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記録ID: 1282617
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ケ岳(北沢峠から)

2017年10月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:59
距離
8.1km
登り
1,101m
下り
1,090m

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
1:45
合計
9:15
7:16
2
7:50
7:55
30
8:25
8:31
91
10:02
10:15
29
10:44
70
11:54
12:52
40
13:32
13:35
27
14:02
14:15
41
14:56
15:00
75
16:15
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
南アルプス市営芦安駐車場から登山バス利用
コース状況/
危険箇所等
・北沢峠〜仙水小屋
少し林道を下って山道に入り長衛小屋のテント場を抜けると、小川を脇にした樹林帯に入ります。何度か川の渡渉がありますが靴が濡れるほどではありません。

・仙水小屋〜仙水峠
日が差し込むゴロゴロした岩の上を歩く道。傾斜はあまりないのでつらくはないけど歩きづらい。後ろには仙丈ケ岳が良く見えます。

・仙水峠〜駒津峰
仙水峠からは傾斜がきつくなりますが、八ヶ岳方面の眺望や、栗沢山、アサヨ峰、鳳凰三山、富士山、摩利支天、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳など360度の大パノラマの絶景を見ることができるので気持ちよさすら感じます。

・駒津峰〜六万石
急な下りになり3点支持で行く狭い個所もあるので、今回のようなシーズンでは割と渋滞します。

・六万石〜甲斐駒ケ岳山頂(巻き道)
ザレ場は鳳凰三山程足がとられることはありませんが、やはり滑るので要注意。
風が強いと怖いだろうなと思います。

・駒津峰〜双児山
少しの縦走のあと、岩場の下りがあり、最後に少し登り返しがあります。駒津峰の登り返しに比べれば大変さはないですが、疲れている脚にはきます。

・双児山〜北沢峠
長い長い樹林帯の下り。眺望はないし、延々と続く九十九折りが脚と心にダメージを与えていきます。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
ここに移動するだけでも大変。みなさん記念写真を撮られてました。
2017年10月08日 07:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 7:10
ここに移動するだけでも大変。みなさん記念写真を撮られてました。
トトロのような木もありました。
2017年10月08日 07:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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トトロのような木もありました。
木々の紅葉にテントも紅葉?
2017年10月08日 07:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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木々の紅葉にテントも紅葉?
小川の流れが目にも耳にも癒しを与えてくれます。
2017年10月08日 07:24撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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小川の流れが目にも耳にも癒しを与えてくれます。
枯れ葉が青く色づいてて神秘的。
2017年10月08日 07:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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枯れ葉が青く色づいてて神秘的。
仙水小屋の紅葉。
2017年10月08日 07:52撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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仙水小屋の紅葉。
色加工してますがこんな幻想的な空間にいるようでした。
2017年10月08日 07:59撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 7:59
色加工してますがこんな幻想的な空間にいるようでした。
景色が開けて後ろのどっしりとした仙丈ケ岳と双児山方面の紅葉が見事です。
2017年10月08日 08:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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景色が開けて後ろのどっしりとした仙丈ケ岳と双児山方面の紅葉が見事です。
仙水峠に着くと八ヶ岳方面の雲海がとてもきれいに見えます。
2017年10月08日 08:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 8:26
仙水峠に着くと八ヶ岳方面の雲海がとてもきれいに見えます。
左が駒津峰、右が摩利支天、中央奥が甲斐駒かな。
目指す場所はまだ遠く。。
2017年10月08日 08:27撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/8 8:27
左が駒津峰、右が摩利支天、中央奥が甲斐駒かな。
目指す場所はまだ遠く。。
栗沢山からアサヨ峰を経由し鳳凰に繋がる早川尾根
2017年10月08日 09:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 9:09
栗沢山からアサヨ峰を経由し鳳凰に繋がる早川尾根
仙丈ケ岳ドーン
2017年10月08日 09:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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仙丈ケ岳ドーン
甲斐駒ケ岳ドーン
2017年10月08日 09:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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甲斐駒ケ岳ドーン
鳳凰三山の右手奥に富士山が見えました。すぐ雲が上がって見えなくなったけど。
2017年10月08日 09:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 9:21
鳳凰三山の右手奥に富士山が見えました。すぐ雲が上がって見えなくなったけど。
北岳間ノ岳から仙丈ケ岳まで綺麗に見えます。
2017年10月08日 09:51撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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北岳間ノ岳から仙丈ケ岳まで綺麗に見えます。
よく見ると二つのピークがあるのが双児山右後ろには中央アルプスも。
2017年10月08日 09:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 9:57
よく見ると二つのピークがあるのが双児山右後ろには中央アルプスも。
駒津峰に着きました。広くて眺望もよく、景色のピークはここと言ってもいいかも。でもここまで来ると右のピークを目指したくなるのが人の常。
2017年10月08日 10:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 10:02
駒津峰に着きました。広くて眺望もよく、景色のピークはここと言ってもいいかも。でもここまで来ると右のピークを目指したくなるのが人の常。
鋸岳です。ピラミダルのカッコいい山容ですね。
2017年10月08日 10:03撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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鋸岳です。ピラミダルのカッコいい山容ですね。
周りの山々とも同じ高さくらいまで来ました。
でもさすがに北岳は高い。
2017年10月08日 10:04撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 10:04
周りの山々とも同じ高さくらいまで来ました。
でもさすがに北岳は高い。
2017年10月08日 10:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 10:05
南アルプスの貴公子と言われるのが分かる雄々しい姿。
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南アルプスの貴公子と言われるのが分かる雄々しい姿。
こんな刃渡りみたいな箇所もいくつかあります。
2017年10月08日 10:23撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 10:23
こんな刃渡りみたいな箇所もいくつかあります。
先は長い。人が目印で巻き道ルートがよくわかります。
2017年10月08日 10:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/8 10:26
先は長い。人が目印で巻き道ルートがよくわかります。
8合目の六万石。
2017年10月08日 10:44撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 10:44
8合目の六万石。
直登ルートは自分の力量では無理そうなので巻き道ルートへ。
2017年10月08日 10:51撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/8 10:51
直登ルートは自分の力量では無理そうなので巻き道ルートへ。
六万石と駒津峰
2017年10月08日 11:00撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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六万石と駒津峰
直登ルートを望む
2017年10月08日 11:00撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 11:00
直登ルートを望む
ひこうき雲がいい感じで出てました。
2017年10月08日 11:06撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 11:06
ひこうき雲がいい感じで出てました。
ザレ場の斜面は滑るし険しい。
2017年10月08日 11:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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ザレ場の斜面は滑るし険しい。
摩利支天は時間の問題でパスしました。
2017年10月08日 11:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 11:18
摩利支天は時間の問題でパスしました。
右がピークと思っていたら左にピークがあり、心が折れそうになる瞬間。
2017年10月08日 11:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/8 11:34
右がピークと思っていたら左にピークがあり、心が折れそうになる瞬間。
山頂到着
2017年10月08日 11:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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山頂到着
この頃にはだいぶ雲に覆われていました。
2017年10月08日 11:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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この頃にはだいぶ雲に覆われていました。
かろうじて見える鋸岳
2017年10月08日 12:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 12:33
かろうじて見える鋸岳
黒戸尾根もたくさん人がいます。
2017年10月08日 12:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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黒戸尾根もたくさん人がいます。
帰りはガスで視界が悪くなる場面も
2017年10月08日 13:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 13:05
帰りはガスで視界が悪くなる場面も
六万石への道も紅葉が綺麗。
2017年10月08日 13:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 13:20
六万石への道も紅葉が綺麗。
手入れすれば日本庭園のようにもなりそうな雰囲気。
2017年10月08日 13:22撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/8 13:22
手入れすれば日本庭園のようにもなりそうな雰囲気。
双児山方面から帰ります。もうへとへとで写真なし(笑)
2017年10月08日 14:16撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/8 14:16
双児山方面から帰ります。もうへとへとで写真なし(笑)
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ
共同装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

