雲の平 日本最後の秘境ってどんなところ?
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 42.1km
- 登り
- 2,875m
- 下り
- 2,878m
コースタイム
- 山行
- 11:40
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 13:10
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 11:10
天候 | 1日目 晴れのち曇り 2日目 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
2日目・3日目 山行 4日目 駐車場で仮眠後、午前0:10駐車場を出発、来た道を逆戻りし千葉県松戸市のマンションに午前5時前に到着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目に三俣小屋から黒部川源流まで降りたところで川を渡り、道標のある左へ進むルートを踏み跡が十分な右へ進み道迷いしてしまった、30分ほどの時間ロス。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
ザックカバー
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
三脚
焼酎(黒霧島 350cc)
OneDayコンタクトレンズ。
|
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備考 | 綺麗な写真を撮ろうと三脚を持って行きましたが、結局先を急ぐため先送りにして全て手撮りし、一度も出番無しでした。 |
感想
シルバーウィークの後半、9月22日(金)に会社を休暇にして、23日(土)と24日(日)の週末を利用し3連休としました。
山登りの友人から『「雲の平」という場所が日本離れした綺麗な景色で良いそうだよ』という情報をもらい、いろいろ調べて見るうちに、「標高2,500mの溶岩台地」「日本最後の秘境」などの言葉に惑わされてしまいました(笑)、というわけで21日(木)会社の終了時間とともに近くに停めてあった自家用車に乗り込み千葉県松戸市から新穂高温泉の登山者無料駐車場(250台収容可能)を目指します。
ここに停められなければ歩いて1時間ほどかかりそうな無料駐車場か、6時間ごとに500円の有料駐車場に停めなければなりません。
首都高速を抜けるのに2時間ほどかかり、駐車場についたのは23時半頃となりました、心配していましたが、一番入山口に近いエリアに停めることが出来てまずは第一目標をクリア。
2時間半ほど車の中で仮眠し準備して午前3時前に駐車場を出発しました。
まずはわさび平小屋まで約1時間半林道を歩きます。空を眺めると満点の星空、天気が期待できます。
小池新道を登っている5時頃から空が赤く焼けながら明るくなって来ました、朝焼けをバックに穂高連峰がはっきりと浮かび上がります。
7時頃、鏡平に着きました。ここで池に映り込む「逆さ槍ヶ岳」が見たいと思っていました。小池新道の最後に急に視界が開けて目の前に槍ヶ岳がはっきり見えます。
槍ヶ岳と穂岳連峰が、風の無い水面に綺麗に映り込みます。この景色を見ることが出来ただけでも来た甲斐があったと思いました。
20分ほど写真を撮ったり景色を楽しんだ後、次は双六小屋を目指します。
弓折岳を経由してCT約2時間半の道のりです。途中、上から見る鏡池と鏡平山荘の
景色が綺麗でした。
双六小屋への下りでは、バックに鷲羽岳と水晶岳が見えてこれも綺麗な景色でした。
100円払ってトイレと、カロリー補給と水分の補給を済ませて出発、今度は三俣山荘を目指します。15分ほど登ったところに双六岳と近道の巻道があり迷わず巻道を選びました、CT2時間の道のりです。アップダウンの続く平行移動を焼く1時間半、最後に下りが30分ほどでした。三俣山荘の2階の食堂で昼食にラーメン900円を注文、30分ほどで出発。
いよいよ次は雲の平山荘を目指します、食堂のお兄さんいCTを聞くと2時間半から3時間とのこと、黒部川源流まで下り登り返すと雲の平のようです。
12時半に出発したので15時から15時半頃目指すつもりでしたが、沢を渡ったところで道標が左にあるのを見落としてしまいしっかり踏み跡のある右側に進んでしまった、ウロウロ、キョロキョロしているうちに後続の方に会い、ルートの間違いに気づく、約30分ほど時間ロスしたと思われます。
その後結構な登りを1時間半ほど進み、やっと視界が広がり出す、登りから平行移動中心となりウッドデッキが現れたのでやっと雲の平に来た感じがしました。
時間が15時前になり風が冷たく気温も低く感じられます、グローブしていても手先が冷たい、足先や耳もとても冷たいと感じました。
日本庭園はどこか?スイス庭園はどこかと探しましたが、スイス庭園は看板があったのでわかりましたが、結局日本庭園はわかりませんでした。16時を過ぎたので「雲の平山荘」にチェックイン、思ったよりお客さんが少なく少し拍子抜け?
