大雪渓〜白馬鑓ヶ岳〜鑓温泉 貸し切り万歳!
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,785m
- 下り
- 1,775m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 9:18
天候 | 両日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
31日出発時は使えたトイレが、1日下山時には閉じられていた。 |
写真
感想
貸し切り狙って鑓温泉へ!
奇遇にも一昨年と全く同じ日付です。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-756021.html
今回は逆周り、大雪渓を登ってから温泉へ下るルートにしました。
到着が遅くなってしまうので先客が居た場合、風呂脇の特等席にはテントを張れなくなってしまいますが、朝風呂入ってからのんびり下山できます。平日なのできっと貸し切りと信じていざ。
しかし早々に敗退の危機が二度。
まずは林道の、橋が撤去された渡渉箇所で、足を置いた石が滑ってizshun君転倒!
幸い体が濡れたり靴が水没したりはせず事なきを得た。
続いての危機は白馬尻の先にて。
思ったより雪が深い。岩の隙間にはまったりしてそこそこ苦戦。このままずっとこの調子だと到底温泉には辿り着けない。
大雪渓に乗る手前でソロのお兄さんが断念して引き返してきた。我々も今日は戻ってワカン持参して明日明後日で出直すか!?と会議。
でも大雪渓そのものはラッセルするような雪質ではないように見える。
とりあえず進んでみて、やっぱり時間かかりそうなら引き返すということに。
しばしラッセルし、大雪渓に乗ると雪は硬めで問題無く歩けそう。これなら行ける!
ということで敗退の危機を無事脱し、鑓温泉へと歩みを進める。
スキーヤーやボーダーさん達はほどほどに登ったところでドロップ体勢へ。
上を目指すのは我々のみとなった。秋道を辿ってハイクアップ。
小雪渓は渡らず、そのまま直進して稜線へショートカット。
そこそこの斜度×表面ややカリカリ。チェーンスパイクで対応可能な範囲ではあるが、転ぶとマズイ状況なのでちょっと心許ない。
無事稜線に出ると、そこはエビの尻尾に埋め尽くされた白い世界!興奮!
一昨年、大出原から稜線に出た時のシチュエーションとおんなじ。
時折ガスに飲まれるが、それが晴れる瞬間の、ベールが取れて景色が現れていく様子がゾクゾクするほどカッコイイ。
貸し切りの稜線歩きに酔いしれる。いや〜、引き返さなくてほんとに良かった。
鑓ヶ岳の肩に出ると、雲海に浮かぶ後立山稜線や剱立山連峰の絶景とご対面。
実に素晴らしい!雪山シーズン始まりましたな!とテンション上がる。
一昨年と同じような山頂写真を撮り、分岐へと下っていく。この区間もかなり快感!
分岐から大出原の斜面へ。夏道の面影を辿っていく。
中腹から雪深くなりズボズボと埋まりながら下る。ここらへんの雪は一昨年より多いかも?これ登りだったらやっぱりワカンかスノーシューは欲しい感じ。
ライチョウさんとも遭遇♪いいことづくめだな〜。
温泉へのくねくね道も雪深い。最初の沢で給水。
鎖場を慎重に通過し、さあいよいよ温泉間近。誰もいないことを祈る!
温泉到着。…フフフ。
万歳!貸し切りです!!
夕焼け風呂、星見風呂、朝風呂と心ゆくまで温泉を堪能。
とびっきりの贅沢でした。
翌日下山していくと、杓子沢の少し先でトレース登場。
登ってきた人が断念して引き返したのでしょうか。
もし我々が先発隊で大雪渓からではなく温泉に直接上がっていたら、トレース辿って後続隊がやってきて貸し切りでは無くなっていたかも!?
稜線〜温泉の雪深さも登りで使うのは大変な感じがしたし、今回は大雪渓越えて温泉に下るというコース取りが色々と功を奏したようです。
ピークとしては白馬一山しか獲ってませんが、貸し切り稜線・貸し切り温泉に大いに満足した山行でございました!
やっぱり雪山はいいですね♪早く雪山に行きたくなりました!
kazukspさん、コメントありがとうございます。
雪山いいですよね。待望のシーズンがやってきました。お互い安全登山で楽しみましょう。
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