外山⇔湖上山【奥日光】

2017年11月07日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.4km
• 登り: 870m
• 下り: 870m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:04
• 休憩: 1:16
• 合計: 8:20

5:48 日光湯元スキー場
7:40 7:50 外山鞍部
8:14 8:20 外山
9:10 9:10 等高線2110m
9:58 10:48 湖上山
11:20 11:20 等高線2110m
12:07 12:12 外山
12:30 12:35 外山鞍部
14:08 日光湯元スキー場

日光には外山という山が二つあります。
当日登った奥日光の他に、表日光の東照宮の北に栃木百名山の一峰があり、男体山〜高原山が好展望です（標高は880.1m）。
日光地域は大きく四つに分けられ、奥日光・表日光の他、奥鬼怒方面は裏日光、足尾山地北部や古峰ヶ原方面は前日光です。

各地点の標高（地形図に表記されている以外は凡そです。）
湯元スキー場の駐車場＝約1480m　　　　　五色沢の砂防堰堤＝約1660m
外山鞍部＝約2160m　　　　　　　　　　　外山頂上＝2204m
外山〜湖上山間の無名ピーク＝約2110m　　湖上山頂上＝2109.9m

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

11/7 6:10

金精峠の稜線に朝日が差し始める。

11/7 7:43

外山鞍部は南側が開け、富士山が見える。

11/7 8:09

外山頂上の北側直下から

11/7 8:10

太郎山〜帝釈山〜女峰山〜小真名子山〜大真名子山

11/7 8:16

湯元温泉街を俯瞰

11/7 8:16

会津高原〜男鹿山塊
手前中央は於呂倶羅山

11/7 8:17

外山頂上からの男体山

11/7 8:18

男体山一家

11/7 8:22

那須岳方面

11/7 8:22

高薙山〜山王帽子山間の奥に見える山々

11/7 8:27

標高2110mピーク（手前）と湖上山

11/7 8:28

中禅寺湖南の黒檜岳（左）から皇海山（右）まで

11/7 8:28

袈裟丸連山〜皇海山
左奥に富士山

11/7 8:28

筑波山〜富士山

11/7 8:56

森閑とした湯ノ湖

11/7 9:08

標高2110mピーク付近から外山

11/7 9:11

一瞬 雲海に見えた、山陰を映す中禅寺湖
右手前は湖上山

11/7 9:23

白根隠山〜白根山

11/7 9:45

日光白根山は周囲に多くの前衛峰を従え、真西側以外には全容を現さない。
右は前白根山

11/7 9:46

山頂部のズーム

11/7 9:47

前白根〜標高2110mP〜外山

11/7 9:48

湖上山の北側直下から眺める端正な外山

11/7 9:54

温泉ヶ岳東方の2207m〜2193m〜高薙山

11/7 10:03

憧れの湖上山三等三角点
山名板は裏返しで地面に落ちていたので、小枝に吊るした。

11/7 10:04

男体山家族の眺めが良い。

11/7 10:05

周囲に前衛峰を従えず、白根山とは対照的

11/7 10:06

長男〜母〜姉妹

11/7 10:07

於呂倶羅山〜山王帽子山間の奥に見える山々
手前は三岳

11/7 10:09

袈裟丸連山の奥に富士山
左手前は三俣山

11/7 10:10

湖上山から白根山

11/7 10:11

白根隠〜白根〜前白根

11/7 10:12

白根隠山南東尾根の裾野奥には微かに榛名山が…

11/7 10:31

中禅寺湖の奥は茶ノ木平〜半月山
更にその奥には、

11/7 10:31

加波山〜筑波山
靄（もや）の海に浮かぶ姿は雄々しく、爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳に酷似

11/7 10:34

筑波山がよく見える足元には”日光山紀行”の看板が落ちていた。
”栃木の山紀行”の看板と合わせて撮り直す。

11/7 12:09

大佐飛山〜那須岳方面

11/7 12:10

外山頂上
（帰りに撮影）

11/7 12:10

頂上の立ち枯れ木

11/7 13:55

下山中にスキー場から
太郎・小太郎〜真名子姉妹〜男体山
姉妹の奥に女峰山（帝釈山は見えない）

3/15 13:10

【おまけ】
栃木百名山の外山頂上から展望する高原山

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

D3100 ニコン

感想

たかやま

ネットで調べ、ある程度の展望は得られそうなので行って来ました。
夏場の栃木県北部は発雷確率が高いこと、ネットの写真に木の幹や枝が写り込んでいるものが多いこと、藪山だが頂上までの距離はそんなに長くはないこと等から、日は短いが、広葉樹が落葉した今の時季となりました。

天気は予報どおりの快晴＆ポカポカ陽気で、下りでは着ているものを脱ぎ、2000m超の山稜でも肌着一枚と普通の山用上着だけで十分でした。
春なら快晴でも霞みやすいですが、空気の澄んだ秋は絶好の山日和で、富士山や筑波山まで見えるとは全く予想外でした。
外山、等高線の2110m、湖上山のそれぞれのピーク周辺だけが主にシャクナゲの藪で、笹薮は全くありませんでした。
色あせたピンクテークや黒のビニールテープがあり、道形（＝踏み跡）もほぼ明瞭でした。尾根の分岐がないので道迷いの心配がなく、歩きやすい所を歩くという感じでした。

ネットの記録には外山鞍部まで戻らず、弓張峠へ下るものや、東側の支尾根を下るものがありましたが、無難に越したことはなく、来た道を戻りましたが、標高2100m付近から鞍部までの登山道は雪が踏み固められたアイスバーンで、ノーアイゼンで歩ける限界でした。（チェーンアイゼンを持っていましたが使いませんでした。）
鞍部から湖上山までの雪は所々に少しだけで、全く問題なしでした。
五色沢の堰堤から外山鞍部まで標高差500mの急斜面が、当日の核心部でした。

衣服もザックもゴミだらけ、ほこりだらけは藪山登山では必定であり、下山後は乗車前に着替えました。夏場、人気（ひとけ）のない登山口なら汗だらけの肌着も着替えることがあります。脱いでみると、意外と汗びっしょりになっているものです。
下山後の温泉は清々しいものですが、最近は温泉へ入るより早く帰宅したい思いの方が強いです。

前回の10月下旬の山行の帰路、リアルタイムの道路交通情報では平日にも関わらず、イロハ坂の下りが大渋滞のようでした。渋滞の先頭は多分大型バスでしょう。
当日も交通量は多めでしたが、紅葉は清滝付近でも終盤でした。
関東平野の内陸から、真っ白い日光白根山の山頂部分だけが見えるのも間もなくです。