岩茸石山・棒ノ嶺(御嶽駅→仙岳尾根)★道迷いあり★
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- GPS
- 08:38
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 1,363m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:32
天候 | 快晴。午前中は冷たい風がやや強く吹く |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
板橋4:32ー(赤羽・南浦和・西国分寺・立川・青梅のりかえ)ー6:56御嶽 ▼帰り さわらびの湯15:36=(国際興業バス620円)=16:21飯能駅 飯能16:40ー(西武線:快速急行・練馬で各停にのりかえ)ー池袋 ★快速急行は副都心線直通のため、池袋まで乗ってしまうと170円余計に運賃かかります。 ★飯能16:42発の急行は秩父鉄道からの直通電車で、池袋まで乗り換えなしで行けますが混んでいることが多い。今回は確実に座れる快速急行を選択しました(池袋に到着する時刻は快速急行・急行のどちらに乗っても大差なし) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●紅葉状況● 植林帯を歩く区間が多く、紅葉狩りには向かないコースです。 岩茸石山・黒山・棒ノ嶺の各山頂周辺を中心にところどころで紅葉が見られる程度です。紅葉もカエデ類は少なく、ミズナラなどが多かったような気がします。 ●仙岳尾根 ⚠道迷い注意⚠ ・尾根を外す場所など、迷いやすい箇所には基本的に公的な道標やロープで誘導されています。 ・最初に林道に出た後、登山道へは林道を左に進みます。 ・電子国土の地形図では500m付近までは尾根筋を降りるように描かれていますが、これは誤りです。 【 最 重 要 】 600m付近にある道標(登り方向の「棒ノ嶺」のみ指示されている)の場所から、西の尾根(仙岳尾根本体?)にトラバースする道があり、これが正しい登山道となります。 このトラバース道へ誘導するピンクテープがわかりづらく、また、地形図に描かれたルートから、そのまま尾根筋を直進して下るのが正解に思えるのがクセモノです。最初は気づかずにそのまま間違えて尾根筋を下ってしまいました。間違い尾根とはいえ植林作業用のピンクテープも多く、踏み跡も明瞭であるため一旦直進してしまうと、コンパスで尾根の向きを確認するか、GPSで現在地を確認しない限り間違いに気づくのは困難です。 <参考>この間違い尾根を下っても下山は可能なようで、ヤマレコにも多くの記録が投稿されています。ご参考までに ・beginner53さんの記録:棒ノ嶺・槇ノ尾山(白谷沢から林道へ あとはヤブコギ(+_+) 仙岳尾根) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-541591.html ・goroさんの記録:棒ノ折散歩 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1188756.html ●その他の注意点 惣岳山、岩茸石山の前後は露岩の急な昇り降りあり。 岩茸石山〜黒山の間も急なアップダウンが多く、地形図のイメージよりはかなりハードです。足場の悪い場所も散見します。 |
写真
手前の送電線鉄塔群が見えるのは真名井北稜(未踏)
最初のピークはヤマレコwikiによれば「興越(こしごえ)山」というそうです。何の疑問もなく「おっこしやま」と読んでしまったのはナイショです。
県境尾根にあった写真の道標の「落合」が仙岳尾根の下山地点。こんな立派な道標があるなら予習なしでも、なんとかなるっしょ。
最初はここに道標がある意味が分からず、そのまま尾根を下ってしまいましたが、この道標から左手にトラバースする道に入るのが正解です。踏み跡も薄く、目印のピンクテープもわかりにくいので要注意。
感想
8月以降足の状態がずっと思わしくなく、今回もなるべく足への負担の少なそうな山を選択するべきでした。
そうなると第一候補は「どこからでもエスケープ可能」な高尾〜陣馬の縦走が真っ先に浮かぶのですが、秋晴れの大混雑は間違いなく、自分のペースで歩かせてもらえないのは明らかです。
悩んだ末の今回のルート、植林が多いのは承知で、その意味でもあまり混雑はしないだろうという期待もありました。足に不安があればリタイアも比較的容易です。
岩茸石山までは特に問題もなく進み、その先は時折ある急なアップダウンに苦しみながらも、足の痛みも問題ないといえる範囲(微妙な言い回し)
ゴンジリ峠手前で謎の巻き道に入り、おまけに熊鈴をなくすという意味不明なチョンボを犯しながらも、予定より45分早く棒ノ嶺到着。
しかし秋晴れの棒ノ嶺、大展望の山頂広場には恐らく100人を超えるハイカーが集結。埼玉側からも東京都側からも訪れる人は絶えません。
計画では、「関東ふれあいの道」の白谷沢か、一般道の滝ノ平尾根を下る予定でしたが、あまりの人の多さに躊躇なく「仙岳尾根」での下山を決意。
道中結構な急下りをこなしながらも足・膝がそれほど痛むこともなく、スタミナにもまだまだ余裕があるが故の選択です。
結局棒ノ嶺頂上では、座って休憩することもなく、逃げるように都県境尾根を槙ノ尾山へと向かいます。
棒ノ嶺はあれほど人でごった返していたのに、2分も歩けばすっかり静寂の世界です。
仙岳尾根は指導票が要所要所に建てられていて、それほど難しくなさそうに思わせておいて、歩いてみればやっぱり「山と高原地図」で破線扱いにされるのが納得というルートでした。
「コース状況」の欄でも触れたトラバースポイントを含め、ルートを迷った場所が3か所。えげつない急下り、植林の多さも併せて、歩いて楽しいと感じる要素は皆無でした。おまけに降りた後の車道歩きも長い…。
少なくとも足に不安のある状態で下りに使うのは、やっぱり間違いでした。
さて、次に山に行けるのはいつになることやら・・・。
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