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Yamareco

記録ID: 1278746
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ハイキング
甲信越

霧氷の苗場山 〜見落としていたそらの色〜

2017年10月05日(木) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:26
距離
15.8km
登り
1,242m
下り
1,238m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:56
休憩
1:28
合計
6:24
距離 15.8km 登り 1,242m 下り 1,242m
8:37
8:39
45
9:24
21
9:45
9
9:54
8
10:02
10:05
12
10:17
8
10:25
10:31
33
11:04
12:03
35
12:38
12:43
9
12:52
12
13:09
9
13:18
13:19
20
13:39
41
14:20
14:31
12
14:43
14:44
0
14:44
ゴール地点
コースとしての危険個所は無し。
下部は登山道が水浸しで滑る。
上部は積雪で滑る。
コースタイムを参考にされる場合の注意点
上記は、
・登り 周囲の方よりもかなり速いペースです。
・下り 周囲の方よりもかなり速いペースです。
ただし、積雪や水浸しで滑りやすく地面がかなり悪い時のものです。
ドライであれば上記はやや早いくらいのペースになるかもしれません。
参考にされる場合はご注意ください。
天候 朝はくもり
昼過ぎから概ね晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
湯沢ICからR17経由、祓川駐車場から。
駐車スペースは付近のスペースも含め35台ほど。
駐車禁止の道ではありませんが、付近の道が現在工事中につき建設車両の駐車スペースや大型車両通過のためにそこに至るまでの道路は駐車禁止になっている。
コース状況/
危険箇所等
コースとしての危険個所は無し。
下部は登山道が水浸しで滑る。
上部は積雪で滑る。