約9か月のブランク明けでの登山。
ブランク明け一発目でこの山はハードルが高すぎると不安がよぎりつつも
連休で天気が良く、体調も良いこんな日は滅多にないので
迷わず芦安の駐車場に向かいました。

やはり同じことを考えてる人が多いのか
駐車場には4時45分くらいに着いたのですが、
バスの乗車券渋滞で始発立ち乗りのスタートでした。
カーブのたびにきしむ両腕。
睡眠不足による眠気と吐き気。
着く前からギブアップ寸前でした。笑

初めて来た北沢峠は朝露の残る苔むした木々が印象的で
疲れた体に程よい癒しを与えてくれます。
登山道も青々とした小石や枯れ葉、色づき始めの木々、小川のせせらぎ、
全てが気持ちよくて、来てよかったとしみじみ思いましたね。

また甲斐駒ケ岳は天候に恵まれないというイメージがあったので
こんなにも穏やかで澄んだ景色が見られたことにも感動でした。
例によって時間が進むとガスが出てきて山頂での景色は残念ながら堪能することはできなかったけれども大満足でした。

ただ足の方は当然厳しい山には対応できずひざが笑い
体力的にもピークを踏むことで限界。
まさに帰りのエンジンを積んでない状態だったかも。

時間的には余裕があったつもりが、摩利支天どころか
普通に降りてもバスの時間に間に合わなそうな状況でした。
必死で身体に鞭を打ち下っていたものの
つま先は痛いし、息は上がるし、なかなかペースが上がらない。

でもこの混雑なら臨時便くらいあるだろうとたかをくくっていたら
ほんとに16時でバスがなくなり、待合室が締まっており
残ってるのは仙流荘方面のバスだけ。
山梨交通容赦なし。。

山小屋も満室だったみたいで、
広河原まで走ってタクシーに乗るという鬼のアドバイスに従うか
仙流荘までバスに乗ってそこからタクシーで駅まで行きJRを使って甲府まで行くかで悩んだ末後者を選択しました。

ものすごい金額がかかったけどなんとか21時には芦安に着き、
夜中のうちに家に帰ることができました。
ご利用は計画的に、ですね。
でも良い思い出になりました。

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