山ガールの夏山締め 北ア 燕岳~大天井岳~常念岳~蝶ヶ岳~上高地 蝶ヶ岳は断念
- GPS
- 55:59
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 2,665m
- 下り
- 2,601m
コースタイム
7:50中房温泉登山口-8:25第一ベンチ-8:55第二ベンチ-9:45第三ベンチ-11:10合戦小屋12:05-13:20燕山荘14:00-14:30燕岳14:50-15:20燕山荘 燕山荘泊
【二日目】
燕山荘6:30-10:00大天荘10:15-10:30大天井岳10:40-10:50大天荘11:00-13:45常念小屋 常念小屋泊
【三日目】
常念小屋4:25-6:00常念岳6:10-10:00蝶槍-10:30横尾分岐-13:10横尾-14:05徳澤園-15:00穂高奥宮-15:50上高地バスターミナル
天候 | 29日 曇トキドキ晴れ 30日 概ね晴れ 31日 霧雨まじりのガスの中 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR大糸線 松本06:00〜穂高06:28 定期バス 穂高06:40〜中房温泉07:35 http://nan-an.sakura.ne.jp/bus/bus/nakafusa-teiki-bus21.html 【帰り】高速バス 上高地16:30〜新宿08:30 さわやか信州号http://www.sunshinetour.co.jp/alps/ |
写真
感想
ホントの最初は別グループと劔岳に行く予定だったんだがな、仕事の都合的な?諸般の理由により休暇強制移動!
行けなくなった事にふて腐れつつも劔の面々に平謝り。
あ〜、劔にはいつになったら行けることやら〜。
そんなくだりがありつつも、折角の(移動された)連休を棒に振る気はサラサラ無いっ!
縦走すっぞ!縦走!
で、山ガー連れてドコイク?
3日間しかないしー、八ヶ岳っしょー。お風呂有り小屋いっぱいあるし〜。
行者小屋行ってー、オーレン泊まってー。
そんでー、、、ぬうぅぅぅぅ、物足りーん!!!
北アじゃボケー!
わしゃー北アが良いんじゃ!!
っつー事で、槍穂の景観を楽しめちゃう表銀座に決!
なんてたって燕山荘の生ビールが美味い!!!笑
時間とお金の節約のため夜行バスにて松本へ。
松本でJRの始発待ちをして穂高駅へ。
バスで寝れなかった分、電車で爆睡。
動かねぇなぁと思い、ふと目が覚めると穂高駅!?
隣に目を向けると爆睡中。
おーい、目覚まさないと大変だぞー。
危うく乗り過ごしつつも無事に登山口に着。
平日の割にボチボチ人もいたけど、まーこんなもんだろと登り始めるわけです。
天気も良好で、日差しは強めだが立木が影を落としてくれている。
後ろを振り返れば知った顔が苔苔苔と戯れていらっしゃる。
あー癒される。
そこに現れるのは天敵大人数。
その名も中学校の林間学校。
相手さんは大人数だもんで、そりゃー、一般登山者に道を譲るわな。
で、「おはようございまーす!」の輪唱大会。
行けども行けども「おはようございまーす!」「おはようございまーす!」って、
あぁ、私の癒しはドコへ…
そりゃ、嫌でもペース上がっちゃいますよ。
あまり無事でもなく、天敵林間学校を抜け、再び癒しの空間へ。
三大急登だかなんだか知らんが、表銀座を歩けるのが嬉しすぎる私は、頭があがらない知った顔の状態も気にせずついついペースアップ。
うーん、ごめん…。
今日中に大天荘まで行く予定だったけど、早々に予定変更。
燕山荘で生ビール!!!
じゃなくて、パートナーの体調が一番大事。
合戦小屋のスイカも楽しみにしてたけど、意外と涼しすぎて今回はスルー。
雲もでてきて景観も望めない中、のんびりのんびり。
お花がまだまだ咲いていたのが嬉しかったなー。
で、燕山荘。
平日のかいあってか、ほぼ個室。
早々にザックをデポして燕岳へ。
残念ながら雷鳥にはお目見え叶わなかったけど、コマクサ女史は出迎えてくれました!
ザックのない身軽さでちょいちょい遊びつつ、山頂に到着!
なんも見えねー…
けど、ちょっとしたドラマが。
詳細は来週!(ウソ)
当時、山頂目前で高所の恐怖に勝てず登りきれなかったママさん。
月日は流れ、お子様を連れて十ウン年ぶりのリベンジ。
それを支えるパパさん。
このパパさんがすがー素敵なんだよ!!!
憧れちゃうぜ!
山頂でのんびりするもホバリング虫が鬱陶しいので山荘へ。
メガネ岩で遊んでいたら出迎えてくれたのは、そう奴ら!
