甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳 (山トモとテント泊で山行)

2011年08月05日(金) ~ 2011年08月07日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 18.9km
• 登り: 2,348m
• 下り: 2,296m

コースタイム

一日目　北沢峠-北沢駒仙小屋-仙水峠-駒沢峠-甲斐駒ヶ岳頂上-双子山-北沢峠-北沢駒仙小屋-
二日目　北沢駒仙小屋-北沢峠-五合目(大滝ノ頭)- 小千丈 - 千丈ヶ岳頂上 - 馬ノ背分岐-五合目-北沢峠-北沢駒仙小屋
三日目　(観光で)分杭峠

天候

一日目　晴れ後曇り、後雨
二日目　曇り後雨
三日目　曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

≪アクセス≫　中央道　伊那IC〜仙流荘駐車場
　ずっと一般道の運転なのでアクセスしやすい

≪駐車場≫　　無料

≪バスで北沢峠までアクセス≫
↓南アルプス林道バス時刻表・運賃
http://www.minamialps-net.jp/ACCESS/bustime_5.htm

≪宿泊≫
北沢駒仙小屋でテント泊　一泊500円
http://www.minamialps-net.jp/YAMAGOYA/022_kitazawakomasen.htm

コース状況／危険箇所等

≪下山後の立ち寄り≫

道の駅　南アルプスむら　クロワッサンが大人気です。
予約して帰りにピックアップしにいきました。
http://nttbj.itp.ne.jp/0265982955/index.html

雑穀&地元野菜料理の手作りレストラン　野のもの(道の駅　南アルプスむら)
http://www1.inacatv.ne.jp/~nonomono/

分杭峠
http://bungui.fineup.net/

写真

8/7 8:17

仙流荘前のバス停

8/7 6:47

バスで北沢峠に到着

8/5 8:01

北沢駒仙小屋でテント泊
水場もあります!

8/5 8:00

山トモの初テントデビュー!
仲良く並んでテント設営しました
小さいほうのテントが我が家

8/5 8:01

ホタルブクロ

8/6 6:18

ヤマオダマキ

8/5 8:01

イワオトギリ

8/5 9:01

≪一日目　甲斐駒ヶ岳に登る≫
仙水峠にて一瞬、山が幻のように現れた

8/5 10:28

いくつものピークを越えます、
キツ〜イ

8/5 10:31

一瞬山の頂が見えました〜

8/5 11:03

イワヒバリかな?

8/5 12:04

甲斐駒ヶ岳山頂

8/5 11:27

甲斐駒ヶ岳の頂上のお堂

8/5 11:28

駒嶽神社と書かれています

8/5 12:09

晴れないかな?

8/5 12:23

白い砂に岩が突き出てゴツゴツ
まるで別の惑星に来たよう

8/5 11:35

お昼ごはんに山トモ手作りの
キュウリの浅漬け、ムチャクチャ美味しい

8/5 11:36

山トモのお友達の家庭菜園でつくられた
とても甘いトマト

8/5 11:45

テントウムシ

8/5 11:50

粒のブドウが入ったゼリー
半分食べちゃってからの写真で失礼

8/5 11:04

タカネツメクサ

8/5 11:05

ミヤマシシウド

8/5 11:06

シャクナゲがたくさん

8/5 12:02

ヒメコゴメグサ

8/5 17:04

≪一日目夕食≫
おつまみの枝豆をトッピング
チキン&豆カレー、激辛〜

8/6 5:37

≪二日目　朝食≫
朝食、ミルクティーとクルミパン

8/6 7:44

≪二日目　仙丈ヶ岳に登る≫
仙丈ヶ岳を登る途中で鳳凰三山見えた!

8/6 7:55

甲斐駒が見えた!

8/6 8:50

半分ガスに隠れているけれど、
ずっと先までつながっている仙丈ヶ岳

8/6 9:24

山頂はあの頂かな?

8/6 9:32

仙丈ヶ岳　山頂

8/6 9:29

手前のお花はオンタデ

8/6 9:32

青いお花はイワギキョウ

8/6 9:44

こんな青空も一瞬見えました

8/6 9:27

ミヤママンネングサ

8/6 9:28

ミネウスユキソウ

8/6 7:38

マルバダケブキ

8/6 9:39

チングルマの穂　

8/6 11:25

トリカブト

8/6 10:37

左　ミヤマシシウド、右　ミヤマバイケイソウ

8/6 10:37

ヨツバシオガマ

8/6 17:17

二日目の夕食は、
ラーメンにおつまみのウズラ卵をトッピング

8/7 6:54

長衛荘

8/7 6:50

長衛荘の水場

8/7 22:14

机の端に可愛いモジ

8/7 6:52

しずく

8/7 9:56

≪三日目≫
観光で磁場ゼロで有名な分杭峠に
行ってみました。

8/7 10:26

シャトルバスを降りて、付近を散歩

8/7 10:54

この道を進んでいくと、、

8/7 10:40

磁場ゼロの水を汲みました
無料ですが、自己責任だそうです

8/7 11:05

500mlで250円で売ってます

8/7 10:52

開くとアジサイに、、、

8/7 8:59

南アルプス道の駅

8/7 11:56

雑穀のお店でおにぎりいただきました
下山後、最初に食べるおにぎりと味噌汁はおいしい

撮影機器：

NEX-5 SONY

感想

slowlife

「いつか、一緒に山に登れるといいね、、、」

去年の夏、北岳をソロで登った時にたまたま出会って友達になった女性です、
お互いソロなので、二人は意気投合!
(私はテント泊で、彼女は小屋泊でした)

