燕岳(中房温泉〜燕岳〜東沢乗越〜餓鬼岳〜白沢)
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,113m
- 下り
- 2,884m
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 2:45
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
穂高駅→中房温泉(安曇観光タクシー乗合バス)\1,700 信濃常盤→松本\580 松本→橋本\3,350(+指定席特急券甲府→八王子\1,450) |
写真
感想
夏山シーズン最後の連休です。2泊3日で槍も考えましたが、3日行く気力が湧いてこずに1泊2日で。連休初日雨模様だったため結果オーライだったのですが。
で、1泊2日で良さそうなところとして合戦尾根が浮上しました。大天井まで行くと降りられなくなるので、単純にピストンでも良いと思っていたのですが、ふと餓鬼岳への縦走を思いつき、時間的にもいい感じです。
さて、いつも通り橋本始発でスタートです。穂高駅からバスで中房温泉へ。朝のバスは5台以上の増発だったそうです。小屋の込み具合が心配。
ということで12時に合戦尾根へチャレンジ。最初きつい登りから入りますが、すぐに落ち着いて、以降は拍子抜けという感じ。確かにきついところもありますが、息を入れられるところもたくさんあります。また、休憩場所が適度な間隔であるのもペースを守って歩くには良いと思います。
ということで3時間弱で燕山荘到着。やはり人がたくさん。部屋に案内されたとき、布団が7枚なのに枕が11個並べてあったのにびびりましたが、結局部屋に入ったのは6人で布団1枚は確保することができました。
山荘着いた時には良い天気でしたが、日没の時間になって一気にガスにまかれてしまい、やることもないので早めに寝ました。久しぶりに夜高山病っぽい感じで頭が痛く寝苦しい夜になってしまいました。
それでも気が付けば4時になり、外の様子を見ると問題ない天気のようで人安心。小屋の前でご来光を待つ人々を横目に見ながら、薄明るくなったころ出発。山頂について丁度日が昇りました。それにしても凄い眺めですね、ここ。槍のビューポイントとしてはもしかするとベストなのかもしれません。
ここから誰も行こうとしない北燕へ向かいます。北燕を過ぎて道は90度右に折れ、一気に東沢乗越へ下っていきます。東沢岳への登り返しも意外ときつくなく、さらに尾根を進むと剣ズリへ向かって大きく下り、湯俣川側を巻いて、剣ズリ直下あたりから一気に登っていきます。ここがきつい。何とかこれを凌ぐと餓鬼岳が間近に見えて、さらに岩稜の道。桟道という表現がぴったりの足場が連続します。思わず「箱根八里」を口ずさみながら、ついに餓鬼岳到着。9年ぶりですが変わらず素晴らしい展望です。
さて、最後の下り。特に大凪山から最終水場までが大変。絶対登りたくないと思います。前良く登ったなというのが正直なところ。最終水場以降は傾斜は大分落ち着きますが、クサリも随所にあり、結構危ない道が続きます。紅葉の滝を過ぎればようやく緊張から解放され、左岸にわたってすぐに登山口へ。バスはないので信濃常盤まで最後の一歩き。途中餓鬼岳を見返すとはるか上に。あそこから良く降りてきたなと思いました。
今回は文句ありません。11月以降はトレーニングかねて近場へ。
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