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Yamareco

記録ID: 1318869
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

朝明Pから御在所 根の平周回

2017年11月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:30
距離
12.1km
登り
1,268m
下り
1,252m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:41
休憩
0:50
合計
9:31
距離 12.1km 登り 1,268m 下り 1,271m
7:05
10
スタート地点
7:15
75
8:30
8:32
14
8:46
99
10:25
10:27
57
11:24
11:40
6
11:46
11:47
6
11:53
11:56
63
12:59
13:00
30
13:41
13:42
23
14:05
14:09
0
14:09
14:10
13
14:23
14:25
6
14:31
18
14:49
15:05
24
15:29
15:30
45
16:15
21
16:36
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ハライドから藤内小屋への破線は谷が崩れていて危険
ハライドは雪でした
ハライドは雪でした
ロープウェイの鉄塔から上が雪ですね
ロープウェイの鉄塔から上が雪ですね
御在所山頂は樹氷
1
御在所山頂は樹氷

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25 000地形図(1) 計画書(1) コンパス(1) 笛(1) 筆記具(1) 保険証(1) 雨具(1) 携帯電話(1) ストック(1) タオル(1) 着替え(1) 手袋(1) ヘルメット(1) 防寒着(1) 水(2) 水筒(1) 時計(1) 非常食(1) 無線(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) 車(1) コンロ(1) ガス(1) ツエルト(1)

感想

朝明Pから御在所まで南下した後、県境稜線を行けるところまで北上する計画。
朝起きたら『雪!』
あぁ、今日はボチボチ行こう(^^)

さて、朝明Pを7時にスタートし西山荘前で『このまま行ったら根の平だ!今日はまずハライドへ登るんだったのに・・・』ってことで朝明Pまで引き返す。。
改めてスタートを切り快調にハライドを登っていく。途中から雪が見え始める。風も強く、今日は厳しい戦いになりそうだ。
ハライドまでのコースタイムは1.5時間だが、途中で休憩を挟んだにもかかわらず1時間で登ってしまった。2週続けてロングコースを歩いた成果が如実に現れたようだが、他のメンバーにはきつかったようだ。風が強いので撮影タイムだけ設けてすぐに腰越峠まで下る。
ここから未踏の破線ルートに入る。ほどなくして大きく崩れた谷が現れる。登山道は谷を下れと指示しているがどう見ても厳しい。稜線へ上がって迂回することも考えたがどっちが危険か分からないので、慎重に浮石だらけの谷を下る。しばらくすると道標があり、今度は稜線に向かってテープが付いている。登りきると道標が見えた。なかなかハードなルートである。割谷沿いを下り左岸へ渡渉したあとで思わぬ事故。木の根っこで滑り大きく尻餅をついた拍子にザックが音を立てた。立ち上がって尾根を下り始めたところで右のショルダーハーネスが腰元からビリっと外れた。昨夜仮縫いを済ませた手作りザックだったが、予想以上に脆かった(>_<)
持っていた安全ピンで応急処置を施し落ち着いて周りを見ると何だか雰囲気がおかしい。尾根を一本間違えているようだ。少し登り返して登山道へ復帰。谷をいくつか巻いたところで漸く実線の登山道に乗る。先程までとはうって変わってまるで高速道路の様に整備されている。2週間前に通った道を逆に辿って藤内小屋に到着した時には結構な疲労感が残っていた。実線で1時間10分のルートを2時間も掛けて歩いてきたのだから疲労感もうなずける。みんなには告げなかったが、この時点で『今日は根の平から下山だな』と決める。砦岩経由で中道へ抜けるルートを計画していたが、かなり滑りやすい状態だったので一般道で中道三合目へ抜けた。こんな天気でも中道はそれなりの人が歩いていた。
相変わらずキレットではビクビクしながら通過する人で少し渋滞気味。『この先もっと危険な箇所がありますよ!』と声を掛けたが聞く耳を持たない。ま、そんなもんだろう。
下りてくる人に話を聞くと八合目から上は凍っている箇所があるとのこと。
そして中道最大の難所、八合目手前の鎖場に到着。「やばいやばい」と騒いでる一行から「先に行ってください」と声が掛かる。大きな石の上に載ってみると、凍っていた。足を滑らせたら数百メートル滑落する。左手で鎖を握れるところまで慎重に足を運ぶ。その後クライムダウンで難所を通過し、メンバーが全員通過したところで先程の「やばい」人たちが難所に差し掛かった。鎖場の通過方法を下から指示し、通過しきるのを見守った。時刻は12:30になっていたので『下山はロープウェイがいいと思いますよ(^^)』とアドバイス。「そうします!」との返事を受け取った後、我々はその場を立ち去った。山頂駅に到着したのは13時。三角点はパスしたとしても、ここから朝明Pまではコースタイムで2時間半はかかる。寒さのせいで途中休憩もそこそこに登ってきたので、まずはお昼休憩を取った。
さて、ここからの県境稜線は冷たい風が吹きつける嫌〜なルート設定である。疲労の蓄積から隊のスピードが思うように上がらない。何度も時計を見ては、日没までの時間と現在位置からの必要時間を計算する。
国見岳で『ヘッデン下山を覚悟してください』と告げる。また、『少し時間が余分に掛かるが、滑りやすい根の平への下りを避け、風も弱まるブナ清水経由で帰りましょう。』と提案した。
ブナ清水には15時頃到着。ここまでくればあとは難しくないルートである。みんなの表情も少し和らいだ。そしてもう雪もなくなっていた。
根の平からはよく通っている道だ。『通勤ルートだね(^^)』と冗談も飛び出す。
西山荘前の橋を渡り、舗装路から後ろを振り返った。山は白かった。
秋のガッツリ山行第三弾のつもりが、昨年より一か月近くも早い雪に見舞われ冬山登山訓練になってしまいました。遠くまで遠征する手間も省けたので良かったことにしときましょう。

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