら、まったりと歩いていく。
尾瀬小屋で1時間ほどゆっくりと昼食をとる。生ビールが旨かった。
ここから本日の宿泊地「山の鼻小屋」までは木道を延々と歩く。
尾瀬といってまず思い浮かべるのが、池糖の間を延々と延びる木道でしょう。
その木道のずっと先に至仏山、振り返ると燧ヶ岳。
尾瀬ヶ原から望むその景色は「まさに尾瀬」といった感じで忘れられない光景。
本日の宿泊地である山の鼻小屋は、「山小屋」といった感じではなく「山荘」。
基本個室だし、風呂もある。食事もしっかりしている。
至仏山の麓にあり、早朝からアタックするには最適な小屋だ。
19時から山の鼻ビジターセンターにて、尾瀬のスライドショーが開催されるとの事で見物に行く。
西山審議官そっくりの方が先週の豪雨の際の写真とかを見せてくれたが、
木道が全て水没し海のような状態だった。
流された木道やベンチをヘリまで使って数日で復旧させた職員の方々には頭が下がる。
(2日目)
朝食をとり、7時前に山荘を出発する。
今日登る至仏山が朝日に照らされている。下から見上げるとかなりハードなコースに思える。
登ってみると傾斜はそんなにきつくはないが、とにかく木段が多い。
木段は足を必要以上に高く上げなくてはならないために予想以上に疲弊する。
ただ木段を多用しいるのには訳がある。
この至仏山は一時植生荒廃が進んだため閉鎖されたこともあったようだ。
木段を設置することで登山者が土壌・植生を踏み荒らす事を無くしている訳だ。
また、山の鼻からの東面コースは登り専用となっている。
下りの方が植生荒廃・土壌流出に悪影響を与えることと、蛇紋岩という超滑りやすい岩の危険性を考慮してのことだろう。
そんな至れり尽くせりの山なだけあって、確かに植生は豊富だった。
高天ヶ原付近より振り返ると、昨日延々と歩いてきた尾瀬ヶ原の間をどこまでも延びる木道、その先に聳える燧ヶ岳。
過度に観光地化したことで敬遠してきた尾瀬だったが、かなり好きになった。
東電による売却問題などで注目を集めている尾瀬だが、この自然はいつまでも残したい。
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