山水画の渓谷から忍耐の山頂へ・ダツヤ山

2017年11月10日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.3km
• 登り: 371m
• 下り: 361m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:23
• 休憩: 0:16
• 合計: 3:39

13:06 スタート地点
13:24 13:24 ゴルジュ入口
14:13 14:20 平坦な中流域
14:31 14:33 二つのケルン
15:20 15:24 ダツヤ山
15:48 15:50 二つのケルン
16:07 16:08 平坦な中流域
16:24 16:24 ゴルジュ入口
16:45 ゴール地点

天候

☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

萩往還夏木原交流施設-小吹峠-ダツヤ山登山口
・登山口標識の手前100mの林道入り口付近に駐車

コース状況／危険箇所等

・渓谷沿いの狭いトレイルは積もった落葉で滑りやすくなってます
・短い固定ロープに頼り下降する際はロープの強度は要チェックです

写真

11/10 13:06

登山口の標識から植林帯に入ります。ついにこの山に向かうワクワク感( ｀ー´)ノ
いきなり茂る藪をかき分けているとダツヤ山に来た実感と臨場感湧いてきます！
穏やかな流れの沢は二つ目の堰堤を過ぎると高巻きとなり下って行くとついにゴルジュの入口が現れます

11/10 13:35

碧い淵の奥に連瀑の先頭の滝が覗いてます！
ここで沢の空気感がガラリと変わりました！

11/10 13:35

そしてこれから入るトレイルにもただならぬ緊張感を感じます

11/10 13:41

そしていきなり最大の難所を迎え緊張感マックスに！
滑ったらあの狭いゴルジュに吸い込まれます

11/10 13:36

慎重に通過します

11/10 13:39

微妙なステップを歩いてますが
次の綺麗な滝に見とれてしまいます

11/10 13:37

狭いゴルジュを蛇行する水流！

11/10 13:40

対岸から。あの岩棚中段の落葉のバンドを渡り(-_-;)
右端に見えるロープにぶら下がり沢身に降りました(^^;
ここから見てもゾクッとします

11/10 13:48

11/10 13:52

更に滑のスライダーがジグザグに流れる絶景にしばし見とれてしまいました(*'▽')
自然の造形に感嘆！
この美しい水流に言葉もなくただボーっと眺めているのでした

11/10 13:55

トレイルは更に高巻き

11/10 13:55

次々と現れる滝を見下ろし進みます

11/10 13:56

11/10 13:57

11/10 14:00

狭い落葉のトラバースが続きます

11/10 14:03

流れ込む支流に入らないよう塞いであります

11/10 14:11

ゴルジュの最後に大きな滑滝が現れました

11/10 14:15

対岸の色付いた尾根を見上げる

11/10 14:17

11/10 14:18

滝を過ぎると穏やかな流れとなり平坦な植林帯に入ってゆきます

11/10 14:27

多くの支流が流れ込み徒渉が続きます

11/10 14:31

二つのケルンを通過

11/10 14:33

ケルンの先で目印は左の小沢に導いていきます

11/10 14:44

ほぼ沢身の水流を歩くようなトレイルです

11/10 14:48

どんどん沢を詰めて行きます

11/10 14:54

高度が上がりゆく手がスラブの壁に阻まれる！ルートミスに気付き右側の藪をかき分け上がると踏みあとに合流できました

11/10 15:03

がここから強烈な笹藪が始まりました！かき分け進みますが押し戻されそうな強靭さ！進行方向と逆目に延びた枝しかも急斜面に何度も撤退しようと思いました(-_-;)
低く潜ればはっきりとトレイルが見えますが…

11/10 15:23

傾斜が緩やかになり突然足元に三角点が見えました！
ひょっとして？ここは

11/10 15:22

山頂でした！藪ひどすぎだろ！
藪で身動きもとれん

11/10 15:23

樹林と空以外は何も見えず何もわからず
方位を確認することもなく休憩する気にもならず
早く降りましょ(^^;

11/10 15:24

11/10 16:07

11/10 16:28

暗くなる前にゴルジュを通過しました

11/10 16:43

堰堤通過

11/10 16:45

無事下降しました！
何も見えない山頂ですが楽しすぎる山行きでした。ありがとうございました。

11/10 17:02

帰りに紅葉が綺麗だった

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX400V SONY

iPhone 6 Apple

感想

limited

アプローチからもトレイルからもダツヤ山の山体、山容を確認することができませんでした。藪と樹林の山頂からも見えるものは何もなく地形図で山容を想像しGPSで今山頂にいるんだと実感できるインビジブルな満足感！
特筆すべきは小規模なゴルジュに懸る滝や神秘的な深淵、そして連続するナメラの美しい水流等渓谷の美観に圧倒されました！山水画を見ているようなまさに山紫水明の世界がありました。この渓谷を訪れるだけでも十分満足できると思います。
piscoさん達が4年前に歩かれたレコを見て以来、行きたい山リスト入りだったのですが山口に帰ってきてやっと実現できました！

PS.山頂の藪は凄まじく成長しています。piscoさん達が当時山頂に残されたはずの記念プレートは見つけることができませんでした(^^;

コメント

pisco1951

ついに行かれましたね！
おはようございます。またまた「感謝」です。
以前登った際に沢で4ejさんと美味しくコーヒー飲んだことを思い出しました 。
山頂は以前より相当藪化が進んでいますね。ここはやはり渓谷美が命です 。

追)記念プレートは写真撮影後、すぐに撤去しました
　

limited

Re: ついに行かれましたね！
そうだったのですね！
三角点も藪に埋もれそうでした
しかし苦労して到達した山頂は味わい深い所でもありました！
当時はクマの情報も含め最も危ない山というイメージがありました。
最近ほとんど登られた情報がなくてこの山が忘れられてしまう前に
行っておこうと思い意を決しました！
こんなに素晴らしい渓谷があったなんて感動しました！行ってよかったです。