指定された布団の番号を教えてもらい夕食と朝食のお弁当、宿泊のチケットをいただく、合計の宿泊費は9,000円也。何しろ今までテント泊ばかりで山小屋に泊まるのは初めてみたいなもので勝手がわかりません。
17時に夕食に呼ばれて2テーブルで合計15〜16人が夕食をいただいた、他に10人ほどは自炊されているようでした。
メインの料理は「石狩鍋」、聞いてはいたがなかなか美味しい!
ビール350缶1本を購入し、+持参の黒霧350mmを半分ほど飲んで夕食を終了。
少し時間をおいてオーナーさんが、「三俣山荘と雲の平山荘の歴史」的なスライドを上映してくれました。「山小屋に泊まって山小屋の歴史に触れる」いいね!
スライドが終わると夕食をいただいたテーブルのメンバーでそれぞれお酒をいただきながら山の話で談笑。「山小屋に泊まって初めて顔を合わせた者同士で山の話をする」いいね! 話をしながら残りの黒霧を空ける。いいね!
21時消灯ですが、20時半頃には寝入ってしまった。時々雨音が聞こえるので明け方には上がって欲しいなと願いながら眠りました。
2時頃完全に目が覚めてしまったのでグズグズ寝ているより出発しようと思い、周りの方を起こさないようにエントランスの小さな電気が点いているところに荷物を運び出発の準備を始めました。ついでにお弁当も荷物になるので食べました。雨音はしなかったが寒さ対策のため雨具を上下着て3時半前に出発、外に出ると意外と寒くない、ヘッドライトを頼りにウッドデッキを10分ほど歩いて暑くなって来たので上下ともに雨具を脱ぎました。着たり脱いだり忙しいですね(笑)
黒部川源流近くまで来た頃周りが明るくなり始め、ヘッドライトの電気を切る。
登り返しでまずは三俣山荘まで登るが昨日と違い体が軽い、昨夜は夕食もちゃんと食べられ睡眠も十分だったからなのかなぁなどと考えながら歩きました。あっという間に三俣山荘に着きました。
写真を撮って水分を補給し今度は双六小屋を目指します、来た時と同じ巻道を選び時々写真を撮りながら進む。途中雷鳥の鳴き声がしたので探すが姿は見えない、なかなか見れないものですね。
9時頃双六小屋に到着、3時頃に朝食(大きなおにぎり2個とソーセージ2本、たくあんと甘い豆)を食べたがあまりお腹が減っていない、それでも濡れおかきと魚肉ソーセージ、トマトのドライフルーツなどを詰め込み出発。
次は鏡平山荘を目指す、残りはわさび小屋まで着いたら今回の山行はほぼ終了すると思うと、達成感は十分あるが、ちと寂しい気持ちにもなりました。
鏡平山荘付近で紅葉と山荘の貼ってあるイラストなどの写真を撮り少し休憩して11時過ぎに出発、小池新道を途中休憩を入れながら2時間20分ほどかけてわさび平小屋まで歩きました。わさび平小屋の写真やイラスト、看板などを撮りました。
今回のコース上には5軒の山小屋が適当な位置に建てられていてそれぞれ良い雰囲気を持っていると思いました。それぞれ歴史もあるんでしょうね。
新穂高温泉の登山者無料駐車場に無事14時半頃戻り、歩いて近くの日帰り入浴に出かけて17時頃駐車場に戻り、24日の午前0時頃まで車の中で仮眠し、0時過ぎに駐車場を出発。
見たところ250台収容する駐車場は満車で、出るときに管理人のおじさんがどこの駐車エリアでしたか?と聞かれたので「最上段です」と答えました。
次に駐車場に来た人はラッキーで「僕が出た駐車スペースに停めることができるのだろうなぁ」と考えてしまいました。
千葉県松戸市の単身赴任のマンションには5時前に到着、片付けと洗濯をしてさらに朝寝し、一日かけて、今回の山行を思い出しながら、地図で山の名前を調べながらこの記事を書きました。
次はどこに行こうかなぁ。
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