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記録ID: 127517
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ハイキング
奥多摩・高尾

川苔山 (周辺ルート探索)

2011年08月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:28
距離
11.7km
登り
1,109m
下り
1,120m

コースタイム

10:08有間峠〜11:05日向沢ノ峰〜11:42丸山〜13:07石毛岩の肩〜13:58川苔山14:24〜14:38水場〜14:49曲ケ谷北峰15:06横ケ谷平〜15:26獅子口の水場〜16:05踊平〜16:41日向沢ノ峰〜17:26有間峠
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
有間峠に駐車
コース状況/
危険箇所等
川苔山の周りには沢山の登山道があり、色々なルートから登っていける。(奥多摩駅から、鳩ノ巣駅から、古里駅から、川井駅から、そして川乗橋からのルートなど)

この川苔山に埼玉側から登り、川苔山周辺をぐる〜と水場を通って周回してきた。

*有間峠〜日向沢ノ峰
日向沢ノ峰の主稜線まで有間山からのスズタケに両側囲まれた枝尾根に乗り登る。
途中にある鉄塔51号からの展望が良い。

登山道はしっかりあり、危険箇所無し。

*日向沢ノ峰〜石毛岩
日向沢ノ峰から少し南に降りた所の尾根分岐から左へ曲がっていくのが川苔山へ行く尾根沿いのルートだが真っ直ぐ南に降りて行く尾根にも踏み跡があったので南の尾根沿いに降りていく。
尾根を降りていくと道路に出るので道路向かいの尾根に乗り目の前の山「丸山」に向かって登っていく。途中踏み跡が怪しくなるが危険箇所は無い。
丸山から更に尾根を南に降りて行くと蕎麦粒山からの巻き道とぶつかり、更に下に行くと地図に無い山道にぶつかるが構わず道を越えて尾根を降りていく。

尾根は次第に百尋から来る登山道と平行になり段々登山道に合流してくる。合流すると直ぐ沢沿いの分岐となり沢を渡渉し沢沿いに石毛岩に向かって登る。

途中、川苔山へいく近道(石毛岩分岐の道標の所)があったが今回の目的は川苔山周辺ルート探索なのでそのまま石毛岩に向かう。 登山道はすぐ沢を渡渉するのだが渡渉せずに沢沿いを少し登って行くと涼しくて綺麗な滝がある。

滝から戻り、対岸からの登山道を登って行くと石毛岩の肩に着く。肩から更に尾根を少し登って行くと石毛岩の崖に囲まれた岩山のピーク点にでる。 景色は良さそうなのだが木がじゃまであまり眺望は良くない。

丸山を通る尾根は地図に無い尾根ルート(読図要)なので踏み跡がなくなったり道標が無い所があるが尾根を外さないで降りれれば危険箇所はない。

*石毛岩の肩〜川苔山
石毛岩の肩からはそれほど急ではない尾根をしばらく登って行くと川苔山からの主稜線である尾根にでる、ここからは急登尾根が山頂まで続く。

危険箇所は無いが山頂手前はかなり急登。

*川苔山〜水場(山頂から東南)
登山道にある水場の標識に従い谷に降りて行くと沢があるだけの水場であった。

*水場〜獅子口
川苔山付近の山を大きく西に巻いていくトラバース気味の道で横ケ谷平まで行く。

横ケ谷平からは谷に向かい急な坂を下の沢目指し降りて行く。
後で登り返さないといけないが・・・と思いながら、かなり下まで降りて行く。
谷底の沢まで降りつくと獅子口の水場。大きな岩の下から湧き出ている綺麗な冷たい水である。水量は多い。
水場から対岸の沢へ木の橋を2箇所渡っていくと獅子口小屋の跡。

*獅子口〜日向沢ノ峰
獅子口小屋の跡からの沢沿い登り、覚悟はしていたが踊平までの長い急登、谷登りが待っている。もう体力もかなり無くなっているのでかなりシンドイ。
踊平からは主稜線沿いの尾根歩きなので日向沢ノ峰まで緩い登りが続く。

