宗四郎山・白髪岩・白髪山・赤久縄山 【西上州】
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- GPS
- 24:00
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 614m
- 下り
- 500m
コースタイム
1時間40分
白髪岩=白髪岩登山口発11:50➡白髪岩12:26〜12:32➡登山口着13:20
1時間30分
白髪山=白髪岩登山口発13:40➡白髪山13:52〜57➡登山口着14:10
30分
赤久縄山=北コース登山口発14:40➡赤久縄山14:50〜55➡登山口着15:10
30分
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
当初は長野県佐久地方の信州峠近くの山へ行く予定でした。
奥秩父から群馬県上野村へ抜け、国道299号(12月21日から冬季通行止)を十石峠へ向かっていると、国道には薄っすらと雪が積もり、強風が吹いていました。
標高1000m付近から雪がありましたので、佐久の山は諦め、西上州の未踏の山へ登ることにしました。昨日は冬型の気圧配置が強く、雪面にタイヤの跡はなく、この雪は昨夜降ったものだと分かりました。
朝食はコンビニで調達する予定でしたので国道141号まで下り、佐久穂町のセブンイレブンで済ませ、国道299号を上野村まで戻りました。
宗四郎山は昨年12月、赤岩峠から山吹峠まで縦走した際に立つはずでしたが、六助ノ頭に宗四郎山の山名表示があり、『では、前方の鋭鋒は何という山だろう?』と思いつつも、間違いだとは確信しないまま山吹峠へ下りました。
宗四郎の東側直下には頂上を巻く形で山吹峠への道があり、これを下りました。
もし、この巻き道がなかったら、宗四郎山頂上に立っていたと思います。
その後、六助ノ頭の間違い表示板は撤去されていなければ、今もあるはずです。
国道299号から山吹峠を経て秩父市の中津川林道へ通じる広域基幹林道上野大滝線は、秩父市へは通り抜けできませんが、上野村側は舗装され、12月10日から冬季通行止です。
当日、車道も登山道も雪は全くありませんでした。宗四郎山直下はロープの張られた急斜面で、少しでも雪があれば危険度は高まります。
天気予報どおり、上空はよく晴れていましたが、昨日の荒天からまだ回復し切れてなく、浅間山には雪雲が掛かっていました。
御荷鉾スーパー林道へ上がる車道は幾つかありますが、最もポピュラーな神流町役場近くから塩沢峠へ上がる県道46号(富岡神流線)で行きました。
ホーロク峠の先から未舗装で、車のボデー下部をこすらないよう細心の注意を払って徐行です。地形図1481mで、林道が稜線の南側を走る所で、ごく短い区間のみ舗装されていました。そこからは南側の展望が素晴らしかったです。
御荷鉾スーパー林道はダートですので、車で行く時はタイヤのパンクと腹こすり防止のため、空気圧は高めがお勧めです。
エアリア地図に書かれている白髪岩登山口1台℗は分かりやすく、林道が左へカーブする、尾根の切り通しの右側でした。
登山道は赤破線ですが、実線でも良さそうな明瞭な道です。登山道にも林道にもごくわずかに雪がありましたが、晴天が1〜2日続けば解けてしまいそうな感じでした。
地図には『岩稜、露岩あり』と書かれて、南側が好展望のマークがありますが、これは頂上の手前であり、三角点は雑木林の囲まれ、展望不良です。
岩稜と書かれている点も、岩稜のとても多い西上州ではありふれた岩場です。
ところで、この《原三角測点》目当てに登る人は案外多いようですが、地形図には標高も山名も記されていません。
国土地理院にしてみれば、特筆すべき三角点ではないのでしょう。
スーパー林道沿いで1500mを超える山は、白髪岩・白髪山・赤久縄山の三座だけですから、原三角測点には関心がなくても行ってみると良いと思います。
車に戻り、小腹が空いていたので菓子パンを食し、ついでに白髪山へ。
エアリアにある破線のとおりには法面が上がれず、200mほど南へ行った林道の緩やかなカーブの所にピンクリボンがありました。このカーブにも2〜3台の駐車スペースはあります。
白髪山頂上は地元のトレランコースの最高地点であることを初めて知りました。
赤久縄山は20年前の12月下旬に登ったことがあり、1等三角点の割には当時から展望はいまいちでした。
今回、当初は行く予定はしていませんでしたが、御荷鉾連山の最高峰であり、往復30分もあれば行って来られるので、敬意を込めて寄り道しました。
山地図には”御荷鉾、両神、金峰、富士見える”とありますが、よく見えるのは御荷鉾山だけで、富士山は辛うじて見え、両神山に至っては木の葉の生い茂る時期は全く見えない感じです。
西上州は藪岩魂の大御所が執筆されていますが、ちょっと情報が古すぎるようです。
朝方の強風も収まり、浅間山の雪雲もすっかり消え、日中は快晴でしたが気温は低く、日蔭の雪や霜柱は全く解けていませんでした。
小生の居住地から御荷鉾、浅間、赤城はよく見え、空気の澄み切った冬場は心の奪われる美しさで忘我の境地です。
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