高尾山・景信山・陣馬山
- GPS
- 08:18
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,255m
- 下り
- 1,094m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 7:45
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 6号路の飛石からの沢筋は増水していて滑りやすくなっていた。その他危険箇所は無い。 |
その他周辺情報 | ◆登山後の温泉 陣馬の湯の一つ陣渓園で入湯。1000円。ここから藤野駅まで約4kmなので歩くと小1時間掛かる。タクシーを呼んで貰って藤野駅まで1810円。 |
写真
感想
下の廊下を目指したい会の9月30日の大山に続いての今年4回目の山行は再び高尾山へ。でも陣馬山まで縦走して距離を延ばした。快晴の紅葉前線で展望も好く、最高な山稜逍遥を楽しめた。下の廊下も来年は行けるかも?
紅葉も良い時季になるしといろいろと行き先候補を挙げて意見を問うた所、迷って回答無し。なのでアクセスも含めて無難な高尾山とした。でも昼時以降の高尾山口から高尾山は相当な混雑になりそうだから、高尾山口を出発点、距離を延ばすので陣馬まで、帰りは温泉に入りたいので陣馬の湯に降りる、と言うコースにした。週間予報では雨模様だったものの前日の天気予報で雨は夜のうちだけとなったので決行としたが、大正解。早朝Iさんは家を出る時間に傘をさしたと言ったが雲一つ無い快晴になった。
8:10に高尾山口に集合し、8:16に出発。8時に開店した観光案内所で登山道の状況を尋ねたら台風22号の影響で6号路は水が多いとのことだったが、通過不能と言う程ではないので一方通行でもあるし6号路を登ることとした。妙音橋から自然林の中の沢沿いの登山道に入ると一気に山深い印象になる。琵琶滝や行者堂等の見所も多く、飽きが来ない径だ。飛石からの沢筋は確かに水が多く、沢登りかと思わせる程の所もあった。階段登りが始まると右手に見える尾根がどんどんと近づいて来て山頂が近いことが解る。6号路一方通行の告知が見えたらもう舗装路になり山頂域だ。9:30だと言うのに結構な人出だ。舗装路脇の紅葉は未だ未だだったが一部では十分見頃になっているモミジもあり目を楽しませてくれる。そして見晴台に向うと今日は丹沢の山々の全てと富士山がくっきりと見える。これは嬉しい。
でも余りにも人出が多いので休憩せずにもみじ台まで降りることとした。茶屋の前の絶景ベンチで小休止としたが、正面に大展望が広がり、しかも落ち着いておにぎりを頬張れる。大正解だ。次の休憩ポイントは城山だが一丁平の展望デッキも良い休憩ポイントだった。城山までは緩やかなアップダウンが続き、特に一丁平までは富士山側の展望が楽しめる。城山からは東京側の展望が広がる。この辺りの山頂小屋では食事と共にビールも結構な売り上げを占めていそうだ。そう思わせる程に早くも乾杯しているパーティが多い。でも我々は先が未だ長いので節制を続ける。口を付けると一杯じゃ済まないからね。景信山山頂は丁度昼時とあって尚更だった。山頂に集う登山者も数百人は居るほどの賑わいだ。
景信山から陣馬山へと踏み出すとまた登山者がまばらになる。この先は皆未知のルートでどんなアップダウンが待っているのかと思ったがちょこちょこあるピークには巻き道が付いていて省エネできた。堂所山の手前にも分岐があり、巻き道を使わせて貰う。この巻き道がシングルトラックでIさんは廊下気分を味わったようだ。堂所山の先に切り開かれた場所がありそこで小休止。ここから底沢峠はすぐだった。また峠が三つ続くがその間もそれ程の起伏も無く、陣馬山へも緩やかに登り着いた。白馬のシンボルが青空にも眩い陣馬山の山頂はまた大勢の登山者で賑わっていた。360°全周の大展望は素晴らしい。これまで望めなかった雲取も視野に入る。陣馬山からは栃谷尾根を陣馬の湯まで下るつもりであったが、少し急かと言う危惧もあったので調子を含めて皆に相談したら大丈夫とのこと。栃谷尾根は確かに急な所もあるが前回の大山に比べれば大したことは無いとのこと。中々経験が役立っている。またきちんと道標も整備され登山道も歩きやすく良い尾根径だった。
陣馬の湯は1軒廃業して現在は2軒のみとのことだが、途中にあった道標を頼りに陣渓園の内湯で汗を流した。芸能人のサインが多くあり、ふと玄関に目を向けるときゃりーの「犬に金棒」の大書があった。ここでタクシーを呼んで貰い藤野駅へ向かったがタクシーの女性運転手にいろいろと話を聞くと志村動物園がここでロケをやっていたようだ。なるほど。我々は八王子まで中央線で移動し、打ち上げして解散。酒の美味いこと。
今回は皆自分の地図を持って休憩の時に拡げて見る姿も見られた。距離を歩くのも自信が付いたようで下の廊下も遠い目標では無くなって来たと感じているようだ。でも未だ早いかな。足りない経験を一つずつ積んで行かないとね。次回は12月に丹沢塔ノ岳と言う計画だ。また好天に恵まれることを期待したい。
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