また上記は、登り下りともに周囲の方よりもかなり速いペースです。

ただし、積雪や水浸しで滑りやすく地面がかなり悪い時のものなので、ドライなら上記はやや早いくらいのペースになるかもしれません。

計画される場合のご参考にどうぞ。
祓川駐車場から入山。
前回どこから入山したか全く分からない。
2
祓川駐車場から入山。
前回どこから入山したか全く分からない。
すぐに雲の中へ。
すぐに雲の中へ。
登山道は湿り気が多い。
よく滑る。
登山道は湿り気が多い。
よく滑る。
木道の整備がされていけど、これもまたよく滑る。
木道の整備がされていけど、これもまたよく滑る。
上の芝到着!
特に休憩は必要ないので通過。
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上の芝到着!
特に休憩は必要ないので通過。
雲海の先に仙ノ倉
4
雲海の先に仙ノ倉
雲海の高さが徐々に下がっている。
雲海の高さが徐々に下がっている。
もう少し空が青いとよかったんだけど。
もう少し空が青いとよかったんだけど。
森林限界が低い。1900mくらいか。
森林限界が低い。1900mくらいか。
霧氷。昨夜はよほど寒かったようだ。
2
霧氷。昨夜はよほど寒かったようだ。
中盤以降はずっと気持ちのいい尾根歩き。
中盤以降はずっと気持ちのいい尾根歩き。
風が冷たくて気持ちがいい!
風が冷たくて気持ちがいい!
火打と妙高。
今日はあっちへ行こうと思っていた。
2
火打と妙高。
今日はあっちへ行こうと思っていた。
昨年登った白砂が見えてきた。
2
昨年登った白砂が見えてきた。
これから進む稜線。
6
これから進む稜線。
霧氷の爆撃がひどい。
ザックと背中の間に落ちると冷たい・・・。
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霧氷の爆撃がひどい。
ザックと背中の間に落ちると冷たい・・・。
ツルツルです。
あの上が苗場山の湿原。
3
あの上が苗場山の湿原。
今来た稜線を振り返る。
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今来た稜線を振り返る。
ずいぶん雲が切れてきた。
2
ずいぶん雲が切れてきた。
さぁ、最後のひと登り。
4
さぁ、最後のひと登り。
秋の色の上に冬の色。
4
秋の色の上に冬の色。
さらに稜線を振り返る。ここまで本当に気持ちがよかった。
4
さらに稜線を振り返る。ここまで本当に気持ちがよかった。
今シーズン、これから登る方はスパイクがあるといいですね。
今シーズン、これから登る方はスパイクがあるといいですね。
ここが結構きつい。
2
ここが結構きつい。
先を行くおば様二人がこの先に出て歓声を上げていた。
きっとここから視界が開けるはず。
先を行くおば様二人がこの先に出て歓声を上げていた。
きっとここから視界が開けるはず。
視界が広がる。
美しい。
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視界が広がる。
美しい。
ここの木道は着雪するとめちゃ滑るので要注意!
3
ここの木道は着雪するとめちゃ滑るので要注意!
やはりここは来たことがある。
尾瀬や戦場ヶ原と記憶がぐちゃぐちゃだったけど、あそこはこんなに遠くに山々は見えないし。
多分ここだ。
あの時はもっと天気が良かったと思う。
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やはりここは来たことがある。
尾瀬や戦場ヶ原と記憶がぐちゃぐちゃだったけど、あそこはこんなに遠くに山々は見えないし。
多分ここだ。
あの時はもっと天気が良かったと思う。
頂標がある場所からは特に何も見えない。
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頂標がある場所からは特に何も見えない。
苗場山ヒュッテに到着。
苗場山ヒュッテに到着。
ここは風が抜けて寒い。
ここは風が抜けて寒い。
小屋の前に出てきた。
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小屋の前に出てきた。
こんな景色の中ランチ。
時折太陽が顔を出すが、雲がかかっているときは結構寒い。
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こんな景色の中ランチ。
時折太陽が顔を出すが、雲がかかっているときは結構寒い。
上州方向の山々。
上州方向の山々。
この辺には雨や雪で濡れると座る場所がないので、マットとか持ってきたほうがいいです。
この辺には雨や雪で濡れると座る場所がないので、マットとか持ってきたほうがいいです。
浅間方向。
浅間は今日は全然元気がない。
1
浅間方向。
浅間は今日は全然元気がない。
思ったより天候の回復が遅れている。
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思ったより天候の回復が遅れている。
北アルプス南部。
2
北アルプス南部。
来たアルプス北部。
来たアルプス北部。
浅間。
全く噴煙が上がっていない。
多い日と少ない日の差が大きい。
最近の浅間はいつもこんな感じ。
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浅間。
全く噴煙が上がっていない。
多い日と少ない日の差が大きい。
最近の浅間はいつもこんな感じ。
北アルプス方向全景。
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北アルプス方向全景。
中央やや左の尖っているピークを調べたところなんと皇海。
いつも横長の山頂だけどここからだと尖っているようだ。
中央やや左の尖っているピークを調べたところなんと皇海。
いつも横長の山頂だけどここからだと尖っているようだ。
そろそろ下山!
さっきまで立ちこめていたガスが完全に消えた。
さっきまで立ちこめていたガスが完全に消えた。
ガスがなくなるだけでその景色は全然違っていた。
5
ガスがなくなるだけでその景色は全然違っていた。
登山道の雪はだいぶ溶けていたけど、水を含んだ土が滑りやすい。
急斜面なのでとても下りにくい。
登山道の雪はだいぶ溶けていたけど、水を含んだ土が滑りやすい。
急斜面なのでとても下りにくい。
歩いてきた稜線を振り返る。
こういう瞬間がたまらなく好きだ!!
5
歩いてきた稜線を振り返る。
こういう瞬間がたまらなく好きだ!!
葉っぱがきれい。
3
葉っぱがきれい。
ここの水はめちゃ冷たい。
ここの水はめちゃ冷たい。
今朝はガスってて見えなかったけど、帰りには上州方向の山々がきれいに見えていた。
2
今朝はガスってて見えなかったけど、帰りには上州方向の山々がきれいに見えていた。
ここから急速に晴れ。
5
ここから急速に晴れ。
今朝はこの辺に大分着雪していた。
3
今朝はこの辺に大分着雪していた。
午後には木道が乾いていて、この辺はすごく歩きやすかった。
午後には木道が乾いていて、この辺はすごく歩きやすかった。
お約束の「今日の空」の1枚。
お約束の「今日の空」の1枚。
こうやって野っ原が所々ある。
こういうのはどうやってできたんだろう?
2
こうやって野っ原が所々ある。
こういうのはどうやってできたんだろう?
標高1500メートル地点位まで降りてくると、まだまだ紅葉真っ最中。
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標高1500メートル地点位まで降りてくると、まだまだ紅葉真っ最中。
下のほうは今が旬の紅葉。
下のほうは今が旬の紅葉。
靴は泥だらけ。
ゲイターがあるといい。
靴は泥だらけ。
ゲイターがあるといい。
和田小屋まで帰ってきた。
2
和田小屋まで帰ってきた。
和田小屋の前に、靴洗い場がある。
和田小屋の前に、靴洗い場がある。
帰還!
地面が悪くて上りと同じ位の時間がかかってしまった。
帰還!
地面が悪くて上りと同じ位の時間がかかってしまった。