*日向沢ノ峰〜有間峠
日向沢ノ峰からは来た道を戻って、有間山まで降りた。

以上、特に危険箇所などは無かったが、途中道標のある分岐が沢山あったり地図にない道や踏み跡が沢山あり間違い易い所もあるので常に分岐では地図を見て注意する必要がある。
逆川林道で有間峠まで車で来て路肩にデポ
2011年08月14日 17:26撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 17:26
逆川林道で有間峠まで車で来て路肩にデポ
林道を歩きここから尾根に乗って鉄塔51号を通り日向沢の峰へ
2011年08月14日 10:21撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 10:21
林道を歩きここから尾根に乗って鉄塔51号を通り日向沢の峰へ
尾根道の両側はスズタケの密集地帯だがほとんどが枯れかかっておりうるさくはない
2011年08月14日 10:35撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 10:35
尾根道の両側はスズタケの密集地帯だがほとんどが枯れかかっておりうるさくはない
日向沢の峰の中央
2011年08月14日 10:58撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 10:58
日向沢の峰の中央
日向沢の峰 1356mの山頂だが狭い
2011年08月14日 11:05撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 11:05
日向沢の峰 1356mの山頂だが狭い
日向沢の峰から南に降りて行くとすぐに尾根分岐となる。左にいくのが正規ルートだが真っ直ぐ南の尾根にも踏み跡があるので南に降りていってみる。
2011年08月14日 11:31撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
1
8/14 11:31
日向沢の峰から南に降りて行くとすぐに尾根分岐となる。左にいくのが正規ルートだが真っ直ぐ南の尾根にも踏み跡があるので南に降りていってみる。
尾根を降りると道路に降りてしまい、そこから道路の反対側の尾根に登っていく。踏み跡薄くかなり急な坂。
2011年08月14日 11:37撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 11:37
尾根を降りると道路に降りてしまい、そこから道路の反対側の尾根に登っていく。踏み跡薄くかなり急な坂。
坂を登り切ると丸山山頂。 山頂は道標もなにもなく展望もない。
2011年08月14日 11:42撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 11:42
坂を登り切ると丸山山頂。 山頂は道標もなにもなく展望もない。
山頂から更に尾根伝いに南に降りる。 踏み跡は無くなったりまた薄い踏み跡が出現したりで途中、蕎麦粒山の巻き道と細い山道に出るが構わず突っ切って尾根を降りて行く。
2011年08月14日 11:48撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 11:48
山頂から更に尾根伝いに南に降りる。 踏み跡は無くなったりまた薄い踏み跡が出現したりで途中、蕎麦粒山の巻き道と細い山道に出るが構わず突っ切って尾根を降りて行く。
尾根は段々百尋の滝から来る登山道に合流してくる。
2011年08月14日 12:25撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 12:25
尾根は段々百尋の滝から来る登山道に合流してくる。
沢の分岐点
2011年08月14日 12:27撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 12:27
沢の分岐点
沢を渡渉して足毛岩の向かい登っていく。
2011年08月14日 12:31撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 12:31
沢を渡渉して足毛岩の向かい登っていく。
沢を右下に見ながら登って行くと滝に出会う。
この先は滝で行けなさそうなので引き返して沢を渡渉して反対側へ
2011年08月14日 12:44撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
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8/14 12:44
沢を右下に見ながら登って行くと滝に出会う。
この先は滝で行けなさそうなので引き返して沢を渡渉して反対側へ
沢の反対側には登山道
2011年08月14日 12:58撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 12:58
沢の反対側には登山道
沢から谷を登り切ると石毛岩の肩
2011年08月14日 13:07撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 13:07
沢から谷を登り切ると石毛岩の肩
石毛岩の肩から更に尾根を先に進むと石毛岩の上にでる。ここは前方、左右が絶壁の崖となっている。回りに木が多くあまり展望は良くない。
2011年08月14日 13:12撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 13:12
石毛岩の肩から更に尾根を先に進むと石毛岩の上にでる。ここは前方、左右が絶壁の崖となっている。回りに木が多くあまり展望は良くない。
川苔山山頂 1363.3m 相変らず人気の山頂は沢山の人。
2011年08月14日 14:24撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 14:24
川苔山山頂 1363.3m 相変らず人気の山頂は沢山の人。
山頂から西側の開けた眺望
2011年08月14日 14:24撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 14:24
山頂から西側の開けた眺望
川苔山から少し南東に下りた所にある水場の標識。
2011年08月14日 14:37撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 14:37
川苔山から少し南東に下りた所にある水場の標識。
標識に沿って降りてみると、沢があるだけだった。
水場には間違いないだろうし、たぶん飲めるのだろうが・・・
2011年08月14日 14:39撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 14:39
標識に沿って降りてみると、沢があるだけだった。
水場には間違いないだろうし、たぶん飲めるのだろうが・・・
横ケ谷平の分岐。ここから谷に降りて獅子口の水場に降りてみる。
2011年08月14日 15:06撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 15:06
横ケ谷平の分岐。ここから谷に降りて獅子口の水場に降りてみる。
分岐の道標には「桟橋が崩落の為通行はご遠慮下さい」と書かれている。通れないのなら「通行禁止」と書くはずだと。。。都合のいいように理解して降りる。
2011年08月14日 15:07撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 15:07
分岐の道標には「桟橋が崩落の為通行はご遠慮下さい」と書かれている。通れないのなら「通行禁止」と書くはずだと。。。都合のいいように理解して降りる。
かなり谷に向かって降りる、降りる・・・こんなに降りてしまったら登り返しがキツイだろうと・・
2011年08月14日 15:10撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 15:10
かなり谷に向かって降りる、降りる・・・こんなに降りてしまったら登り返しがキツイだろうと・・
獅子口の水場。大きな岩の下から清水が流れ出ている。これはまさしく本物の水場。冷たくて非常に美味しい水である。
2011年08月14日 15:27撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
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8/14 15:27
獅子口の水場。大きな岩の下から清水が流れ出ている。これはまさしく本物の水場。冷たくて非常に美味しい水である。
桟橋を渡る。 特に壊れていそうもないが・・。崩落したという橋はここではないのかも
2011年08月14日 15:34撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 15:34
桟橋を渡る。 特に壊れていそうもないが・・。崩落したという橋はここではないのかも
橋を渡るとすぐに獅子口小屋跡
2011年08月14日 15:35撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 15:35
橋を渡るとすぐに獅子口小屋跡
小屋跡を通り、沢沿いに上へ登っていく
2011年08月14日 15:37撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 15:37
小屋跡を通り、沢沿いに上へ登っていく
沢になると左の尾根への道標
2011年08月14日 15:39撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 15:39
沢になると左の尾根への道標
沢は谷になり、谷から急坂となり、稜線までキツイ、キツイ急登をジグザグジグザク登る。
2011年08月14日 16:00撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 16:00
沢は谷になり、谷から急坂となり、稜線までキツイ、キツイ急登をジグザグジグザク登る。
登り切ると稜線上にある踊平に出る
2011年08月14日 16:05撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 16:05
登り切ると稜線上にある踊平に出る
ここからは稜線沿いの綺麗な登山道
2011年08月14日 16:34撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 16:34
ここからは稜線沿いの綺麗な登山道
やっと、夕日に照らされた日向沢の峰の山頂。もう夕方5時近く。
2011年08月14日 16:40撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
8/14 16:40
やっと、夕日に照らされた日向沢の峰の山頂。もう夕方5時近く。
途中、真っ赤なバライチゴがあったので2個食べる。少しすっぱ甘くて美味しい。
2011年08月14日 17:20撮影 by  FinePix Z90, FUJIFILM
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8/14 17:20
途中、真っ赤なバライチゴがあったので2個食べる。少しすっぱ甘くて美味しい。

