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Yamareco

記録ID: 1275976
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

涸沢御池巡り(奥又白池)と北穂高東稜

2017年09月30日(土) ~ 2017年10月01日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
32:00
距離
32.9km
登り
2,452m
下り
2,440m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:30
休憩
0:30
合計
10:00
距離 16.4km 登り 2,380m 下り 880m
6:25
5
上高地バスターミナル
6:30
50
7:20
44
8:04
33
9:29
99
11:08
11:20
75
12:35
12:50
137
15:07
15:10
68
16:18
7
16:25
2日目
山行
10:07
休憩
1:08
合計
11:15
距離 16.4km 登り 72m 下り 1,518m
5:00
8
5:08
232
9:00
9:05
2
9:07
9:10
110
11:00
5
11:05
12:00
105
13:45
13:50
5
13:55
45
14:40
45
15:25
35
16:00
15
16:15
上高地バスターミナル
天候 2日とも快晴
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
沢渡バスターミナルから乗合タクシー。紅葉のピークもあり、激混でしたが、タクシーの方が、早いようです。帰りも16時過ぎに上高地バスターミナルに着きましたが、バスの行列がかなり長かったです。お一人様、お二人様などは、タクシー乗り場で乗合できますので、タクシーを使った方が、時間節約になります。
コース状況/
危険箇所等
パノラマコースは破線ルートですが、踏み場もしっかりしていました。しかし、ガレ場、トラバースの危険箇所がかなりありますので、山歩きに慣れた方でないと怖いかと思います。
奥又白池の取り付きもマーキングされ、迷うことはありませんが、急傾斜と岩場を繰り返しのぼっていくので、途中途中、下山のことを考え降りれると思えば進んでも大丈夫かと。
東稜は、ノーザイルでも登れるルートはあると思いますが熟練者でないとかなり難しいと思います。
その他周辺情報 さわんど温泉(シャワーは3つ、室内温泉のみ 600円)
河童橋。
穂高連峰がくっきり見えるのは初めて。
2017年09月30日 06:32撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/30 6:32
河童橋。
穂高連峰がくっきり見えるのは初めて。
スタート!
2017年09月30日 07:13撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/30 7:13
スタート!
スタートが遅れたので写真のみとってノンストップで新村橋へ。
明神岳にはいまだ踏み跡のこせず。神様の許可待ち。
2017年09月30日 07:19撮影 by  iPhone 7, Apple
9/30 7:19
スタートが遅れたので写真のみとってノンストップで新村橋へ。
明神岳にはいまだ踏み跡のこせず。神様の許可待ち。
1時間半で徳沢へ。周りはもっとはやくてたくさんの人に抜かされたけど、わたしたちもいいペース。
2017年09月30日 08:04撮影 by  iPhone 7, Apple
9/30 8:04
1時間半で徳沢へ。周りはもっとはやくてたくさんの人に抜かされたけど、わたしたちもいいペース。
新村橋!前穂高が見えます!
2017年09月30日 08:38撮影 by  iPhone 7, Apple
9/30 8:38
新村橋!前穂高が見えます!
パノラマ登山口
2017年09月30日 08:48撮影 by  iPhone 7, Apple
9/30 8:48
パノラマ登山口
奥又白池と涸沢の分岐。
パノラマコースから下山する人は、誤って奥又白池の方にはいる人が多かったので注意です!
2017年09月30日 09:29撮影 by  iPhone 7, Apple
9/30 9:29
奥又白池と涸沢の分岐。
パノラマコースから下山する人は、誤って奥又白池の方にはいる人が多かったので注意です!
時間が微妙で奥又白池にいくかみんなで悩む。。
御池の沢筋から呼ばれているような気がしてきた。リーダーにいきたいです!と。
2017年09月30日 09:56撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/30 9:56
時間が微妙で奥又白池にいくかみんなで悩む。。
御池の沢筋から呼ばれているような気がしてきた。リーダーにいきたいです!と。
行くことに。
この緑の慰霊碑が目印。右にルートがあります。
2017年09月30日 09:59撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/30 9:59
行くことに。
この緑の慰霊碑が目印。右にルートがあります。
こんな笹グサの中の急登を進みます。涸沢には16時に着きたいため、1時間半まで登って着かなければ、折り返す、という約束で。
2017年09月30日 10:31撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/30 10:31
こんな笹グサの中の急登を進みます。涸沢には16時に着きたいため、1時間半まで登って着かなければ、折り返す、という約束で。
後半は岩場。登りがいがあります。下山は怖いだろうなぁとおもいながら、少し紅葉付いたところを休みなく進む。
2017年09月30日 10:56撮影 by  iPhone 7, Apple
9/30 10:56
後半は岩場。登りがいがあります。下山は怖いだろうなぁとおもいながら、少し紅葉付いたところを休みなく進む。
必死になって1時間半。ついに目の前に現れる。突然現れるので心の準備ができてなくて感動も少し遅れる。
2017年09月30日 11:08撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/30 11:08
必死になって1時間半。ついに目の前に現れる。突然現れるので心の準備ができてなくて感動も少し遅れる。
前穂高と奥又白池。
2017年09月30日 11:21撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/30 11:21
前穂高と奥又白池。
テントは一つ張ってありました。
2017年09月30日 11:25撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/30 11:25
