初上高地!紅葉の涸沢から奥穂へ(涸沢テント2泊)
- GPS
- 20:55
- 距離
- 38.6km
- 登り
- 1,942m
- 下り
- 1,929m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:47
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 7:49
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:06
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
お盆の南アルプスから天候不順、体調不良の為、目標だった毎月登山が8月で途切れてしまい9月は行けなかった。
各地から紅葉の便りがあり行きたかったが恐ろしいのは人混み。
そこへ同行者から涸沢への誘い!
涸沢と言ったら恐ろしい程のテント数と人!
気弱なわたくしは躊躇しましたが結局行く事になりました。
今回、バルトロ75を修理に出しており2番目の容量のバリアント52で行くことになりました。
食事はアルファ米では味気無いのでメスティンで飯盒、あと肉とカット野菜、鍋、ビールも荷揚げ寄せ鍋とすき焼きをやる予定にしました。
出発前に最終パッキングしたらバリアントではやはり容量が足らずウエストポーチも追加になりました。
バリアントには冬装備を詰め込むための大型のポケットが付いていたので、そこにテント装備、ヘルメットなどを外付けし何とかパッキング出来ました。
いざ!!!
1日目(8日)
朝、待ち合わせし沢渡に7時頃到着。
なんとゆっくりな!
駐車場も何とか確保し上高地へ!
やはり連休、人が多い!
河童橋へ・・・眼の前に梓川の清い流れと穂高連峰が聳える。
憧れだった光景が・・・感激!!
横尾まではハイキングコース、周りの景色を楽しみながら歩きます。
横尾で昼食、橋を渡ると人がぐっと減り道も登山道らしくなり屏風岩を眺めながら進むと本谷橋へ。
河原で休憩、ここから道が急になります。
ガンガン進むが同行者が遅れだし様子を見に降りたり登ったり降りたり・・・そうこうしているうちにヒュッテが見えてきた。
ヒュッテは沢山の人、人、人。
テン場を確認すると良い所はあらかた埋まっている。
雪渓の淵辺りに何とか2張り建てられそうな場所を見つけたが寝るにはちょっと覚悟が要りそうな感じだったが遅くなったのでしょうがない。
1晩ガマンして明日、引越しすることにした。
夕食は寄せ鍋、メスティンで飯盒。
鍋は大成功(カット野菜と肉を入れるだけだが)ゴハンは固くなってしまった。
ゴハンは鍋の残りを入れて雑炊にし朝食とした。
テントを奥の方に張った為、トイレに行くのが大変、テントの間のあぜ道のような所を張り綱に注意し音を立てず落石をしないよう慎重に歩いた。
同行者が迷いそうなので待ち合わせしたが、お互い見つけられずに一人で戻ったら30分も迷ったらしい。
ある意味核心部だったのか?
空には星がキラキラ、テントのランタンが光り幻想的な夜だった。
2日目(9日)
奥穂高岳に登り北穂高岳まで縦走、涸沢に戻る予定。
朝、感動的な夜明け。
涸沢を囲む山々が朝日を浴びて紅くなる。
良い天気の予感。
朝食を済ませ大行列のトイレを済ませ奥穂へ。
ザイテンまでの道で先行者の後をついて行ったら道が怪しい、スマホのGPSで確認したら道間違え。
正規の道に復帰したが、自分で確認しなかったのも道迷いの原因の一つ。
これから注意しないと。
蒼い空に聳える奥穂に向かってザイテンを登っているとどこかで見た顔が・・・山岳フォーラムやイベントなどで拝見した事のある宮田八郎氏だった!
思わず大声で話しかけてしまったが撮影中だったらしく大変失礼してしまった。
そして穂高岳山荘へ。
ここで休憩後、風があるのでレインウェアを羽織り壁に取り付き奥穂山頂へ。
稜線に出ると風が。
ジャンダルムも見えてきた。
山頂へ出ると人がいたので前穂側へ。
上から見る上高地、遂に来た!
ジャンへの稜線が厳しい。
暫くするとガスがすっかり山頂を包んでしまった。
風も強く体温が奪われる。
もっと居たい気持ちをガマンして下山。
山荘に戻り冷えた身体をラーメンで温めた。
風が強くガスっているので北穂までの縦走は諦めテントに戻る事にした。
ザイテンを降り涸沢小屋経由で戻ると周辺はまだ紅葉が残っていた。
小屋からテント場を見ると昨日より全然少ない。
戻る間に引越し場所の目星をつけコンパネを確保、通路に近い方に引越しした。昨日より全然快適、まるでベッドで寝ている様、ゴロゴロしていたら昼寝をしてしまった。
夕食はすき焼き、今の時期、肉も野菜も2日が限界か。
メスティンで飯盒、昨日の反省で今回は完璧、フタの上に重しを置いていなかっただけだけど。
山頂部は雲に隠れ星も見えない。
寝ている時は時折テントが飛びそうな風も吹いた。
3日目(10日)
いよいよ最終日、下山だ。
天気が良ければ北穂に登るつもりだったが山頂はガスに隠れていた。
諦めテント撤収、ヒュッテに別れを告げ下山。
長い道を下り本谷橋、横尾で休憩、快適そうなテン場がある徳沢でソフトクリームを食べた。
明神館でもソフトクリームを食べた。
河童橋まで来ると人が多い。
バスターミナルに到着、急ぎお土産を買いバスの行列に並び3台目で上高地を後にしましたとさ。
長々と書いてしまいましたが最後までお付き合いありがとうございました。
こんなに長く書きたくなるほど、初めての上高地、穂高連峰で感動しっぱなしで、その気待ちを忘れたくなかったのでこんなに長くなりました。
最高の山旅でした。
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