栗駒山。新湯沢、ドゾウ沢、産女川
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,488m
- 下り
- 1,487m
コースタイム
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 9:25
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:40
天候 | 一日目 晴れ 二日目 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 登山道 概ね良好。笊森避難小屋は明るく快適、水場は小屋から3分程の産女川の源流から獲られる、トイレは水洗式である。 危険箇所等 裏掛けコースから笊森コースに下る時は看板が有り分かり易いが逆の場合は看板も無く道も分かりづらい(磐井川源流の道標から沢を30m程登ると道が出て来る)。 笊森避難小屋より下りは森林限界ぐらいまでは道がはっきりしているがその後の沢への下降点までの道は薮で覆われ非常に歩きにくい、下降点より沢までは笹薮のきつい暖傾斜帯を下りさらに急傾斜の灌木帯を下ると以外とすんなり沢に降りられた。 |
ファイル |
(更新時刻:2017/10/13 07:43)
|
写真
感想
紅葉の栗駒山を沢登りで堪能する。
一日目、裏掛けコースからスタート、まずは新湯沢を下る。
新湯沢は基本ゴーロの沢だが下るに問題の無い滝が二つ程有る、逆光に透ける紅葉が奇麗だった。
1時間30分程下ってドゾウ沢に出合う直ぐ下に堰堤が有る。出合いは広い川原でそこを暫く登ると巨大な堰堤が立ちはだかるが右岸から簡単に越えられる、その上も広い川原が続く両岸に地震での崩壊箇所が所々に見られる、沢が狭まった所では崩壊した巨石や土砂が今にも崩れそうで怖い。そこを過ぎると又川原になり枝沢が出合った所で休憩、天気が良く温かい。本流を進むとドゾウ滝が行く手を阻む、20m位は有るだろうか水量も豊富で迫力が有る、25分程時間を掻けて左岸を大きく高巻く。滝の上は茶色の岩盤のナメや登り易い滝が続き沢登りらしくなって来る。茶色の沢も上に行くに従い色づいた紅葉の沢になり気持が良い、源流が近づいた頃上を見ると登山者が見えた、裏掛けコースの登山道に出て遡行終了。
その後登山道を歩き笊森コース分岐近くに荷をデポし空身で栗駒山に向う、山頂は観光客も含む人でごった返していたが彼方に鳥海山や神室連峰、焼石連峰が見え眼下には紅葉の森が広がっており大満足で山頂を後にする(去年同時期に来た時はミゾレとガスで視界無し)。約1時間で宿泊地の笊森避難小屋に到着、宿泊者は7,8人のパーティと自分を含めた単独行2人、更に2人パーティが後にやって来た。産女川源流の水を汲んだ後ビール、日本酒、ウィスキーでほろ酔い、カレーライスと豚汁で腹を満たし20時前に就寝。
二日目 4時過ぎに起床、朝食後ご来光を拝んでよけいな荷物はデポして一番で出発。草原の中笊森コースを下る、下を見ると雲海が広がっている振り返ると赤く染まった栗駒山と笊森避難小屋が見えた。道は始めは刈り払いされており快適だったが樹林帯が近づくと笹薮に覆われ非常に歩きずらい、下降点は1160m付近と決め薮に覆われた道を下ると丁度その辺りの枝にピンクテープ見つけそこから濃い笹薮の暖斜面を対岸の1223mのピークを目標に下る、傾斜が急になると笹薮は薄くなり灌木帯を下る地図では崖になっている様なので慎重になるが灌木を伝ってすんなり1000m付近の沢床に降りる事が出来た。
沢に降りる同時にこの沢は良い沢だと思った。もう少し下ると沢の崩壊地点が有る様だが下る事はせず遡行を開始する、ナメを少し登るとゴーロになるがゴーロも美しい沢だ、滝とナメが交互に現れる。滝の登りやヘツリ、高巻は容易で快適だ、紅葉と青空のコントラストのすばらしさに見とれながら遡行していると二俣に着くここは右俣に入る。ナメや小滝を登りやがて草原の中の産女川源流に至る、この場所は笊森避難小屋の水場になっている所で3分程歩くと誰もいない小屋に到着遡行終了。
小屋でたっぷり休憩後掃除をして出発、下山は喧噪のイワカガミ平を避け裏掛けコースをのんびり下る、2時間20分程で登山口着。イワカガミ平は車両規制になっているのでここの駐車場はいっぱいなっていた、さっと着替えて帰路に着く、いい山旅だった。
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