テントは一つ張ってありました。
時間なく、10分くらいで下山。結構な斜面。
2017年09月30日 12:12撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/30 12:12
時間なく、10分くらいで下山。結構な斜面。
パノラマコースに戻り、少し紅葉付いた道を歩く。
2017年09月30日 15:15撮影 by  iPhone 7, Apple
9/30 15:15
パノラマコースに戻り、少し紅葉付いた道を歩く。
槍!
2017年09月30日 15:20撮影 by  iPhone 7, Apple
9/30 15:20
槍!
富士山!さすがパノラマコース。360度丸見えでした。
2017年09月30日 15:21撮影 by  iPhone 7, Apple
9/30 15:21
富士山!さすがパノラマコース。360度丸見えでした。
涸沢カールが!!!
2017年09月30日 15:48撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/30 15:48
涸沢カールが!!!
日の入りと涸沢カール。テントがこぼれ落ちそう。
徐々に近づいていく。テントが沢山。。私たちのテントが張れる場所はあるのか。。
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日の入りと涸沢カール。テントがこぼれ落ちそう。
徐々に近づいていく。テントが沢山。。私たちのテントが張れる場所はあるのか。。
ぬあんと、本日最後のおでんと生ビール3杯。涸沢ヒュッテで。
おでんはあきらめてたので、すんげえ嬉しかった。
2017年09月30日 17:33撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/30 17:33
ぬあんと、本日最後のおでんと生ビール3杯。涸沢ヒュッテで。
おでんはあきらめてたので、すんげえ嬉しかった。
涸沢ヒュッテから。明日、あのゴジラの背中を歩くのかぁ。。
2017年09月30日 17:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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9/30 17:50
涸沢ヒュッテから。明日、あのゴジラの背中を歩くのかぁ。。
夜。思ったよりテントの明かりが綺麗。
2017年09月30日 18:43撮影 by  iPhone 7, Apple
9/30 18:43
夜。思ったよりテントの明かりが綺麗。
奥穂高と北穂高のモルゲンロート。
2017年10月01日 05:41撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/1 5:41
奥穂高と北穂高のモルゲンロート。
朝日。常念岳方面。山の仲間も見てるんだろうな。
2017年10月01日 05:45撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/1 5:45
朝日。常念岳方面。山の仲間も見てるんだろうな。
取り付きまでは北穂岳の南陵ルートを進みます。
2017年10月01日 05:48撮影 by  iPhone 7, Apple
10/1 5:48
取り付きまでは北穂岳の南陵ルートを進みます。
取り付き!後ろには、、、
2017年10月01日 06:25撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/1 6:25
取り付き!後ろには、、、
一応作り笑顔。
もう笑えない…。
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もう笑えない…。
高度ありありです。
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高度ありありです。
核心部からのトラバース。BOUさんはロープなしでもいけそうだけど、私がロープ必要だったのでロープはり。
2017年10月01日 07:54撮影 by  iPhone 7, Apple
10/1 7:54
核心部からのトラバース。BOUさんはロープなしでもいけそうだけど、私がロープ必要だったのでロープはり。
ゴジラの背の一番上。眩しい。。
最後の懸垂。40メートルロープで足ります。黄色い伸びるロープ。伸びなくても40メートルでたります。
ここは懸垂が終わった後の休憩場所からです。
ゴジラの背の一番上。眩しい。。
最後の懸垂。40メートルロープで足ります。黄色い伸びるロープ。伸びなくても40メートルでたります。
ここは懸垂が終わった後の休憩場所からです。
歩いてきた道。
北穂岳小屋に向かう道からの槍。鹿島槍もみえました。
2017年10月01日 08:40撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/1 8:40
北穂岳小屋に向かう道からの槍。鹿島槍もみえました。
北穂岳山頂。みんな安堵の笑顔。
2017年10月01日 09:07撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/1 9:07
北穂岳山頂。みんな安堵の笑顔。
北穂岳から涸沢カールへ向かう途中。
左側にゴジラの背。あそこを歩いたのかぁ。
2017年10月01日 09:14撮影 by  iPhone 7, Apple
10/1 9:14
北穂岳から涸沢カールへ向かう途中。
左側にゴジラの背。あそこを歩いたのかぁ。
前穂のダケカンバが鮮やかな赤色に。
2017年10月01日 10:47撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/1 10:47
前穂のダケカンバが鮮やかな赤色に。
ダケカンバの赤が綺麗。遠くからみて赤く見えるのはこのダケカンバです。
ダケカンバの赤が綺麗。遠くからみて赤く見えるのはこのダケカンバです。
帰り。テントが減ってます。さみしいかんじ。
2017年10月01日 11:00撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/1 11:00
帰り。テントが減ってます。さみしいかんじ。
本谷橋
2017年10月01日 13:45撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/1 13:45
本谷橋
伸びる黄色いシリーズ。ザック編。
2017年10月01日 14:48撮影 by  iPhone 7, Apple
10/1 14:48
伸びる黄色いシリーズ。ザック編。
ありがとうございました!
2017年10月01日 15:25撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/1 15:25
ありがとうございました!
撮影機器:

