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Yamareco

記録ID: 1268179
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

秋分の日に登る北岳・間ノ岳

2017年09月23日(土) ~ 2017年09月24日(日)
 - 拍手
kohdori その他1人
GPS
32:00
距離
16.9km
登り
2,297m
下り
2,274m

コースタイム

1日目
山行
8:01
休憩
1:49
合計
9:50
6:43
6:43
85
8:08
8:15
125
10:20
10:20
30
11:12
11:12
28
11:40
11:40
22
12:02
13:44
17
14:01
14:01
53
14:54
14:54
76
16:10
2日目
山行
5:41
休憩
0:00
合計
5:41
6:36
42
7:18
7:18
22
7:40
7:40
42
8:22
8:22
14
8:36
8:36
21
8:57
8:57
18
9:15
9:15
59
10:14
10:14
103
11:57
11:57
20
12:17
広河原
初日は北岳山荘までは山と渓谷の地図CTよりやや早く歩いた。その後の間ノ岳往復及び二日目はほぼCTで歩いている。
天候 初日:雨のち曇り(終日ガスっていた)
二日目:晴れ時々曇り(午前中7:00〜12:00快晴、その後ガスった)
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
<〜芦安市営駐車場>南アルプス街道を甲府昭和ICより10キロ弱走る。ICより所要時間は30分。芦安に近くなると道が1車線となり狭いのですれ違いに注意。なお、自分は祝日の5:00に芦安に到着したが、駐車場はギリギリ第3駐車場に入ることができ、バスターミナルにも近かった。
<芦安市営駐車場〜広河原>
マイカー規制が行われているためバスまたは乗合タクシーによる移動となる。
往路は基本的にバス利用。バスターミナルでは始発の5:15に合わせてバスが5台ほど準備されていて、できる限り着席させてからあとは立ち席となっていた。自分は5台目のバスとなったが、座ることができた。なお、バスは広河原からも直通する快速バスがある。
<復路>人によって下山時刻が変わるので概ね乗合タクシーとなる。値段はバスよりも100円高く、1200円。ただ快適さは乗合タクシーの方が上だった。所要時間はバス1時間弱、乗合タクシー45分。
コース状況/
危険箇所等
<広河原〜左俣〜北岳>
危険箇所はない。大樺沢の斜度はきついのでペース配分には注意。
左俣の上部にはハシゴが連続する場所があるが、疲労でふらついていなければ全く問題はない。八本歯〜北岳も同様である。

※八本歯ノコル〜北岳山荘のトラバース道は、頭上に10トンほどの大岩がある箇所があり、いつ崩れてもおかしくないので当面の間は通行不可。(八本歯側には通行不可の注意書きがあるが、北岳山荘側にはない。ただ、通行は自己責任となる。)

<北岳〜北岳山荘〜間ノ岳>
北岳山荘から間ノ岳はかなり距離がある。途中、中白根山を通過すると、その後いくつものピークを越えた先が間ノ岳である。自分は15:00に登頂し、北岳山荘へ戻っている途中多くの登山者が間ノ岳へ向かっていた。距離がかなりあるので、いくら空身でも時計を確認しながら行かないと危険だと思った。