感想

川苔山の周りには地図にも載っていない山道や林道が結構沢山あり、尾根上には古い踏み跡が沢山あり、昔、色々な人が色々なルートで川苔山付近を歩き回ったであろうと思われる。

獅子口の水場の水は冷たくて本当に美味しかった。

今回の山行は標高グラフを見れば判るようにかなり登ったり、下ったりの周回ルートだったのでかなりクタビレタと同時に後半の下りでは膝が痛くなった。

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コメント

川苔山はよき山ですね。
 はじめまして

面白いルート取りですね。こういう歩き方もあったんですね。参考になりました。

川苔山はたくさんのルートがあり楽しめますね。あまりたくさんあるので昔は集中山行が随分と行われました。
私の所属する山岳会の集中山行ではこんなルートを計画したり、実行もしました。

 1  川乗橋から
 2  鳥屋戸尾根から
 3  横鈴尾根から
 4  鳥首峠から
 5  棒の峰から
 6  大丹波林道から
 7  赤杭尾根から
 8  本仁田山から
 9  大ダワ・鋸山から
10  川苔山南尾根から
11  海老小屋尾根から
12  ウスバ尾根から
13  丸山から
14  逆川から
15  火打石谷から
16  大ダワ沢から
17  曲ヶ谷沢から
18  入川谷から
19  倉沢谷から
20  川苔谷本流から
21  大丹波川本流から
22  浦山川広河原第三工場谷から
23  真名井沢から
24  真名井北稜から
25  足毛岩林道から

集中後の下山ルートは鳩ノ巣コース

川苔山は春夏秋冬いろいろなルートから楽しめる山ですね。
2011/8/15 13:40
ossanさんへ
はじめまして。

集中山行なんてあるんですね、初めて知りました。

川苔山のように沢山の登るルートがある場合、色々なルートから登ってみんなで山頂に集まるなんて楽しそうでイイですねぇ。

書かれている25ルートの中では真名井北稜から登る尾根ルートが一番好きです。

参考になるコメントありがとうございました。
2011/8/17 0:11
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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