感想

たまには新潟方面へ。
苗場山を選ぶ。
比較的どこの山頂からでも見えるから。
おそらくここは20年以上前に父親と一度来ている。

祓川ルートから山頂を目指す。
人気ルートのため平日の朝8時時点で駐車場は8割埋まっていた。
朝の天候は曇り。
スタートしてすぐ雲に入る。
そして下の芝あたりで雲の上に出る。
振り返れば一面の雲海。
1,800m超の山だけがその頂を見せていた。

ここから山頂までは気持ちの良い稜線歩き。

その道はどんどん白くなり山頂は一面、薄っすらと染まっていた。
薄曇りで風は冷たかったけど、湿度は低く群馬、新潟はもちろん妙高から北アルプスのほぼ全域が見渡せた。

今まですっきりと青く晴れ渡っている日だけが山に適した日だと思っていた。
過剰なまでに天候にこだわってきたけど、見落としがあった。
ガスが沸き立ち、雲がちぎれ、風に流されていく。
日差しを浴びて尾根が輝き、風に揺れて木々がささやく。
そんな変化のひとつひとつが山の表情を変えるんだ。

空を愛する者として、天候は選びすぎず、時とともに変わるたくさんの山の表情を感じていきたいと思う。

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コメント

樹氷!
樹氷、素晴らしいですね。そして山頂から見える山々。これは行くしかないと決めました! 貴重な情報ありがとうございます。
ところで国道から駐車場までの道はどんなもんでしょうか? 舗装/非舗装 非舗装なら凸凹具合 クルマがボロくでちょっと心配で^_^
あと軽アイゼンくらいはあったほうが良さそうですね。
2017/10/9 6:30
Re: 樹氷!
コメントありがとうございます。
そうですね!
季節的にも今はとてもよいと思います。
季節が変わる瞬間を感じました!
軽アイゼン、あるといいですね。
ぬるぬるのぬかるみでも使えますし。

国道からの道ですが、ほぼ全域で舗装されています。
荒れている部分も所々ありますが凹凸は少ない方だと思います。
高い最低地上高やAWDが必要とも思いません。
もちろん街中と同じではありませんが、登山口までの最後のアクセス道路としては良いほうだと思います。
気をつけて行ってらしてください。

レコを拝見させて頂いたのですが、8月同じ日に仙丈ヶ岳目指してますね!
しかもテント場もかなりお近くだったように読み取れます!
びっくりです!
あの日の仙丈ヶ岳、途中ガスがかかりましたが山頂はよく晴れてましたよ!
2017/10/9 8:53
Re[2]: 樹氷!
ありがとうございます!

こちらも拝見されていただいたら、あら!
いやぁ、面白い偶然ですねぇ。帰りのバスで仙丈ヶ岳の上が晴れていたから、ああもうちょっと遅く出れば良かったのかぁ、と思いましたが、やっぱりそうだったんですね。

またどっかのテン場で知らず知らずご一緒するかもしれませんね。
2017/10/9 10:04
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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