元気のかたまり、林間学校。
・・・・・うん。みんな良く頑張ったね。
雲ニモマケズ、林間学校ニモマケズ、山荘へ戻。
することねーし、飯だな。ビール♪ビール♪
おぉー、噂に違わず美味美味!美ん味いわー!
程良く酔っ払い、寝ちゃわないでねと言われてたにも関わらず、日没を待たずに爆睡。
しびれを切らしたのか、起こされた時には雲が晴れ、綺麗な夕焼けが♪
夕焼け堪能後、燕山荘のホルンはパスし、展望デッキで星空堪能。
圧巻の星空でした☆彡
なんだか今日一日で疲れちゃったし、明日の天気は悪そうなので、明日は縦走やめて、下山して温泉でも行くかー、と温泉に心奪われつつ就寝。
翌日、目が覚めて窓の外を眺めてみると、素ん晴らしい朝焼けが!
隣でまたもや気を失ってる知った顔をユサユサ起こし、小屋の外へ。
まぁ、なんて景色でしょう♪ 360度大パノラマ!
しばしボーっとし、ポツリと一言。
これは行かなきゃバカでしょ?
という訳で、早々に身支度をし、小屋の前で中学生が記念写真を撮っている中、朝食を済ませ、常念小屋にレッツゴー!
槍穂を眺めながら、穏やかな稜線をのんびりのんびり。
イヤー、サイコーですな!
言葉で言い表せない。
道中、蛙岩で面白おっちゃんに出会ったり、誰かが落っこしたであろう地図をピックアップしたり、大天井岳でヒーヒー言ったり、なんだかんだ楽しく大天荘へ。
大天荘でコーラを補給し、ザックをデポして大天井岳へ。
山頂から槍の穂先を双眼鏡で覗いてみると、なんとまぁ、穂先に人が見えるじゃないですか。
登頂おめでとうございます。なんとも風が強そうですなー。
大天井岳で一息ついて、再びゆるりと常念小屋を目指します。
あの峰を超えたら小屋が見えるかな?を2,3回繰り返し、もういい加減疲れたよー。
って頃にようやく小屋が眼下に現れました。
現れたんですが、そこに映るものに目を疑わずにはいられないのです。
それは同じ色のウェアに身を包んだ未成年の団体が確認できたからなのです。
えーっ、また中学生!?
勘弁してよー。っと思いながら最後の下りをグダグダと。
テンション、ダダ下がりですよ。
常念岳に旅立った団体を確認し、恐る恐る小屋に近づき、小屋番さんから情報を仕入れ、部屋は空いているとの回答にホッとし、せめて夜は寝れますようにと祈りつつ、中学生との的中率100%にうなだれつつも、本日の疲れを癒すべくビール♪
今日は寝ちゃわないぞ!
そういや燕山荘のお弁当食べてなかったな。
ビールのつまみにおこわ(^o^)サイコーです。
飯のあとはお外に出て、槍穂に沈む太陽を眺め、諸々回想。
こういう時間が好きです。
最終日はバスの時間との戦いになりそうなので、早めに就寝し日が昇る前に行動開始です。
まだ明るさの欠片もないガスの中をヘッデンに火を灯し常念岳に進みます。
道があるような無いようなガレ場を進み、猿の群れにオドオドしつつ。
やがて辺りは明るくなり、周囲の山容はガスと雲で見え隠れ。
ガレ場で足を取られないよう慎重に歩みを進め、やっとこさで山頂へ。
さすが百名山。堂々とした良い山でした。
此処から先は蝶ヶ岳方面へ、ガス時々霧雨の天気の中、雷鳥さんにでも出くわさないかなと、残りの行程に名残惜しさ半分、下界で疲れを癒したい心持ち半分で、なんとも言えない楽しさが心に残ります。
休憩を細目に摂りつつも、心の隅っこでバスの時間が気になります。
最悪、別の便に乗り換えるつもりだけど、予約したバスに乗れるに越したことはないので。
そんな訳で、横尾についてからの歩速は尋常じゃない速度で踏破したっす。
徳沢園のソフトクリームは確固にゲットし、おまけとして相方はなんかの虫に腕を刺されました。
とりあえず症状は何も出ず、刺された時の痛みだけで事無きを得たご様子。
高速歩行のお陰で時間にゆとりが出来たので、御朱印の拝受と無事に下山できた感謝をしに、穂高奥宮に寄り道。
寄り道してもバス停についてから食事が出来るくらいのファストラップを叩き出し、最後の締めのビールが体中に染みわたる旨さ!
上高地に名残惜しさを感じつつ、心身共に有意義な北ア縦走でした。
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