その後も、ときどきメールで山の話をしたりしていたんですが、
そんな彼女から、夏のはじまりのある日にメールが届きました、、、、、。
女友達で、テント泊を楽しいと言ってくれる人は稀なんです。
「一緒に山登ろうと思って、テント買ったよ〜」


今回、選んだ山は、南アルプス　甲斐駒ヶ岳と千丈ヶ岳。
北沢峠のバス停から10分歩けば、ベースとなるテント場に辿り着きます。
テント装備や食料の入ったを背負うと重い、、、、でも、あっという間にテント場に到着するので、なんだか少しズルしたような気分。
テント場は平らで、テント固定に丁度良い大きな石もあるし、地面のコンディションもなかなか。
水場もあるので安心。

山の友達(=山トモ)とは、あ〜だ、こ〜だ言いながら楽しくテント設営しました。
初めてのテント泊にしては、手順の良い彼女、なかなかやるなぁ。

一日目は、テント設営後、すぐに甲斐駒ヶ岳へ登りに行きました。
ガスの中から見え隠れする花崗岩の山塊が見えると、二人で「きれいだね〜」を連発。
直登コースを間違って登ってしまって苦労して辿り着いた頂上は真っ白の砂に様々な形をした岩がゴロゴロ。
燕岳や鳳凰三山の薬師岳を思い起こします。

二日目は、朝6時30分に出発して仙丈ヶ岳へ、朝方は良かったのですが
だんだん雲が広がり頂上に到着するころには雨模様。
富士山や北岳は残念ながら見えませんでしたが、雲の間に甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山が見えました。
高山植物があちらこちらに、、やっぱり花で有名な山ですね。

天候の関係で山頂からの景色はすっきりしませんでしたが、
どちらの山も本当に良い山なのでまた登りに来ようと思いました。

三日目は、山トモと朝お別れして、ひとりで磁場ゼロで有名な分杭峠へ行きました。
分杭峠付近は駐車場がないため、途中で車を停めてシャトルバスで向かいます。
バスから降りて少し歩き、磁場ゼロの場所へ、、、。
その場所は普通の山中でした。
すごい“気”が流れている(ハズ)らしいんですが、、、。
一応、形だけ瞑想してみましたが、普通の人である私には、特に感じるものはなく。

近くに水場があるので、お水を汲んで帰りました。
(無料ですが自己責任でだそうです、普通に磁場ゼロの水を購入すると500mlで250円します)
毎日飲むと、もしや幸せが訪れるか、、、と期待したのですが
世の中そんなに甘くない、、、今日も明日も変わることはなしでした(^^ゞ

幸せと言えば、山トモと過ごした週末は本当に楽しかったなぁ。
一年前の北岳で一度だけ会った人とは思えないぐらい、気さくな方で色々なお話をしました。

山トモは、写真撮影でノロノロ歩いている私とは違って、まっしぐらに山頂を目指すタイプで、歩きも快速です。
前の週末には奥穂高を日帰りしたと聞き唖然。
女性でも、やればできるんだなぁと大いに刺激を受けた私でした。

来年も山トモとまた南アルプスにテント泊へ行こうねという話が持ち上がり、
次の夏が待ち遠しい気分です〜。まだ今年の夏も終わってないのにね(笑)

コメント

utaoto

イイッすね
一粒で二度楽しめちゃう的な山行
テント泊なのにテント装備をすぐに置けちゃう気軽さ
これイイッすね

南アルプスかぁ･･･
ものすごーく行きたいんですけど京都からは遠いなぁ･･･
でもいずれ絶対チャレンジします
その日が来た時にはこのレコ参考にさせていただきやす

山友との山行、これもイイッすねぇ〜
山で知り合った方々とこうしてまた出会えるのも山の楽しみの一つですもんね

slowlife

お手軽テント泊おすすめです！
この場所、バス停からテント場まで10分なんです（嬉しい〜）

思い荷物を10分背負うだけで良いので、普段もってこれないようなちょっぴりしょうもないような物も
気軽に持って来れてしまいます（笑）

一晩泊まって二つの百名山登れますので、
いつか南アルプスで泊まられる際は、ベースキャンプにぜひぜひ

我がファミリーは、いつかまた天気が良い日の
甲斐駒ヶ岳にチャレンジする予定です