篶坂ノ丸〜材木小屋尾根〜三又

2011年08月11日(木) [日帰り]

• GPS: 07:35
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,414m
• 下り: 1,411m

コースタイム

7:15孫惣谷林道ゲートー8:05巡視路取付き-9:00オロセ尾根取付き-9:35/10:00篶坂ノ丸-10:25上段歩道出合い-11:30/12:15三又-12:40小川谷林道-14:10小川谷林道入り口-14:20日原林道入り口-14:50八丁橋

天候

晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八丁橋の袂に停めました。

コース状況／危険箇所等

小川谷林道は人も車も通行止め。

写真

今日はココからスタート。

燕岩崩落箇所への資材運搬用だそうです。

水源巡視路を辿り、

オロセ尾根を登り、

凍らせたパイナップル缶で休憩。

上段歩道の途中で。

イワタバコ

上段歩道で。

三又に到着。

酉谷山への登山道を恨めしく眺める。

紅葉の時期にまた。

桟橋は跡形もなく。
どおやって通ったかはナイショ。

タマアジサイも雨が似合う(T_T)

本降りになって森の妖精登場。

鍾乳洞の駐車場待ちで大渋滞。
ココからあと2km。ふーっ

感想

deresuke3

予定では、孫惣谷林道の鉱山事務所から延びる水源巡視路からスタートして、一旦篶坂ノ丸に登ってから、材木小屋尾根辺りをテキトーに下って、上段歩道を捕まえて三又に降りてマッタリしてからは酉谷を詰めて酉谷山に登り返し長沢背稜の縦走
路を西に向かってタワ尾根に分かれて戻ってくるハズでした。

あぁめんどくさい。

何でこんなややこしいかというと、震災後小川谷林道が車も人も通行止めが続いているから。

それでも緑萌える三又を見たいという思いから立てたプラン。

さてさてその結末はというと.....

鉱山事務所から延びる巡視路にはモノレールが敷設されていました。何でも小川谷林道の燕岩の補修工事のための資材運搬用だとか。

モノレールとはすぐに分かれ、植林の中をはっきりした巡視路を辿ります。
この巡視路は、昨秋道を間違えて偶然見つけた道。
上下2段になっていて結局はオロセ尾根で合流することになると思われるのですが
、今回は未踏の上段へ向かい分岐を左上に。

ジグザグに登るとさっき分かれたはずのモノレールと交差することになりました。

このままレールに併走して登れば篶坂ノ丸に行きますが、今日はこのまま巡視路の行方を追います。

途中何度か左上の尾根を直登しようかと思いましたが、グッと堪えて巡視路の行方を追います。

結局、やっぱりココに出るのか。と納得して、オロセ尾根を登り篶坂ノ丸へ、ここは下るばかりでしたが、やはり自然林は登るに限ると思いました。

朝からの厳しい日差しも樹々がかばってくれるばかりか、美しく輝く姿も見せてくれます。

篶坂ノ丸で凍らせたパイナップル缶で休憩をしていましたが、虫が多い。2週間前には虫がいなかったので油断して虫除けも薬も持ってないんです。

ったく、こんなときに限って、耳たぶを刺されたようで痒い。

ココから材木小屋尾根を下って上段歩道を捕らえられれば最初の関門突破。

テキトーに下りますが、自然に右に行ってしまうのでできるだけ左方向へシフトします。30分程で無事上段歩道を捕え、後はココを辿るだけ。

とおもいきや、落とし穴が。

下段歩道への分岐と思われるところで通行止めの看板。

素直に直進したものの何故か登っていく。おかしいなぁ、小川谷に向かって下るハズなのに。

なおも進めば、どおやら四軒小屋尾根に出合ってしまったようです。

ココから下る下る、ヤマドリのファミリーが驚いて飛び立ちましたが、驚いたのはアンタたちだけじゃないよ。

さらに下る。しかし道型ははっきりしているのでいつでも戻れるという安心感はあります。

しかしこの時点でココを登り返してウトウの頭に行くのは諦めました。もう登れません。

やっと沢音が聞こえてきて小川谷が近づいたことを知らせてくれます。振り返れば分岐があり通行止めの看板。

どおやらさっきの分岐を下り方向へくればここに来れたようです。しかし道中の様子は想像できません。情報を集めてからにしましょう。

やっと着いたァ。三又。

小川谷林道終点まで車で来れば歩き出して20分も掛からない処ですが。

やっと着きました。美しさも一入です。

ココでランチとしましたが、やはり誰も通りません。

水の流れを見つめ、ゆったりとした時間を過ごしました。

さて、どおしようか。

酉谷を詰めて酉谷山を目指すには時間が遅いし、四軒小屋尾根を登りウトウの頭を経由してタワ尾根に乗る気力は完全に失せています。

帰りましょう。

どおやって?上段歩道経由?

いえいえ今日は山はもうココまで。掟破りの小川谷林道を通りましょ。

何と言っても雲が多い。雨が振りそうだ。

三又には紅葉の時期にまた、と別れを告げ林道へ向かいます。

距離はあるものの迷うことはないと思って歩き出しましたが、フシキ沢の桟橋が跡形もなく崩落。

しばし思案。高巻きは出来そうもないし、..........

無事通過したのはいいものの一抹の不安が。ひょっとして小川谷林道も通れない所があるのかも。

林道終点に出てみればそこには水道局の車がありました。車が来れるということは、安心して帰れます。

ここから林道を約8km。

雷が鳴り雨が降ってきました。カロー橋辺りで本降りになりました。

この先は通行止め。すみません、燕岩を見上げながら走って通過。

鍾乳洞へ向かう観光客の渋滞を見送り、日原林道へ入ります。

林道を歩いている途中で、左手が腫れている。左の耳も腫れているのに気づきました。

何だ?

篶坂ノ丸で刺されたのはブヨだったようで。

手首のクビレはなくなりパンパン、耳はマギー審司のネタのように腫れ上がりパンパン、どちらも熱を持っています。

ったく。

まぁ、ハチやマムシじゃなくて良かったということにしておきましょう。

今日も無事でナニより。