<北岳山荘〜北岳〜草すべり〜広河原>
特に危険箇所はない。草すべり・白根御池コースともに下りはかなり急なので滑ったり、転んだりしないように注意が必要。特に雨上がりで濡れていたので一層滑りやすかった。また迷うことはないのだが、白根御池ルートの二俣ルートとの合流地点へ降るのが正規登山道とは異なるところだったので、やや道が曖昧だと感じた。
その他周辺情報 芦安には多くの温泉施設がある。詳しくは
http://www.minami-alpskankou.jp/higaeri-onsen.html
自分たちは白根桃源閣を利用。建物はややしょぼいが、ツルツルのお湯と空いている館内が快適であった。
登山口の広河原です。バスを降りたのが早かったので、なるべく足早に出発します。天気予報通り、小雨が降っています。
2017年09月24日 06:20撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 6:20
登山口の広河原です。バスを降りたのが早かったので、なるべく足早に出発します。天気予報通り、小雨が降っています。
出発からおよそ1時間が経過しました。まだ大樺沢を二俣へ登っています。傾斜はスタートからかなり急です。
2017年09月24日 07:29撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 7:29
出発からおよそ1時間が経過しました。まだ大樺沢を二俣へ登っています。傾斜はスタートからかなり急です。
自分としてはまあまあいいペースで大樺沢二俣に到着です。残念ながらバットレスは見えません。多くの人が休んでいます。
2017年09月24日 08:08撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 8:08
自分としてはまあまあいいペースで大樺沢二俣に到着です。残念ながらバットレスは見えません。多くの人が休んでいます。
後方には登ってきた大樺沢と鳳凰三山がうっすらと見えています。
2017年09月24日 09:19撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 9:19
後方には登ってきた大樺沢と鳳凰三山がうっすらと見えています。
左俣を登ってゆき、上部に入るとはしごというか階段というか、が連続します。
2017年09月24日 10:03撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 10:03
左俣を登ってゆき、上部に入るとはしごというか階段というか、が連続します。
北岳稜線の吊尾根分岐です。北岳には明日登ることとします。
2017年09月24日 11:12撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 11:12
北岳稜線の吊尾根分岐です。北岳には明日登ることとします。
北岳山荘へ下っています。意外にも距離があります。
2017年09月24日 11:39撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 11:39
北岳山荘へ下っています。意外にも距離があります。
トラバース道の分岐。通行止のはずですが、特に注意書きがありません。
2017年09月24日 11:40撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 11:40
トラバース道の分岐。通行止のはずですが、特に注意書きがありません。
北岳山荘に到着。なぜかこのタイミングだけ晴れ間がありました。今日、初めて北岳の山頂を見ます。
2017年09月24日 13:32撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/24 13:32
北岳山荘に到着。なぜかこのタイミングだけ晴れ間がありました。今日、初めて北岳の山頂を見ます。
一気に飛んで間ノ岳の山頂です。ここまで中白根山を通過して、幾多ものピークを越えてきました。ヘロヘロです。しかも、間ノ岳はガスの中で景色はありませんでした。一応、日本第3位登頂です。
2017年09月24日 14:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 14:54
一気に飛んで間ノ岳の山頂です。ここまで中白根山を通過して、幾多ものピークを越えてきました。ヘロヘロです。しかも、間ノ岳はガスの中で景色はありませんでした。一応、日本第3位登頂です。
同じく間ノ岳山頂。
2017年09月24日 14:55撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/24 14:55
同じく間ノ岳山頂。
テント泊でしたが、夕食は小屋にていただきました。
2017年09月25日 05:27撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/25 5:27
テント泊でしたが、夕食は小屋にていただきました。
翌朝です。テント場からの風景。晴れの予報ですが、いまいち天気が悪くて心配です。
2017年09月25日 05:53撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 5:53
翌朝です。テント場からの風景。晴れの予報ですが、いまいち天気が悪くて心配です。
かなりガスっていますが、一応ギリギリ北岳山頂が見えます。
2017年09月25日 05:53撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 5:53
かなりガスっていますが、一応ギリギリ北岳山頂が見えます。
北岳への道中にて、間ノ岳が見えてきました。青空も広がってきていい予感です。
2017年09月25日 06:59撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 6:59
北岳への道中にて、間ノ岳が見えてきました。青空も広がってきていい予感です。
吊尾根分岐付近からの北岳山頂の様子です。こちらから見ても荒々しい山ですね。
2017年09月25日 07:00撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 7:00
吊尾根分岐付近からの北岳山頂の様子です。こちらから見ても荒々しい山ですね。
富士山も綺麗に見えています。
2017年09月25日 07:18撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 7:18
富士山も綺麗に見えています。
間ノ岳の様子。後ろには続く峰々が見えています。
2017年09月25日 07:39撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/25 7:39
間ノ岳の様子。後ろには続く峰々が見えています。
こちらは山頂から鳳凰三山を一望。
2017年09月25日 07:43撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 7:43
こちらは山頂から鳳凰三山を一望。
こちらは甲斐駒ケ岳。ピラミタルでかっこいい山です。行って見たい。
2017年09月25日 07:43撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 7:43
こちらは甲斐駒ケ岳。ピラミタルでかっこいい山です。行って見たい。
北岳山頂の様子。狭いのですが、終始人でごった返しています。
2017年09月25日 07:56撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/25 7:56
北岳山頂の様子。狭いのですが、終始人でごった返しています。
日本第2位 3193mの頂点から日本最高峰3776mを望む。やっぱり最高峰Mt.Fujiはダントツですね。
2017年09月25日 08:00撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 8:00
日本第2位 3193mの頂点から日本最高峰3776mを望む。やっぱり最高峰Mt.Fujiはダントツですね。
北岳をやや下り肩の小屋を通過。8時半ということもあり閑散としていました。
2017年09月25日 08:36撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 8:36
北岳をやや下り肩の小屋を通過。8時半ということもあり閑散としていました。
下山に入ります。
2017年09月25日 09:04撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:04
下山に入ります。
草滑りと二俣の分岐。
2017年09月25日 09:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:15
草滑りと二俣の分岐。
草滑り上部の紅葉の様子。美しいです。でも少し早いかな。
2017年09月25日 09:19撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:19
草滑り上部の紅葉の様子。美しいです。でも少し早いかな。
紅葉と北岳山頂。これが山頂を観れる最後になるとは・・・残念。
2017年09月25日 09:33撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 9:33
紅葉と北岳山頂。これが山頂を観れる最後になるとは・・・残念。
白根御池に到着。鳳凰三山が綺麗です。
2017年09月25日 10:14撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 10:14
白根御池に到着。鳳凰三山が綺麗です。
白根御池小屋に到着。大勢の方が休んでいます。
2017年09月25日 10:16撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 10:16
白根御池小屋に到着。大勢の方が休んでいます。
ここから樹林帯をトラバース→下る→激下りして、やっと分岐へ到着。長かったです。
2017年09月25日 11:57撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 11:57
ここから樹林帯をトラバース→下る→激下りして、やっと分岐へ到着。長かったです。
分岐より20分とCTで広河原に到着しました。
2017年09月25日 12:17撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/25 12:17
分岐より20分とCTで広河原に到着しました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コッヘル 調理器具 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ
共同装備
テント・テントテントマット・コッヘル・ガスカートリッジ

感想

この二日間の天気は、初日が雨のち曇り、二日目が晴れ時々曇りということで完全に二日目に期待を寄せていた。そのため初日は予定通り真っ白で間ノ岳でも眺望に恵まれることはなかった。北岳はこれまで登ってきた槍ヶ岳とか白馬岳とかにまさり、どの登山道も急であった気がする。そのためか、比較的体力がある我々もかなり早く疲労が回ってきてしまった。それでも、二日目の快晴の中で間ノ岳や甲斐駒ケ岳を見ることができ、非常に満足のいく山行となった。

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体力レベル
4/5
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技術レベル
3/5
体力レベル
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