暑寒別岳(箸別コース)

2011年08月21日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,041m
• 下り: 1,026m

コースタイム

5:50駐車場-7:50五合目-8:30七合目-9:20頂上-12:20駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

ポストは登山口にあります。登山道は草刈りしてあって大変歩きやすい。

写真

8/21 5:50

いざ出発。最初は「熊出没」の看板はあまり気にしていなかった。

8/21 11:23

まだ新しいのに何者かに激しく傷つけられた2合目の標識

8/21 7:48

この辺りは下羽が真っ赤なベニシタバがあちこちに舞っていた。ベニシタバが昼光性の蛾だとは知らなかった。

8/21 10:27

ま新しい熊の糞を発見!

8/21 8:33

7合目からは森林帯を抜ける。

8/21 8:36

増毛の街が見下ろせた。

8/21 8:36

雨竜町方面。

8/21 8:43

8合目付近。奥のピークはまだ頂上ではない。

8/21 9:24

8/21 9:24

8/21 9:24

3時間半で到着。
雨竜沼コースの人と山頂で出会いました。

8/21 9:33

山頂から少し離れたところに積まれたケルン。

8/21 9:37

8/21 9:46

尾根沿いに下山します。

8/21 10:11

コヒオドシ

撮影機器：

DMC-GF1 Panasonic

感想

natoshi

昨夕、利尻から稚内に戻り、今晩小樽のフェリーに乗って帰る前に、暑寒別岳に登ることにした。
暑寒別岳は200名山と花の100名山であるので期待は大きい。
ただし、時間と体力的に余裕がないので、一番所要時間が短い箸別ルートを選択した。
オロロンラインを真夜中につっ走って駐車場で数時間仮眠して出発。
駐車場から1合目、2合目までの距離が非常に長く感じる。
ほとんど水平移動で標高を稼いでいないせいだろう。
2合目の標識が何者かに痛めつけられていた。熊の仕業か?シカの仕業か?
6合目付近で何か動くものの気配を感じ、一瞬びくついた。
ほどなくして新鮮な熊の糞らしきものを発見。シカの糞とは明らかに違うことぐらいはすぐに分かった。
頂上近くで入山届時点で自分より40分ほど先行していた人の折り返しと出会う。
「6合目のあたりに熊の糞ありましたよね。」と私。
「いいえ、気がつきませんでした。」とその人。
私が下山を開始すると、今度は営林署の2人連れが登ってきた。
「途中熊の糞があったのはお気づきになられましたか。」と営林署の人。
「はい、6合目のあたりで見かけました。と私。
「いえ、数か所にありました。十分気を付けてお戻りください。見通しの悪いところは大声を出すといいです。」
下山中、確かに行きで見かけたところと別のところにも熊の糞を見つけた。
これはつまり自分が通る数十分前と数十分後に熊が登山道に現れてうんこしてたってことか。
ということで見通しの悪いところは森の熊さんを大声で歌いながら下山した。
結局遭遇こそしなかったものの、始終熊の気配に脅かされる北海道らしい登山となった。