記録ID: 1318996
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ハイキング
近畿
高野山女人道と高野三山周回
2017年11月23日(木) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:30
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 922m
- 下り
- 943m
コースタイム
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
台風災害により橋本から高野山駅までは代替直行バスを利用(めっちゃ遠かった) |
コース状況/ 危険箇所等 |
高野女人道の道標が多数設置され、山の中は迷う危険なし、街中から山に入るところがいくつかわかりにくい箇所があった。 |
その他周辺情報 | 要所に売店、自販機、トイレあり |
写真
感想
出張中にほっこり空いた休日。軽装で高野山に向かう。1200年前に開かれた信仰の町。結界の外側から祈りを届けた女たちの気持ちに少し寄り添いたくて、高野七口を結ぶ女人道を歩く。
道標も山道もしっかり整備されているが、山の装備は雨具しかなくて、履きなれないスニーカーが辛い。
雨はやんでガスガスの幻想的な山道を歩く。民家の横を通る道。また山に入り峠を越えて山頂を越えて。
中の橋から奥の院へ向かう道は大勢の観光客でごった返していた。ツアー客に紛れて解説を盗み聞きしながらお参りして。奥の院の杉の巨木と苔むした墓標は圧倒的な信仰世界。
そして高野三山へ向かうとまたひとり。稜線は風が強く吹いていた。寒い。何度もアップダウンを繰り返し、展望のない摩尼山、楊柳山、転軸山を越えてぐるっと不動口女人堂まで戻ると、じんわり達成感が湧いてきた。
まだ時間はたくさんあるので金剛峯寺へ。金剛峯寺の接待の広間で、この日初めて腰を下ろした。スニーカーを脱いだ足が痛い。やっぱりハンワグは偉かったと思い知る。ふんわりした甘いおせんべいとあったかい緑茶。和尚さんの講話が心と体に染みて、この世界がずっと続けばいいななんて思った。
すこし晴れて夕暮れの近づく高野山の街を、しばらく歩いてから、橋下に戻るバスに乗り込む。ガラガラで寒い車内からみえた、遠い山の端を照らす夕陽がとても綺麗だった。
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