記録ID: 1284870
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アルパインクライミング
甲斐駒・北岳
甲斐駒赤石沢Aフランケ 白稜会〜赤蜘蛛ルート
2017年10月07日(土) ~
2017年10月09日(月)
yy0419
その他1人
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 51:09
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 6,579m
- 下り
- 6,575m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 6:07
2日目
- 山行
- 11:56
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 12:31
3日目
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 5:59
クライミング中のGPS軌跡は大きく乱れています。
天候 | 7日:雨のち曇りのち雨 8日:晴れのち霧 9日:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<アプローチ> 取付へのアプローチは8合目の先、登山道が右に曲がるところの左側に踏み跡があり、右に行くのが第1バンドで奥壁及び水場へのルート。Aフランケへは右にピンクテープをたどる。所々卦蘢度の岩場があり残地ロープが設置されています。Aフランケの頭付近を過ぎると一旦八丈沢に降り、踏み跡を忠実に辿るとバンドに入ってAフランケ基部に着きます。 <白稜会ルート前半&赤蜘蛛ルート後半> 1P目(吉D):ハングスタートでいきなり40mオーバーのピッチは、これでもかと延々とボルトラダーが続きます。ボルト間隔は結構遠く、4段アブミでは常に最上段に乗ってアブミから手を放し、立ちこまないと次のボルトに届きません。最初のピッチということもあって、2人で2時間近くかかってしまいました。終了点は壁の真っただ中でのハンギングビレー。ロクに休めません。 2P目(横T氏):恐竜カンテに沿ってボルトラダーが続きます。 3P目(吉D):何だかよくわからなかったピッチ。左に灌木の間を抜け、やや脆いスラブ状の壁を登って右に抜けると大テラスに出ました。アブミ使用せず。 4P目(吉D):大テラス左寄りの弱点から凹角に入り、カンテ上に抜ける。距離も短く易しい。 5P目前半(横T氏):アメリカンエイド混じりの核心。最初ボルトがあるが、スーパークラックからボルトがなくなり、スーパークラックをAAで登る。赤蜘蛛ルートは途中から右にそれて恐竜カンテ上に行くため、1つ右のクラックに入ったもののそこで生きずマリピッチを切りました。 5P目後半(吉D):右からカンテに出ようとするものの、カンテに出る部分の岩が脆く不安定なので断念。左のスーパークラックを見るとボルトが復活しているため、左のスーパークラックに乗り移ってボルトに沿って恐竜カンテに出ました。AAではキャメの2番がアンカーで使用していたため、1番を多用。一時的に前進用で使用して、次の支点を取ったら回収してを繰り返して、何とかAAを切り抜けました。そしてここの終了点もまたハンギングビレー。 6P目(横T氏):カンテ右のボルトラダー。後半はフリーとなり、終了点を少し伸ばしてピッチを切ります。 7P目(吉D):スラブ状フェースから灌木帯で終了。傾斜も緩く易しい。 以降ブッシュ混じりの草付きは、見た感じ確保無しで登っていけそうだったので、日暮れが迫る中ロープをしまって登攀。無事Aフランケの頭まで暗くなるまでに登り切れました。そこから8合目まではヘッデンになりましたが、一度通った道なのでどうにか無事辿り着けました。 |
その他周辺情報 | 8合目の岩小屋利用 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
撮影機器:
感想
甲斐駒赤石沢Aフランケは前回行った屏風岩と比べると一枚も二枚もレベルの高いルートでした。やっぱりアメリカンエイドは厳しい!
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