感想

ここのところ、週末の天気が良くなく、大きな山には入れなかったが、ついにこの日がキタ。

しかも、初アルパイン記念すべき日となりました。
晴れの無風。夏のようでした。
北アルプスの瞳と言われる奥又白池。アルプスの瞳という名前に惹かれ、調べていくと必然となっていった。しかし、前夜の寝不足や沢渡からのタクシー待ち渋滞によりスタート時間が遅れたことから、取り付きに9時までにつけなければ次回ね、と決めてスタートした。着いたのは9時半。御池の方の沢筋を見ると、神様がわたしを呼んでいるような気配…。リーダーも悩んでいた様子。空身になっていくことに。ただし1時間20分で折り返すという約束で。どんどん前穂高に近づいていく。まだかまだかと登りつめていくと急に御池が出てくる。思ったより小さい⁇深く静かで本当に瞳のようだった。嘘も見破られそうな。
すぐに下山。下山はかなり怖い。カラカラに乾いていたので良かったが、岩場が多いため少しでも濡れてたりすると危ない。

12時半に取り付きに到着。日差しが暑い。
空身から重たいザックに戻り足取りが遅い。BOUさんが寝不足できつそう。足取りが遅くこのままでは涸沢到着が日が暮れる可能性がでてきて徳沢に下りるかBOUさんに確認。行きます。という熱い一言。荷物分担をしてBOUさんは先に行ってもらうことに。その後のペースはあがり、屏風の耳にはいかず眺めるだけにして時間短縮した。パノラマコース、名のとおり、360度見えます。数年前は破線ではなく一般ルートだった模様。
何とか16時過ぎには到着。テント場は隙間の岩がごろごろしているところしかあいてなかったが、疲れすぎて気にならず爆睡。

翌日、東稜へ向かう。先にガイドパーティがコンテで進んでいて、その後、ソロの方が進んでいる。ゴジラの背の取り付きまでのガレ場がかなり怖かった。実力を試されているようだった。
私は真ん中でボウさんにサポートしてもらいながら進んだ。浮石もあり怖かったが無風のためか精神的にはきつくはなかった。だが、ロープなしで登る、となるとまだまだ修行がたりない。

リーダーから自分が初めてのアルパインの経験がこの東陵だったから、今回初めての人を連れてきた。今度は私が誰かをここに連れてくるんだよ。と言われ、ウームー、10年経っても厳しいだろうなと正直思ってしまった。
今回、リーダーのロープやボウさんの後ろからのサポートがあったから登れたようなもので、アルパインとはやってみて初めてきつさがわかった。

涸沢から上高地までの道のりは長かった。。バスの時間に間に合わないとのことで早歩きをつづけた。途中、足の爪が痛くなり、徳沢でサンダルに履き替え、荷物を一部2人に持ってもらった。今度行く時ビールをおごらせていただきます。本当に感謝。無事バスの時間に間に合った。かなりの行列だったが、タクシー乗り場は混んでない。ラッキー。

涸沢の紅葉、綺麗だった。

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